アダムが死んだ英霊記念日の夜遅く。ホテルのバーでハリーはロスに、ロシアの作戦を暴きカチモフに復讐したいと告げる。
翌日JIC(合同情報委員会)に出向いたハリーは、クレムリンがロンドンのアルカイダと繋がっているとしてロシアの上級スパイの追求を直訴。しかしJIC側はMI5の私怨のために動くわけはいかないと言ってハリーの訴えを却下する。それでもカチモフの計画を探りロシア側の協力者も暴こうと、ロスを新たなセクションチーフに任命する。
その頃ルーカスはカチモフに「ハリーがあんたを探っている」と電話をしていた。
マルコムはGCHQが周波数スキャンで以上を検出し、英国の海に未確認のロシアの潜水艦がいる可能性があることをハリーに伝える。ハリーたちはFSB情報員の中で利用できそうな人物を探し、ロシアの石油会社クリスタス・オイルの英駐在員で将来のロシア大統領候補といわれているベレツキーという男に目を付ける。美術品収集のために不正行為もしている彼の自宅からルーベンスの絵を持ち出し、ロスは12年前に美術館から盗まれたその絵の出所を明かされたくなければロシアの潜水艦の目的を話せと彼を脅す。ベレツキーはFSBの隠れ家に暗号化された通信があり、会社のサーバをダウンさせるよう命じられていたと言う。潜水艦は海底の光ケーブルを狙い大規模なサイバー攻撃を仕掛けようとしているらしい。しかしケーブルは無数にあり、ロシアがどのケーブルを狙っているのかを特定するのは困難だった。
カチモフとの連絡係としてルーカスの前に現れたのは、彼の元妻エリザベータだった。彼女は結婚前からFSBの協力者だったと打ち明け、MI5が暗号化されたロシアの通信を解読したかどうか探るようルーカスに指示。隠れ家に戻ったルーカスはマルコムのコンピュータ画面の内容を書き出しエリザベータにそれを渡しに行く。
一方ハリーはロシア側の攻撃を防ぐためカチモフと親しいルーカスを使うことにする。しかし彼が二重スパイである可能性を払拭できずにいたロスはルーカスの隠れ家を調べ、彼が裏切っていた証拠を見つける。
以下ネタバレ&感想
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