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「オスマン帝国外伝」と「ANNE」

 観たいドラマがたくさんあるのに追いつけない…オスマン帝国外伝が始まったら毎日やっつけていかないと大変なことになるのはわかっているのに、加えて始まったトルコドラマ「ANNE」も毎日1話ずつ配信。しかもオスマン帝国のフィルーゼと2代目ヒュッレムの女優さんが出ているとなれば観たくなってしまうのも無理はなく^^;
 とりあえずその前にイギリスのドラマ2本を視聴しといたんですが、その感想はまた後日にして、今回はこちらのトルコドラマ2本の感想をさらっと書いときたいと思います。


オスマン帝国外伝 S4-#30「父子の誓い」まで

 御前会議の様子を隠し部屋で盗み聴きしていたことがバレてスレイマンの逆鱗に触れたヒュッレムは、バヤジトのいるキュタフヤへ事実上の追放に。でもイブラヒムとハティジェの娘フーリジハンが隠れてそこでバヤジトと会っていることを知るとブチキレ。でもフーリジハンはヒュッレムの脅しには一歩も引かないし負けません。この世の災厄はすべてムスタファのせい!って責任転嫁でどんどん醜くなっていくヒュッレムと対照的に、フーリジハンの凛とした姿は本当に美しい。

 アマスヤでのアンケートの結果「ムスタファ皇子大好き! 彼を次期皇帝に!」の意見が圧倒的大多数だったことで、リュステムは「ムスタファが自分を皇帝と呼ばせてる」とスレイマンに耳打ち。そんなムスタファにスレイマンは「傲慢になるなよ」ってお手紙とともに上質のカフタンを贈るんだけど、その襟には毒が仕込まれていた。父親が自分を殺そうとしていると思ったムスタファは兵を連れて帝都へ向かう。これを反乱だとみなしムスタファを殺す絶好の機会って思うリュステム。でもムスタファは襟に毒を仕込まれて死ぬなんていう殺され方ではなく、自分から命を差し出すためにやってきたのでした。
 それを知ったスレイマンは、自分が息子を殺すことは絶対にないとムスタファに誓います。でもイブラヒムの時もそんなこと言ってたからアテにならないのは目に見えてるし(苦笑)

 いつもムスタファお兄ちゃんの味方の末っ子ジハンギル。今回も毒が盛られたのは宮殿の中で、内部に反逆者がいるって証言するつもりが、ミフリマーフに「お母さんの立場を悪くするつもり?」って言われて証言を撤回(ってかあやふやに) まああんなヒュッレムでもやっぱりお母さんだしどっちも守りたいって思うのは仕方ないよね。
 そんなジハンギルをけして責めないムスタファ兄ちゃん…ミフリマーフも母親を守りたいと思いつつも、バカな酔いどれ弟セリムよりムスタファお兄ちゃんに皇帝になってほしいって内心思ってるかも。てかリュステムが夫じゃなかったら確実にヒュッレムよりムスタファにつくよね彼女は(笑) そもそもリュステムの地位を守ってやるのは彼に何かあったら自分の権威に傷が付くからだもんね。
 そういった点でミフリマーフをリュステムと結婚させたのはヒュッレムにとって得ではあったけど、スレイマンからはもう二度と信頼できないと言い放たれ、またしてもムスタファ殺しに熱心に…大いなる勘違いと責任転嫁もここまでくると救いようがないです^^; 盗み聴きの件で本当なら斬首でもおかしくないのに(てか会えないなら死ぬ方がマシみたいなこと言ってたが)スレイマンの中にムヒッビーがいる限りそれは絶対無いんだろうな。
 結局、この世の災いはヒュッレムでももちろんムスタファのせいでもなく、全部ムヒッビーのせいだと私の中では結論づけられました(笑)


ANNE (MOTHER)

 7歳のメレクは家庭で虐待を受けながらも、周囲にはそれを隠し明るく振る舞う少女だった。臨時教師として彼女の担任になったゼイネプは、メレクが夜遅くに一人でモスクにいる姿を見かける。その頃メレクがいつも身体に傷やアザがあり親から虐待を受けているのではと学校でも問題になっていたが、証拠がないため教師たちは手の打ちようがなかった。
 間もなくゼイネプは念願だった渡り鳥の研究チームに入ることが決まって教師を辞めることになる。街を離れる前、メレクの忘れ物のノートを届けに彼女の自宅へ行くと、ゼイネプはゴミ袋に入れられ道に捨てられたメレクを発見する。彼女はメレクを自宅に連れて帰り、メレクの死亡を装って二人で逃げることを決意する。

 港でメレクが海に落ちたと思わせることに成功した二人はイスタンブールに向かった。メレクはトゥルナと呼び名を変え、二人は母娘としてここで新しい生活を始めようとする。しかし荷物が置き引きにあったゼイネプは所持金全てを失い、実家の養母ジャヒデに借りたお金でホテル暮らしをしながら職探しを始める。
 そんな二人と偶然出会い、親身になってくれる女性ギョニュル。彼女はゼイネプの実の母親で、ジャヒデからはゼイネプに近付かないよう釘を刺されていたが、新聞の記事を見てトゥルナが失踪したメレクだと気付いた彼女は二人のために力になると決意する。

 メレクの失踪はニュースで報じられ、警察の目から逃れる日々を送る二人。メレクが熱を出しても面倒を見る人がいないことで、ゼイネプはギョニュルに言われて実家に戻ることにするけど、母親と妹たちは彼女に隠し子がいた(本当は違うけど)ことに戸惑いを隠せない。だけど養女といえども実の子のようにゼイネプを大切にしてきたジャヒデは、それを受け入れ、孫としてメレクを可愛がってくれます。

 もう1話目を観た時からメレクが本当に可哀想で可哀想で、やっぱりお母さんのことが大好きだし明るく振る舞うんだけど、モスクから良い家庭に引き取られて幸せになった子の記事を大切に持ってるところとか涙が止まりませんでした😭
 それにメレクが大切にしてるウサギ、もう最初から嫌な予感しかしてなかったけど、案の定巻き込まれて天国に行ってしまったし。最初の2話は観てて本当に辛すぎて、ここまで辛くてメンタルに来るのはフランスのドラマ「スパイラル」以来かもって思った。でもゼイネプが彼女の母親になる覚悟をして、メレクも彼女の娘として生きるんだって決意したところからは、頑張れー!って応援する気持ちで観ています。
 元々は日本のドラマのリメイクだそうですが、日本のオリジナル版はあまり興味ないし観る気はない(ついでにその時間もない)ので、比較とかはできなそうです😅

 メレクの失踪事件を追い二人を執拗に付け回す記者アリ、気持ち悪い! メレクを言葉たくみに誘導して事実を話させようとするけど、子供にそうゆうことすんなよ!って本気で思った。
 それを言ったらメレクの母親シューレの恋人ジェンギズのメレクに対する虐待なんてもっとひどい。そもそもシューレはなんでこんな男と一緒にいるわけ? ヒモに住み着かれて困ってんのかと思いきや、捨てないで出て行かないでって懇願するってことは好きだから一緒にいるってことでしょ。自分の子供に対する虐待を許してまでも一緒にいたいと思うあいつの魅力って何なんだ(苦笑)
 でもジェンギズ役の俳優さん、絶対好感度下がるし嫌われるの承知でこの役引き受けるのすごいよなぁって、そう思ったらなぜかジェンギズがあんまり嫌いじゃなくなった(笑)

 ゼイネプ役の女優さんは「オスマン帝国外伝」でスレイマンのお気に入りの一人フィルーゼを演じてました。フィルーゼといえばヒュッレムの敵としては珍しくかっこいい去り方をしたキャラクターでしたね(実はスパイだった、っていう)
 そんでゼイネプの実母ギョニュルを演じてるのが現在2代目ヒュッレム役のヴァーリデ・ペルチンさん。毎日両方のドラマで違う役を見てるわけだけど、本当に同じ人と思えないくらい雰囲気が違う! 時代も役柄も違うから当然といえば当然だけど、素敵な女優さんなのに陰謀をめぐらせてるヒュッレムの表情はすごく醜くて、でもメレクを見つめるギョニュルの眼差しは本当に優しくて温かい、この違いはやはり演技力なんだろうなぁ。


 トルコのドラマといえば他にも、現代イスタンブールで不死者のイブラヒムが見れる「ラスト・プロテクター」がS3、金髪クールなハティジェの「ミア・ザ・ヴァンパイア」がまだ1話目で視聴中断中なんだけど、これに加えて考古学者ムスタファ兄ちゃんの「アティエ」S2も配信が始まってしまって、当分はトルコドラマだけでいっぱいいっぱいになりそう💦 ここにどうイギリスのドラマ(新米ヴァランダーとかクリミナルS2とか)をぶち込んでいけるか、うまくスケジュール調整したいところです。でもアティエはムスタファロスに備えてしばらくとっておこうかなーとか思ったり。
 そういえばムスタファ兄ちゃんのロマンス映画はモタモタしてるうちに配信が終わっちゃってとても悲しい…またいつか観れる時が来るといいな。

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11月のドラマの感想まとめ

 今月は時間に余裕があったため、ドラマをじっくり楽しむことができました。
 ここで個別に感想をアップしている作品は別として、その他に視聴していたドラマの感想をまとめて書いておきます。


「オスマン帝国外伝」

 シーズン3に入ってから毎日1話ずつ順調に視聴を続けています。
 シャーたちを襲ったことでエディルネに追放されたヒュッレム。だけどスレイマンへの愛の囁きでまたしても帝都に戻ってきます。まあ、いつも通りだからわかってたけど(笑)
 だけどヒュッレムが帝都を離れている間にチョバンが痛風、アヤスも黒死病でこの世を去り、ついにヒュッレムの手先は御前会議から姿を決してしまいます。おまけにシャーからヒュッレムの命と引き換えに御前会議入りの後押しという取引を持ちかけられたリュステムは、これを逆手に取ってヒュッレムにミフリマーフを嫁にと所望。ヒュッレムも今までのリュステムのやり口から、彼がいつでも自分を殺せることはわかってるだろうから、なんとかミフリマーフとの結婚を実現させるしかないよね。シャーとヒュッレムのどちらについても得するように立ち回った点がリュステムとニギャールの大きいな違いですね。
 ミフリマーフも、マルコチョールは自分との身分の違いに遠慮してるだけっていう妄想はいい加減やめなさい(苦笑) スレイマンに愛されてるヒュッレムを見て育ったもんだから自分もそういう結婚ができるって思いこんでたのかな。だけど皇族として生まれた以上は政略結婚も義務のうちって思わなきゃダメだよね、可哀想とは思うけど。
 マニサにいるムスタファが許可なく造船所を再開したことを知ったスレイマンは、ムスタファのまたもや勝手な行動に激怒。だけどムスタファは遠征中のスレイマンにちゃんと書簡を送ってました。その手紙を隠したのはもちろんリュステムだけど、調べが入ればいずれバレることなのに、リュステムのことだからまたしてもあの手この手でうまく逃げおおせるんだろうな。


「パラノイド」

 ネトフリで配信してるイギリスのドラマ。ロバート・グレニスターさんが出てるとなれば観るしかありません。
 公園で子供を遊ばせていた女性が刺殺される。警察は近くに住む統合失調症の男を容疑者と見るが、彼が犯人だという証拠は何もない。
 1話だけ見た限りではいわゆる普通の殺人事件捜査ものって印象だったんだけど、捜査が進むにつれドイツの世界的製薬会社の治験とか何やら色々絡んで話がどんどん話が大掛かりになってきて、途中でちょっとわからなくなった…^^;
 でも久しぶりに見たロバート兄さんはちょっと依存症っぽい刑事役で、「フロスト警部」のリードを彷彿とさせてくれました。もっともリードの方がもうちょっと冷静なキャラだったけど。


「ハンドメイズ・テイル」

 全話一気に配信される他のドラマと違って、週1話ずつだからこそ地道に視聴を続けてこられたこのドラマ。だけどシーズン3の10話目を最後に、ついにリタイアすることにしました。
 個人的にはS2からずっとジューンとセリーナの関係に注目して楽しんできてたんだけど、カナダへ連れ出すことに成功したニコールをめぐってついに二人の間に亀裂が。ニコールと再会したことで、やっぱりどうしても手元で育てたいと願うセリーナに、ジューンは「子供に対する愛をわかってない」みたいに言うけど、じゃああんたがオブマシューに対してやったイジメは何なのさ? オブマシューのやったことは確かに許せないかもしれないけど、彼女だって誰かの娘で、彼女の身を案じる母親がいるわけでしょ(生死は別として) その親がオブマシューがあんなイジメにあってるって知ったらどう思うかってとこまで考えが及ばずに「親の愛をわかってない」なんてよく言えたもんだと、正直呆れてしまった。結局自分のエゴだけなんだなって思ったら、急激にこのドラマに対する愛情も失せてしまいました(苦笑)


「フラーハウス」

 高校生の頃大好きだった「フルハウス」の続編!
 消防士の夫を亡くし実家で暮らすDJの3人の息子の子育てを手伝うため、ロンドンにいた妹ステフと、イベント会社を経営してる親友キミーがタナー家で暮らすことになる。でもステフは無職でずっと家にいるし、キミーの婚約者フェルナンドと娘のラモーナも同居することになって、一家は相変わらずの大騒ぎです(笑)
 みんなにそろそろ新しい相手を見つけるべきと言われたDJ は、かつての恋人スティーブと、一緒に動物病院を切り盛りするパートナーのマットとの間で揺れ動きます。どちらかを選ぶと決めたDJだけど、その間に二人にはそれぞれ彼女ができてしまいました^^;
 結局、新しい彼女と別れたマットを選んだDJ。それに対してスティーブは今の恋人と結婚する決意をします。二人に恋人ができなければ本当はスティーブを選ぶつもりだったDJは、複雑な気持ちを抱えつつもスティーブを応援。でもさ、マットもイケメンで明るくて面白いキャラだけど、やっぱDJにはスティーブしかいないよね。
 フルハウスの頃ステフとキミーが大好きだった私としては、二人の相変わらずの毒々しい掛け合いがまた見れて本当に嬉しい!(笑) さらにキミーの婚約者フェルナンドのぶっ飛んだキャラが最高です。私が本格的に海外ドラマに夢中になるきっかけになった作品のひとつだもん、これからも続いてほしいな!

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オスマン帝国外伝S3 62話「イブラヒムの遺産」まで

 毎シーズンのことなんだけど、「オスマン帝国外伝」と「ハンドメイズ・テイル」が同じ時期に配信されるため、こいつらが始まるとどうしてもかかりきりになってしまうというのが悩みの種。もちろん嬉しい悩みではあるのだけど^^;
 でも最近は合間をぬってNetflixで「デリー・ガールズ」も視聴してて、本当は3作品の感想を書こうかと思ったんですが、やっぱりオスマン帝国は言いたいことが多くなってしまうので今回はこのドラマのみの感想で。

 イブラヒムが処刑されたショックから立ち直れずにいるハティジェに、スレイマンはしばらくマニサで過ごすようすすめる。でもそれはハティジェのためというより、兄弟同然の親友イブラヒムを処刑した罪悪感から逃れるためでもあった。
 時が過ぎてハティジェが帝都に戻ってくると、イブラヒムと暮らした自分の屋敷はすっかりシャーに乗っ取られた状態。ヒュッレム暗殺のためにファーリエと名を変え宮廷に送り込まれたマヒデブランの腹心ディアナも、時期を待てというシャーの命令で暗殺を実行できずじまい。そこでハティジェは呪術師を雇ってヒュッレムに呪いをかけさせる。

 呪いをかけられたことを知ったヒュッレムはそれによって悪夢にうなされ、乱心しハティジェに殴りかかって半殺し状態に。彼女の手下によって森に置き去りにされたハティジェはその後自力で宮殿に戻ってくるが、事件に加担した者は全てヒュッレムに買収されていたため、ヒュッレムにやられたというハティジェの言葉を証明するすべはなかった。
 ヒュッレムへの復讐を誓うハティジェは、ヒュッレム以上の大金を使って周囲の人間を買収しようとし、シャーにイブラヒムの隠し財産があることを明かす。しかし帝国に帰属されるべきであるイブラヒムの遺産が少ないことに気付いたリュステムが隠し財産の存在を嗅ぎつけ、臣下たちはその捜索を続けていた。
 その矢先、イブラヒムの遺品が市場で競売にかけられていることを知ったハティジェがそれらを自分で買い取ったことで、隠し財産が彼女の手元にあることに気付かれてしまう。シャーの忠告も聞き入れず遺産をどこかに移そうとするハティジェだが、当然リュステムがそれに気付かないはずがなく、夜中に遺産を運び出そうとしている現場を押さえられてしまう。だけど事前にシャーが手を打ってマルコチョールに伝えていたため、これは宮殿に持っていくためのものだということで事態を収拾させた。

 感情で動くメンヘラ皇女ハティジェと、常に冷静に事態を分析して動く姉のシャー。彼女とヒュッレムの謀略のやり合いは隅々まで張り巡らされてて目が離せなくなってます。
 イブラヒム亡き後、スレイマンはいまだに自己嫌悪に苛まれているし、遠征はうまくいかないし、他の国からは「イブラヒムのいない帝国なんてちょろい」とバカにされるし(苦笑) イブラヒムの後継として大宰相になったアヤスが無能というより、イブラヒムがそれだけ有能だったってことなんでしょうね。
 スレイマンがイブラヒムの処刑を決断したのはあくまで帝国のためであって、親友の彼を殺すことは当然望んでいなかったわけだから、ここまでトラウマ抱えたみたいに悩むのも当然のことでしょう。ここで思い出すのが「ザ・クラウン」でエリザベスが戴冠する際に祖母の太皇太后から言われた「いかなる時も自身より王冠が勝たねばならない」という言葉。時代や国が違えど、統治者の在り方というのは同じなんですね。

 で、ヒュッレムも最大の敵がいなくなって自分の天下と思いきや、やり手のシャーに何かと「あんたは奴隷のくせに」と立場を見せつけられてイライラ。おまけに呪いかけられて体調も芳しくないし。彼女の最大の弱点って、命を助けてくれた相手をすぐ信じちゃうところだと思うよね。ファーリエといい、フィルーゼの時といい(苦笑) 自分のやってることに絶対の自信を持ってるけど、ギュルフェムに「お子様方があなたの真の姿に気付きますように」って言われた時はさすがにこたえたみたい。良心の人ギュルフェムにキツいこと言われたらそりゃグサっと刺さりますね。
 そんなヒュッレムが、決して味方ではないのにマルコチョールを敵視しないのは、彼が私利私欲なく帝国の利益を第一に考える人物だからだと思うんだけど、今回のシャーの件でヒュッレムが彼を危険人物扱いしそうで嫌だなぁ〜マルコチョールだけは後宮の陰謀に巻き込まないでもらいたい💧💧

 タシュルジャルとの恋愛を禁止されて落ち込んでたミフリマーフは、幼い頃憧れてたマルコチョールが戻ってきた途端彼に鞍替え(笑) でもマルコチョールがミフリマーフみたいなカギんちょを相手にするはずないだろ、ってかそれ以前に皇女と恋愛しようとするほど彼は非常識人じゃないよね^^; ミフリマーフがマルコチョールに宛てた手紙を見つけたリュステムは偽の返事をミフリマーフに送って、もちろんその返事が偽物だってことはバレるんだけど、マルコチョール自身の気持ちもその偽の手紙に書かれたのと同じものでした。ミフリマーフご愁傷さま…

 マヒデブランはムスタファの赴任先であるマニサでヒュッレムと関わらずにすむ日々を送っているけれど、将来の皇帝になるべきムスタファに悪い虫がつかないよう後宮の管理に目を配る日々。暗殺者として送り込んだディアナはいつまでたってもヒュッレム暗殺を実行できないし、ディアナ自身も実行はもう無理なんじゃないかって感じて、マニサに戻りたいとマヒデブランに手紙を送ります。シャーいろいろ命令されてうんざりする彼女の気持ちもわからなくないよね、そもそも彼女が忠誠を誓ってるのはシャーじゃなくてマヒデブランに対してなんだし。
 そんな彼女がヒュッレムに自らの正体を明かしたのは、当然何かしらの考えがあってのことだろうから、この先どんな展開が待っているのかドキドキしますね。

 そしてよくわからないのがニギャール。彼女はもちろん娘を取り戻すという目的が第一なんだろうけど、賢いはずの彼女がたまに自分で自分の首を絞めてるようにしか見えない行動をするのは何故なんだろう…

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The Handmaid's Tale (ハンドメイズ・テイル/侍女の物語)1〜4話

 イギリスの板で話題になっていたのを目にしてからなんとなく気になっていて(アメリカのドラマだけど)、主演のエリザベス・モスは現在AXNミステリーで放送している「Top of the Lake」でもお馴染みの顔なので、いずれ観てみたいと思っていたら日本のHuluでも配信開始されました。これから毎週1話ずつ配信されていくようで、一気見よりもじっくり楽しみたい派の私としては実にありがたい。

 保守派による革命の末、アメリカという国家はほぼ崩壊し、神の教えに基づいたギレアドという国家が新たに誕生。わずかに残りいまだ戦っているかつてのアメリカ軍も今では反乱軍と呼ばれ、人々は厳しい監視態勢の元、かつての自由を完全に奪われた中での生活を強いられていた。
 アメリカ時代の環境汚染によって不妊や流産、新生児の死亡は深刻な問題となっており、新国家ギレアドでは妊娠が可能な(出産経験のある)女性は地位の高い人物の子供を産む「侍女」とするため強制的に国家に連行されていた。
 国連の仕事をしているフレッド・ウォーターフォードとその妻セリーナの元に仕えることになったオブフレッドもまた、そうして侍女になった女性の一人だ。逃亡防止用のチップを付けられ、外出時にはパートナーと呼ばれる別の侍女と必ず行動を共にしなくてはならない。友達を作るためという名目上、女中の使いとして買い物に出ることが許されているものの、そうしてお互いを監視し合う仕組みだ。軽はずみなことを口にすれば即座に連行されるため、パートナーといえども自分の心を悟られるような会話は一切できない。しかしある日オブフレッドは、敬虔な信徒だとばかり思っていたパートナーのオブグレンが、自分と同じようにかつての人生を振り返る普通の女性だということに気付く。

 オブフレッドはある晩ウォーターフォードに書斎に来るよう呼び出される。侍女はいかなる場合でも自分が仕える司令官と二人きりになることは許されないため、オブフレッドは何かの罠ではと警戒するが、彼の申し出は一緒にスクラブルのゲームをしてほしいというものだった。
 出張から戻ったらまた再試合をしようという約束に、自由の無い生活の中に小さな楽しみを見つけたオブフレッドはそれをオブグレンに話そうとするが、彼女の前に表れたのは以前とは別人のオブグレン。前のオブグレンは女中と関係を持った罪で捕えられていた。

 オブフレッドの生理が遅れていることに気付いた女中のリタ。彼女が妊娠している可能性があると知り、セリーナはオブフレッドの体調を気遣い彼女を大切に扱うようになる。しかし妊娠していなかったことがわかると態度が一変し、激高したセリーナは彼女を部屋に閉じ込めるよう命令する。
 何日も自室に閉じこもったままのオブフレッドは、自室のクローゼットに彫られたラテン語のメッセージを見つける。おそらく自分の前にいた侍女が次の侍女に向けて彫ったものなのだろう。
 約束していたスクラブルの再試合の際、オブフレッドが思い切って以前の侍女のことをウォーターフォード尋ねてみる。前の侍女は部屋で首を吊って死んだらしく、オブフレッドにはそうなってほしくないと彼は言う。オブフレッドをスクラブルに誘ったのも彼女に息抜きを与えるためだったのかもしれない。彼の書斎にラテン語の辞書があることに気付いたオブフレッドは、前の侍女が残したメッセージが「かれらに虐げられるな」という言葉だということを知る。つらい状況下で生きているのは自分一人ではない。娘と再会するという目的のため、オブフレッドは何があろうとこの世を生き抜く決意をする。

以下、感想など

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最近見たドラマの感想・その2

続きです。

 

「Thirteen」(サーティーン/誘拐事件ファイル)

 

 2003年、13才の少女アイビーが友達に会いにいく途中で行方不明となる。誘拐された彼女はそれから13年もの間犯人に監禁され、ある日脱出に成功し家族の元へと帰った。しかし警察が彼女が監禁されていた家を特定し踏み込むも、犯人は逃げ全ての証拠が消された後だった。
 アイビーがいなかった間に時代も家族にも変化があり、妹は婚約し父親は秘書と不倫し家を出ていた。しかし母親はアイビーにショックを与えないよう、彼女の失踪当時のままの家族を装おうとする。
 そんな中、アイビーを監禁していた犯人が新たに少女を誘拐するという事件が起きる。警察は少女を救うためにアイビーに協力を頼むが、アイビーの証言には矛盾する点があることに気付いた刑事は彼女が犯人を庇っているのではと疑い始める。
 昨年2月〜3月にBBC3で放送され、アイビー役のジョディ・コマーが今年のBAFTAで主演女優賞にノミネートされた作品。誘拐・監禁事件の捜査はもとより、監禁されていたアイビーの苦しみや13年ぶりに会った家族や友達の変化をどう受け入れていくか、また周囲の人たちがアイビーに対してどう接していくのかという部分も丁寧に描かれています。最後の展開は、えー!って思ったけど、それも自分と同じ思いをする人が二度と出ないようにっていう彼女の勇気からだったんだね。

 

* * * * * * * * * *

 

「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」

 

 ジャンルとしてはトルコの歴史ドラマに分類されるのかもしれんが、ラテンドラマ不足の私はこのタイトルに即座に飛びつきました! だっていかにもノベラっぽいじゃない(笑)
 ルテニア(現ウクライナ)の司祭の娘だったアレクサンドラ。ある日村がタタール人の襲撃に遭い、家族は殺され恋人とも生き別れ、彼女は第10代皇帝スレイマンが治めるオスマン帝国に奴隷として献上される。
 側女となって後宮に入っても、生きていく希望をなくしていたアレクサンドラは周囲に対して粗野で横暴な態度を取り続けていた。それを見かねた女官長ニギャールに「愛想良く振る舞っていればいずれ皇帝の目に止まり、皇子を産めば世界を支配できる」と諭され、彼女は皇帝妃になるという野望を抱くようになる。
 ほどなくして皇帝のお気に入りとなり"ヒュッレム"という名をもらった彼女だが、相変わらずの高慢な振舞いに他の側女たちからは疎まれ、皇帝妃マヒデブランとの間の嫉妬や陰謀うずめく後宮で生き抜く術を身に付けていく。
……っていうと、かわいそうな過去を持つヒロインが頑張って生きていく話みたいに聞こえるが、主人公ヒュッレムこそめったにお目にかかれないビッチ(# ゚Д゚) いくらヤキモチとはいえ唯一の味方になってくれてた親友にまで毒盛るか普通? あの態度じゃ他の側女たちから仲間外にされてもしょーがないし、皇帝妃マヒデブランや母后様から見下されるのも当然だよね。なのに後宮のそんなドロドロを知る由もないスレイマンは目の前でかわい子ぶるヒュッレムを溺愛…困ったもんです。
 だから正直ヒュッレムのことは性格悪いデブとしか思えなかったし(笑)宮廷を追放された時はザマーミロって思ったけど、見ているうちにもはやだんだん気にならなくなってきちゃった…慣れって怖い(笑)
 史実を基にしたドラマの場合、なるべく実際の歴史については調べないようにしてるんだけど(イコールネタバレになっちゃうから)、シーズン1を見終えてからちょっと調べてみたらヒュッレムってドラマ上だけじゃなくて実際にこんな女だったそうですね(゚ー゚; だけど奴隷からのし上がって地位をキープするためにはあれくらいしたたかになる必要もあるのでしょうね。

 

 それにしてもトルコの女優さんは本当に綺麗。とくに母后様のお美しさには毎回クラクラしちゃいます(笑) CGはチープだけどそのかわり衣装が最高。女性方の髪飾りも素敵だし、皇帝のカフタンの美しさといったらもう…(*´ェ`*) さすがファブリック大国トルコのドラマですね。
 シーズン1全48話を通じてすっかりオスマン帝国の魅力に取り憑かれてしまった今トルコが私の中でブーム(笑) ハティジェとイブラヒムが暮らしてた屋敷が今でも美術館として残ってるというからぜひ訪れてみたいけれど、そう簡単に行けるわけではないのでお手軽な食に走ってみることにします。

 

↓トルコゆべし(ロクム)

 

 

 ターキッシュ・ディライトってよくイギリスで見かけるから、そういう名前のイギリスのお菓子だとずっと思ってたけど、ちゃんとトルコのお菓子だったんですね…(^-^;
 他にもドラマでよく出てきたバクラヴァやシェケルパーレなども近いうちに買って食べてみようと思います。もちろんトルコチャイと一緒に〜♪
 シーズン最後はクリフハンガーで終わりましたが、果たしてヒュッレムはレオに毒入りゆべし(違)を食わせるのか?(自分では食べないよね絶対) ぜひ日本でも続きを放送してほしいです!

 

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最近見たドラマの感想・その1

 忙しくてブログの更新が全然できずにいますが、空き時間を利用してドラマはちょいちょい見ています。感想をちょろちょろと〜

 

「The Replacement」 (リプレイスメント 〜全てを奪う女〜)
 今年BBCで放送されたミニシリーズ。
 グラスゴーの建築事務所で働くエレンは、新しく建設が予定されている図書館の設計コンペを勝ち抜き、一大プロジェクトを任されることになる。昇給もして前途洋々というところだったが、時を同じくして妊娠していることが判明。彼女の産休中の代替スタッフとして事務所はポーラという女性を雇うことにする。ポーラは有能で人当たりも良く、すぐに他のスタッフやクライアントからも信頼される存在となった。しかし彼女は次第にエレンの私生活にも口を挟むようになり、エレンはそんな彼女に自分の仕事を奪われるのではという不安に襲われるようになる。
「他人の人生にいちいち口を出すな」
もっともです(笑)
 子育てこそ人生最大の喜びと考えるポーラ、子育てしつつ自分のキャリアも大事にしたいエレン、子供を持たない人生を選んだケイ。どんな生き方であれ、自分がいちばん幸せだと思える選択をして納得してるのが一番なわけだけど、なんで人は「こうした方が幸せだからそうすべき」って言いたがるんだろう(笑) 他人と自分を比べる人は本当の意味で幸せになんかなれないんだけどね。
 ただ、ポーラも最初のうちはエレンに対して親切心で言ってたんじゃないかなって思える部分もある。それにフルタイムの仕事をまた始めようって思った時点で立ち直ろうと努力してたんじゃないのかな。
 ポーラに対して疑心暗鬼になって事務所の雰囲気を悪くしてるエレンに、「私は子供を持たない人生を選んだけれど、今のあなたを見ているとその選択は正しかったって確信してる」っていうケイのセリフに私も同感って思った。
 エレン役の女優さんは見覚えがあると思ったら「グランチェスター」のアマンダだった! こっちの方が美人に見えたなぁ〜(笑)

 

「Doc Martin」(ドクター・マーティン)
 ずっと前から見たいと思いつつなかなか機会がなかったこのドラマがNetflixで日本上陸したので、軽い気持ちで観てみました。
 ロンドンで優秀な外科医だったマーティンはある日突然血液恐怖症になり、外科医をやめてコーンウォールの田舎町ポートウェンで開業医となる。しかし個性的な住民たちや勝手になついてくる野良犬に毎日振り回されてばかり…
これすごい好き!!!w(・∀・)w
 見始めて10分で気に入ったドラマは絶対にハマるというお約束。マーティンの空気を読まない無愛想キャラと、のんきな住民たちの会話のやりとりがイギリスドラマ好きにはどストライク! マクベス巡査とかが好きだった人におすすめです(^-^)
 ちなみにS2から診療所の受付担当で"The IT Crowd"のジェンが登場。若くて安っぽくて可愛い(笑)

 

「HUMANS」(ヒューマンズ)
 Huluで毎週水曜に配信されているドラマ。あまり興味のあるジャンルではないけれど、プロデューサーにWire in the Bloodのジェーン・フェザーストーンの名があったのと、毎週1話ずつのゆっくりペースで観れるということもありチャレンジしてみました。
 人間がアンドロイドの"シンス"を軽労働や家事に利用している世界。
 ジョー・ホーキンスは弁護士の仕事で忙しい妻ローラともっとゆっくり過ごす時間を作ろうと、家事や子供の面倒を見るのを手伝ってもらうためシンスを購入する。末っ子のソフィーは"アニータ"と名付けられたその女性型シンスがすっかりお気に入りになるが、ローラは母親である自分の立場を奪われていくような気分になる。そして長女のマティもアニータが他のシンスとどこか違うことに気付きシステムにアクセスを試みると、突然アニータは感情を露にして助けを求めてきた。アニータを検査に出した一家は、彼女が新品ではなく違法に改造された中古体だったことを知る。
 ここでも出てきたIT課のジェン(笑) ふざけたドラマでしか見たことがなかったので、まじめな弁護士で主婦で母親っていうのがなんか不思議^^;
 そして保険会社が所有する介護用シンスがルイス警部の上司イノセントだし!∑(゚∇゚|||) いきなり室内の○○濃度がどうのこうのとか言い出して怖い!(笑)
 ロボットが人間の仕事を代行すれば人間は楽になる、と考えがちだけれど、実際は今まで人間がやってきた仕事がロボットに奪われることで失業者が増え、人間は存在意義を失うことになる。科学的好奇心の追求も節度を持たなければしっぺ返しをくらうことになるってこと。
 感情を持ったシンスが開発された経緯とかアニータの過去とか、いろいろ気になることがあってこの先の展開が楽しみです。

 

 HUMANSを観ていて、ドラマってやっぱり週1話ずつとか毎日1話ずつ観ていくことで面白さが増すということにあらためて気付きました。続きが気になるから一気に観たいと思いつつ、次のエピソードをワクワクしながら待つ気持ちってすごく大事なんだよね。

 

〜その2に続きます〜

 

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