NIP/TUCK S5-#20 ブディ・サブリ
胸の再形成手術も上手くいきクリスチャンはガンを完全に克服したと思っていたが、担当医からガンがリンパ節に転移し余命半年であると告げられる。しかしジェナにコラーゲン注射をしたことを知ったショーンは怒ってクリスチャンの話を聞こうとしない。残りの人生を孤独に過ごしたくないクリスチャンはマイアミへ行きリズにプロポーズし、リズはクリニックに戻ってくることになる。
クリニックでは免疫不全で身体に樹木化した角質ができてしまった患者の手術を引き受けることになる。患者のブディはこのような身体になっても人生に対する希望を持ち続けている青年だった。手術をして自分の足で歩けるようになり、自分でテレビのチャンネルを変えられるという小さなことにも喜びを感じる。一度は自殺を考えクリニックの薬を盗んだクリスチャンだったが、そんな彼の姿を見て自殺を思いとどまる。
しかし棚から薬が無くなっていることに気付いたリズは、その時になって初めてクリスチャンからガンの転移のことを聞かされ、「自分を看取らせるためにプロポーズしたのか」と怒って指輪を返してしまう。やはり自分は孤独に死んでいく運命なのかと言うクリスチャンに、全てを聞かされたショーンは「結婚なんかしなくても、おまえは孤独じゃない」と言う。
そのショーンはテディに振り回され、ついにはネイティブアメリカンの怪しげなお茶を飲まされて翌日は手術ができないほど体調が悪くなってしまう始末。彼女のような生き方は魅力的ではあるけれど、それは本当の自分じゃない。ショーンはテディと別れることを決める。
前回はエイダンの脚本に笑いまくったけど、今回はもうヤバいくらい泣いてしまいました。クリスチャンが死んじゃうなんて絶対イヤだよーー!!!!! N/Tは大好きなドラマだけど、まさかここまで彼らに深く感情移入していたとは、自分でも驚きでした。まあ死なないとは思うけどさ^^; ヒル先生と同じくらいこの人たちのこと好きかもしれない…って気付いたエピソードでした。
常に愛情を求めてきたクリスチャンにとって、本当にそれを与えてくれるのはショーンとリズだと思うし。だからリズも最終的には彼と結婚することを決めたんだと思う。クリスチャンには自分がついてなくちゃ駄目なんだってわかってる、だからこそ彼が困ったときだけ甘えてくるのも承知の上で受け入れられる。そこはショーンも同じだよね。これこそ愛ですー(涙)
ショーンは結局またテディと寄りを戻したみたいだけど、クリスチャンの姿を見てやっぱり人生楽しまなきゃって思ったのかな。
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