November 28, 2016

新米刑事モースCase12 「森の怪物」

 デンマークからの留学生イングリッドが行方不明となる。授業のあと友人たちとパブへ行った彼女は、財布を忘れたと言って店を出たまま戻らなかったらしい。彼女と親しかったフィリップによると、授業中彼女に電話がかかってきていたという。学校のある通りで数年前に女性が襲われる事件があり、被害者の女性とイングリッドが同じ公園を通り道としていたことから警察は関連を調べ始める。パブの近くで彼女が車に乗るのを見たという目撃者がおり、その車の持ち主に話を聞くと、彼は財布を忘れてバス代が無いイングリッドをホワイトウッズの近くまで乗せて送ったと話す。
 同じ日、川で青年が行方不明となり彼のものと思われる切断された腕が発見される。内務省の病理医は溺死して船のスクリューに巻き込まれたと言うが、のちにデブリンの見立てで大型の獣に食いちぎられたことがわかる。
 川の下流にあるホワイトウッズではバードウォッチングに出掛けた男性が姿を消していた。ホワイトウッズを捜索したモースは森の中でイングリッドのものと思われる靴を見つけ、その先で誰かがバードウォッチングをしていた形跡と切り裂かれたテントを発見する。

 事件はいずれもモートメイン伯爵家の邸宅クレヴコ・ホールの敷地周辺で起きていた。クレヴコの近くの民家で飼い犬と山羊が襲われ、失踪した被害者たちの遺体が発見されないままだった。事件はホワイトウッズに棲む大型の肉食獣によるものか、もしくはそれを装った人間によるものなのか?

以下ネタバレ感想

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March 14, 2011

ルイス&ハサウェイ考、反撃のレスキュー後日談、Red Riding 1974

 ちょっと気持ちも落ち着いてきたので、書きたかったことをまとめてアップします。内容はタイトルのまんまですが(笑) ルイス警部、反撃のレスキュー・ミッション、それと先日見たイギリスドラマ「Red Riding 1974」について順番に。ちょっと長いですがお付き合いください^^;

 チャンネル銀河での放送が一段落して、ますますルイスとハサウェイへの想いが募る今日この頃。
 特に、ハサウェイがルイスの妻をひき逃げした犯人を突き止めた「シェークスピア殺人事件」の、あのセリフが頭から離れません。犯人がわかってもそれをすぐルイスに話さなかった理由を「話せば警部は彼を殴るでしょう。自分ならそうします」と言うハサウェイに、ルイスが「そんな事は起こりえない。なぜならその前に君が止める!」のやり取り。このルイスのセリフが本当にドンピシャ! 二人の信頼関係を表すのにこれほど完璧なセリフは無いって思えちゃう。
 ハサウェイは絶対ルイスを止めるはずです。もしルイスが殴ってしまったらそれは警官として大きな問題になるわけだから。止めるふりをしてそれとなくルイスに殴らせるのはもっと最悪。これだと傍目には止めに入ったハサウェイは正しくてルイスだけが悪いってことになっちゃうからね。
 これが他のドラマだったら、止めるふりをして殴らせるっていうのもありでしょう。でも「ルイス警部」はそういうドラマじゃない。現実がいかに厳しく、不可思議でありながら時として驚くほど平凡で単純だということが描かれるドラマなんです。ルイスの妻の死に何の理由もなかったように。
 もしルイスが殴ってしまったとしたら、たとえば今後ルイスが捜査を担当したすべての事件の裁判で、弁護士は彼が妻をひき逃げした犯人を殴った事を引き合いに出し「そのような刑事の捜査は信頼できない」とネチネチと言ってくるようになり(←弁護士や検事はそういうものだということをCriminal Justiceで嫌というほど学びました) ルイスに事件の捜査をさせる=裁判で不利になる、そうなればイノセントだってルイスを閑職に回さざるを得なくなるし、ハサウェイはルイスを止めなかった自分を許せず警官辞めて出家しちゃうかもしれません(笑)
 だからこの場合、ハサウェイは“ルイスを殴ってでも”止めるはずなのです。
 もちろん、後々のことまで考えて行動するベテランのルイスが犯人を殴るなんてことするはずがないし、実際そうしなかった。ハサウェイはタバコはポイ捨てするし、「自分だったら相手を殴る」かもしれないけど、それと同じことを絶対にルイスにはさせない。それをルイスはちゃんとわかってるのに、ハサウェイ本人が気付いてない。彼はルイスにどれほど信頼されているのか常に不安に思ってる。だから「君は私のことだけじゃなく自分のこともわかってない」っていう言葉が出てきたわけで、それは犯人をすぐ教えなかったハサウェイを責めているのではなく「信頼されていることに気付け」っていう意味だってことがわかる。ハサウェイもここでようやく不安がぬぐい去れたのかも。次のエピソードで二人の関係に安定感があったのがその証拠じゃないのかな。
 もちろん、これはあくまで私の解釈にすぎないわけだけど。セリフひとつでもこうしてじっくり考えてみると実に奥深くて面白いですね。

 さて次は「反撃のレスキュー・ミッション」その後。といってもS2情報ではありません^^;
 リチャード・アーミテージが目当てで楽しみにいていたこのドラマですが、ハマっちゃったのは彼が演じるポーターよりアンドリュー・リンカーンのコリンソンの方(←よくあることです) 彼はイギリスの俳優さんだけどThe Walking Deadでしかまともに見たことなかった。それもそのはず、私好みのクライム系作品には出てないんだよね。そういえば前にLaLaで放送してた「嵐が丘」で見かけたなぁ…あの時初めて「ああ、イギリスの俳優さんなんだっけ」と実感した(笑) でもダンスの練習してるシーンだけ見て寝ちゃった…最後まで見たかったけどすでに真夜中だったんで^^;
 で、コリンソンにハマったのでゾンビドラマの再放送をつい見てしまったんだけど、なぜか全然ときめかなかった……リックってステイブラーの南部男版みたいで結構好きなキャラのはずなんだけどなぁ。もっともゾンビの内臓を体に巻き付けてる姿にときめく方が無理か(苦笑) やっぱり私はコリンソンが好きなんだとわかりました(←俳優さんよりキャラクターに惚れる典型) 自分のしてしまったことを誰にも打ち明けられず一人で抱えこんでしまう人……あ、ルイス&ハサウェイとおんなじじゃん。なんかすごく納得(爆)

 最後に、先日見たドラマ「The Red Riding」の感想を。イギリスChannel4で放送されたクライム・スリラー作品で、1974年、80年、83年が舞台の三部作。とりあえず1974だけ見てみました。「Life on Mars悪版」みたいな代名詞をつけられてたんですが…………これは……暗い……(T T)
 事業のために悪どいことをしてきた実業家、買収されて言いなりの腐敗した警察、それを暴こうとする記者への容赦ない制裁。見ていてまるで自分がサム・タイラーになったかのような気分でした。LOMよりむしろこちらの方が、あの時代をリアルに描いてるといえるでしょうね。
 話もすごいんですが、もっとすごいのがヨークシャー訛り。ショーン・ビーンもウォーレン・クラークも、シャープやおデブ警視の時よりさらに強烈な訛りで話してるし、特に編集長の喋ってることなんかほとんど理解不能(しかも英語字幕なし) WITBやタガートも最初の頃はキツかったけど、正直ここまで訛りで苦労したドラマは初めてです。もちろん、そこがこのドラマによりリアリティを持たせてるわけで、これはやはりChannel4だからこそできたっていう感じ。最初から幅広いマーケットを視野に入れてるBBCだったら、あの強烈な訛りは絶対上からダメ出しされると思う^^;
 ショーン・ビーンのお腹がおデブ警視と大差ないのがショックでした……シャープのイメージが完全に崩壊。もちろん役作りだとは思うけど\(;゚∇゚)/

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February 26, 2011

ルイス警部 #12「甦った伝説のロッカー」

 '60年代の人気ロックバンド“ミッドナイト・アディクション”のボーカルで35年前に入水自殺したエスメが、元メンバー・リッチーの前に突然姿を現した。近くの教会がリッチーが日曜に狩猟をしていると警察に苦情を言ってきたことで彼の屋敷を訪れたルイスとハサウェイは、かつてのメンバーやマネージャーがオックスフォードに集まり、バンド再結成に向けて動き出していることを知る。
 同じ頃、養護施設で暮らすルーカスという少年の遺体が森で発見される。彼は別の場所で執拗に車に轢かれて殺されており、ルイスは彼の体に付いた錆び止めの塗料がリッチーの屋敷の門と同じ物だと気付く。
 その後、バンドスタッフのボーンやライナーノーツを依頼された大学教授ウィーラーが相次いで殺される。ルイスはルーカスも含めた三件の殺人には関連があると考えるが、それらの共通点がはっきりしなかった。

以下、感想&ロケ地情報&くだらない情報など
*ネタバレあり*

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February 14, 2011

ルイス警部 #11「許されざる嘘」

 ついにツイッターのプロフィールでまでルイスとハサウェイに夢中だと公言してしまったワタクシ(笑)
 そして「腐れ縁コンビ」を公言した二人に、今回はどんな事件が待っているのでしょう…。

 ある男性が自宅の浴槽で溺死させられた。彼の名はスティーブン・マランで、3年前に無神論者のトム・ラッテンベリーを殺そうとして彼の車に突っ込んで事故を起こし服役していた。しかしその時車に乗っていたのはトムの娘ジェシカ。彼女は脊椎を損傷して脚が不自由になり、以来辛いリハビリを強いられる生活を続けていた。
 念のため行われたDNA鑑定で、殺されたのはマランではなくマリファナによる逮捕歴のある同居人アレックス・ハドリーだったことが判明する。マランとハドリーは互いに名前を交換して生活していたらしい。本物のマランは遺体確認以来姿を消していたが、ある晩ルイスの自宅に現れる。人妻と不倫しているのが相手の夫にばれたハドリーはカモフラージュのために名前の交換を持ちかけ、マランは前科を忘れ人生を新しくやり直すためにそれを受け入れたという。しかしその供述を取ると言うルイスに、マランは一日だけ待ってほしいと言ってその場を去ってしまう。
 その後、ジェシカのバースデーパーティーの最中、庭でマランが殺される。ジェシカの家族は彼がジェシカを襲おうとしていたのではないかと考えていた。

以下、超ネタバレ
(また無駄に長い)

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February 07, 2011

ルイス警部 #10「シェークスピア殺人事件」

もうルイスとハサウェイほんと大好き!!!!!

今までに見たイギリスの刑事コンビの中で絶対一番好き!!!!!!

…こんな感じで続くので以下隠します(爆)

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January 26, 2011

ルイス警部 #8「名士たちの秘密」

 スカッシュの最中に腰を痛めハサウェイに付き添われて病院へ行ったルイスは、娘が誘拐されレイプされたという父親ドネリーに遭遇する。女子高生のベアトリスは学校帰りに父親からメールで呼び出され、待ち合わせの場所にあったシャンパンを飲んで意識を失ったというが、ドネリーは携帯メールを扱えないアナログ人間。誰かが彼になりすましてベアトリスを呼び出した可能性が高かった。
 ベアトリスが飲まされた睡眠薬の処方履歴を調べ、彼女の学校の職員クーパーが容疑者として浮かぶ。しかし彼は3人の知人と自宅で食事をしており、知人たちの証言でアリバイが証明された。
 ところが翌日、クーパーは絞殺体で発見され、鑑識の調べでベアトリスをレイプしたのが彼だったことが証明される。地元の名士である彼の知人たちはなぜクーパーと食事をしたと嘘の供述をしたのか。

以下くだらない感想(笑)

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January 17, 2011

ルイス警部 #7「業火の祈り」

 ルイス&ハサウェイが帰ってきた〜〜!
(正確には新シリーズではなくS2の第3話なんだけどね^^;)

 ある晩、聖マークス教会でウィルという青年が頭を撃って自殺した。翌朝現場を見たハサウェイはひどく動揺する。自殺したウィルはハサウェイの少年時代の親友だったのだ。
 祭壇にはウィルと元恋人フィアドルカが一緒に写った写真が置かれ、「学びの園」という団体の紙切れが残されていた。教会のキング神父はフィアドルカのことを「問題児だった」と語る。
 ウィルはゲイだったが、最近はゾーイというガールフレンドと付き合っていた。しかし彼女とは6週間で破局し、その後は友人として信頼関係を築いていたらしい。
 その後、学びの園の主催者たちが次々と殺される。現場には「Life Born of Fire(炎に生まれる命)」というメッセージが残され、犯人のものらしき指紋やDNAは数年前から消息不明になっているフィアドルカのものだったが、旧友たちの中に最近彼を見かけたという者は一人もいなかった。
 一方ルイスは、親友だったハサウェイとウィルが疎遠になり、神学校時代に再会し、その後ウィルが荒れ始めたのとハサウェイが聖職を辞めたのが同じ時期だったことを不審に思い始める。

以下超ネタバレ&感想

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October 21, 2010

ルイス警部 #3「同窓生の裏切り」

 その前に嬉しいニュース!
 見たいと思っていたクライムドラマ「Luther」が来年早々AXNミステリーで放送されるそうです。うおーーすんごい楽しみ!!!!! (*゚∀゚)=3 ムッハー!!

 では本題。今回はオックスフォードなのにジョーディーネタが炸裂でした(爆)

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October 08, 2010

ルイス警部 #1「数学殺人事件」

 モースファンなら誰もが待ち望んでいた「Lewis」がいよいよチャンネル銀河で放送開始。

 オックスフォードの女子大生リーガンが、睡眠研究所の一室で被験中に頭を撃たれて殺されていた。事件発生と同じ頃に男性が通用口から入ってくるのが監視カメラに映っており、ドアを開ける際、リーガンの恋人だった学生ダニーのパスワードが使われていたことがわかるが、彼にはアリバイがあった。ヴァージン諸島から帰国し、上司から新人刑事の教育係にと言われたルイスだったが、あくまで現場での仕事にこだわる彼はハサウェイ部長刑事とともにこの事件の捜査にあたる。
 ダニーはまだ少年だった頃、家族の車に細工をして事故を起こそうとしたことがあった。当時その件を担当したのがモースで、ルイスは彼が残した捜査資料の中から事件解決のヒントを掴んでいく。

以下ネタバレ感想

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