デッドゾーン

November 14, 2008

デッドゾーン#80「終局」

 またひとつ、大好きなドラマが最終回を迎えてしまいました。そして衝撃の事実が!!

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September 11, 2008

デッドゾーン #71「大テント」

 サッカーチームのコーチからの電話で、JJが足首を痛めたと言って一週間練習を休んでいることを知ったジョニー。JJが飛行場の跡地に行っているヴィジョンを見て、彼を迎えにいく。
 JJのお目当ては飛行場跡地で興行しているサーカス団員のモニークという女の子。ウォルトの死に続いてサラは生まれたばかりのホープに付きっきりでついにグレてしまったのかと心配したけど、そうじゃなかったのでジョニーも一安心。おまけにそのサーカスの団長はジョニーのかつての友人ロレンゾで、ジョニーはJJを連れ帰ることもサラに買ってこいと言われたオムツのことも忘れて話しこんでます(笑)
 ところがジョニーは「鏡の家」で女性が殺されるヴィジョンを見て、ちょうどそこへ保安官のアンナもやって来る。サーカスには前夜不審者が侵入し、鏡を割ったりトレーラーに蛇を放ったりと嫌がらせのような行為をしていたのだった。
 ジョニーがヴィジョンの中で腕にアリスというタトゥーをした男性が死んだ女性の元にいたことを話すと、ロレンゾはそれがかつての団員アリスを殺害したとして逮捕されたダンカンという男だと言う。まだ服役していると思われていたダンカンは一週間前に仮釈放になっていた。
 トレーラーを荒らしいまだサーカス内に潜んでいたダンカンを見つけ出したものの、彼に触れたジョニーはアリスを殺したのはロレンゾで、ダンカンは無実の罪で服役していたことを知る。

 最後にロレンゾはあっさり自白して捕まって、わりと話は単純だったけど、今回の見どころはやっぱりJJはサイキック能力に目覚めつつあるんだなってことがはっきりしたところでしょうか。ルーレットで連続して当たりを出して、モニークに自分を印象づけることには成功。でもあんまり当てるんでオヤジが気を悪くしてることに気付き、最後はわざと外すという気遣いまでするあたりはさすがウォルトの子です(たんに変人扱いされたくなかっただけかもしれないけど^^;) JJはわざと外したことをを否定したけどジョニーはちゃんと気付いてたよね。それにアリスがロープで宙づりになってしまうこともはっきりと見たわけじゃないにしても前もって感じてたようです。そういえば昏睡状態になる前のジョニーもこんなだったっけ。でもサーカスの場所はジョニーが事故に遭う前に過ごしたカーニバルの跡地でもあり、悪い思い出があるサラはJJがそこに出入りすることに当然いい顔をしません。
 たとえまわりから変人扱いされても、能力をいかして人を助けることは大切だと知ったJJ。彼もいつか頭を打ってヴィジョンを見るようになるのでしょうか……そしたら親子で捜査協力とかするのかな。

August 27, 2008

デッドゾーン #69「エゴ」

 サラの用事で保安官事務所に出向いたジョニーは、ウォルトの後任の保安官アンナが女性を射殺するヴィジョンを見る。ジョニーは一応アンナに警告するけど、ジョニーのことを信用していないアンナはそれを聞こうとしない。
 ジョニーはヴィジョンの中で見えた“オールド・ケトル”という店を訪れ、ヴィジョンの女性がニーナという精神分析医であることを知る。しかし自分のヴィジョンのことを話すとジョニーは彼女に患者扱いされ、クリニックへ来るようすすめられてしまう。どうしてもニーナにヴィジョンのことを信じてもらいたいジョニーは言われた通りにクリニックを訪れ再び説得にチャレンジ。そこで若い男、大柄の男、デスクを調べる男の3人の患者のヴィジョンが見え、危険性を感じたジョニーはニーナにその患者たちのヴィジョンのことを話す。
 じつは若い男は解離性多重人格障害で、大柄の男は彼のもうひとつの人格だった。ヴィジョンのことを聞いたニーナはデスクをかぎ回る男を彼の中に生まれた第三の人格だと考えたが、アンナからニーナの元夫の写真を見せられたジョニーは、それが第三の人格ではなくニーナにストーキングしている元夫だと知る。

 JJはウォルトにかわって家族を守ろうと必死。勉強も二の次で部屋のペンキ塗りやベビーベッド作りに励むけど、時々ウォルトが死ぬ悪夢を見てしまう。ウォルトの死後なにかと世話を焼きたがるジョニーに「自分たちだけでなんとかやっていく」と強がっていたサラも、JJに負担をかけていたことにやっと気付いたみたい。ジョニーの家で一緒に暮らそうという提案をサラは受け入れることにする。まあ当然の成り行きだよね、幼なじみなんだし。それにウォルトはずっとJJを我が子として育ててくれたんだから、今度はジョニーがウォルトの子の面倒を見る番です。
 そのウォルトのパソコンを、アンナは彼の私物ではなく州が支給している備品だからと言って回収していく。彼女はなぜかウォルトのことを調査しているらしい。サイキックを信用していないアンナはクイーンズからやって来たそうで、ひょっとしたらSVUのステイブラーとも顔見知りかなと想像してしまいました(笑)

 ブルースとウォルトがいない。今までも二人が登場しないエピソードはあったけどこれは別。心に穴があいたような、とはまさにこのこと。サラとジョニーの寂しさは同時に私の寂しさで、でも二人はお互いに慰め合えるからいいけど私はどうすりゃいいんだよって寂しさ倍増です(泣) ウォルトはジョニーのヴィジョンにたびたび出てくるようだけど、やっぱり元気な姿が見たいよね。これからはNumbersのコルビーにウォルトの姿をますます重ねて見るようになっちゃうんだろうな。日本でシーズン4での兄弟共演を拝める日が今から待ち遠しいです。

August 18, 2008

デッドゾーン シーズン6「ヘリテージ」

 私の愛犬デミがカメオ出演!(爆)

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 サラにガン飛ばしてるみたいに見えますね~(笑) 毛量は少ないけど目の隈取りがそっくり。世の麻呂顔ワンコの飼い主さんたちはみなさんこのシーンに反応されたことでしょう。^^(ちなみにこれはリアルワンコではなく景品のぬいぐるみです)

 で、本題。オープニングはなくなっちゃったし、JJもなぜかここまできて違う子に変わってるのはまだいいとして、

こんなのヤダーーー!!"o(*T□T)o"
(↑前にもやった)

 クリーヴズ・ミルズで聖へリテージ協会主催のフェスティバルが行われていた。そこで当日ウォルトが死ぬヴィジョンを見たジョニーは何とか彼を救おうとす る。車の事故から守り、フェスティバルで金を盗んだ男から撃たれることも防いで、ヴィジョンは見えなくなった。しかし今度はパーディが死んで葬儀が行われ るヴィジョンを見てしまう。

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June 01, 2008

ドラマ布教活動

 デッドゾーンの布教に成功しました(←いちいち報告すんなよ。^^;)
 私の周りには海外ドラマの話のできる人がいなくてずっと寂しい思いをしていたのですが、職場のバイト君(高校生)が最近ERとX-Filesという非常に今さらなドラマにハマっていると聞き、だったらもっと面白いのがあるよ!と「デッドゾーン」のDVD(4話まで)を無理矢理貸しました(笑)
 そして一週間後……

「デッドゾーン観ましたよ〜」
「どうだった?」
「めちゃくちゃ面白くてハマりました!」
「じゃあまた続きを持ってくるね」
「あ、もう観ちゃいました」(笑)

 なんでもかなーり気に入ったらしく、しかも彼の親御さんまですっかりデッドゾーンにハマってしまったそうで、家族でレンタルしてシーズン1全部観てしまったとか。すでにシーズン2も何話か手をつけはじめてるとのことで、夏のシーズン6放送に向けてデッドゾーン仲間が増えたぞ〜〜と嬉しくなってしまいました♪
 本当はデクスターも布教したかったんだけど、録画がなくて……デッドウッドやブラザーフッドは高校生にはちょっと難解な大人の世界だし、ミスチャンのあれこれは渋すぎるし(苦笑)やっぱデクスターあたりが妥当かなと。またシーズン1の一挙放送してくれないかしらん。
 デッドゾーンが終わる頃に今度はSpooksの布教をしようと企んでいます。「24なんかよりずっと面白い!」がキャッチコピーです(笑)

March 13, 2008

デッドゾーン #67「ハンティング・パーティー」とシーズン5総括

 ジョニーの元に雑誌の懸賞で当選したパソコンが送られてきた。セットアップしている途中で一通のメールが届き、ジョニーはネット放送のエンジニアが殺されるビジョンを見る。
 ウォルトとともに現場へ向かうと、そのネット放送をしているジャーナリストのフロストが逃げて行くところだった。彼は自分も殺されると言って怯えていたが、スタジオに戻ってみるとエンジニアのフィルの死体は消えていた。

 フロストはネット放送で副大統領を攻撃していたが、その情報は週に一度「ウルフ」と名乗る人物から送られてきていたと言う。しかし彼が暮らしているトレーラーで彼と契約して付き合っているケンドラという女性に会ったジョニーは、彼女からフロストが危険な人物だという話を聞く。そしてその夜、ジョニーは副大統領が二日後に暗殺されるというニュースが放送されるビジョンを見る。
 ジョニーはウォルトからフロストには精神疾患で入院していた過去があり、以前から副大統領に対してストーカー行為を繰り返していたことを知らされる。しかし彼と付き合っていたケンドラもアメリカ改革連合という組織と関わりがあり、その生活はすべて作り物だった。
 ウルフから呼び出されたジョニーとフロストは公園で彼に会うが、その直後にウルフはケンドラに殺されてしまう。ウルフの体からは軍が開発している薬品が検出されたが、捜査もしないうちにFBIを名乗る人物がウルフの遺体を引き取って行ってしまった。そしてフロストも自宅のトレーラーで軍服を着た何者かに連れ去られてしまった。
 ウルフの腕にあったタトゥーに見覚えがあったウォルトは、海兵隊時代の友人から一枚の写真を預かる。そのタトゥーはアフガニスタンで極秘任務にあたっていたレンジャー部隊のもので、その写真にはウルフとともに、ケンドラ、殺されたエンジニアのフィル、そしてジャヌスの姿が……。

 ジョニーはボストンにあるジャヌスのオフィスを訪れ、彼らがスティルソンを利用して副大統領の暗殺を計画していることを知る。さらにFBIからはフロストの逮捕状が出る。副大統領が狩りをするためにメイン州を訪れていることを知り、ジョニーとウォルトは現場へ向かうが、すでに事件は起きた後だった。フロストが副大統領を撃った犯人だとされたが、暗殺を実行したのはケンドラだった。そして副大統領を守るためフロストを射殺したスティルソンは英雄として報道された。

 アメリカ改革連合って何なのか? スティルソンも彼らにとっては駒の一つでしかないってことでしょうか。
 シーズンエンドということもあってか実に話が濃かったです。でも残念ながらこういう話になるとブルースってあんまり必要ないんだよね(苦笑) それでも最初に出てきてジョニーと一緒にパソコンのセットをしてたのは視聴者へのご挨拶といったところでしょうか(笑)

 さてさて、デッドゾーンは大好きなドラマだというにも関わらず、シーズン5はWITBに追われていたせいで感想はおろかじっくり観ることさえできませんでした。というわけでシーズン総括して感想を……。
 今までのシーズンとくらべるといまいち全体的にパッとしない感はありましたが、一番印象に残ってるのは「独立記念日」のエピ。バイクオヤジ達が実にいい味出してました(笑)
 このエピの演出を手がけたのはウォルトだったんですねぇ! そして今や「Numb3rs」ですっかり有名になっちゃった弟のDylan Brunoがゲスト出演。実は彼が見たくてNumbersシーズン2はちょこっと観てたんですよね。やっぱり時々、そっくり!って思うことがあります(笑) そしたらNumbersの方でも兄弟共演エピがあるじゃないですか。仲良し兄弟なんですね〜。
(そういえばウォルトってCSIマイアミ5に出てくるんじゃなかった? たぶん今週か来週放送のエピ。観たいな〜)
 ジョニーがプロデューサーでウォルトが監督、じゃあブルースは?って思ったら彼も「暴かれた真実」(パーディがサイロで埋もれるエピ)で監督をしたんですね。ドラマを地でいく見事なチームプレー。現場は楽しそうだなぁ^^

 他には久々にデーナが登場したエピや、聖ヨハネの指の骨を盗み出すエピなどが印象に残ってます。それとシーズン4の「コレクター」の話からつながってる「心の闇」も面白かった。サラを殺したと言う犯人を撃つのか!?撃つのかーー!?と思わせておいて「あなたには黙秘権がある」って言ったウォルト。やっぱり彼はかっこいい。#^^#

 シーズン6はこの夏放送ですか。でもこれで本当に最後なんだよね……もっともっと観ていたいのに(泣)
 すでにジョニーとブルースとウォルトが恋しいです。

March 09, 2008

デッドゾーンのサウンドトラックの中に…

 シーズン5ファイナルエピはまだ観ていないので、その前にこのドラマで使われた音楽のネタを。

 アメリカのiTunesストアでデッドゾーンのサウンドトラックアルバムがあったのでちょこっとチェックしてみたら、収録アーティストの名の中に“Lindsay Price”という名が……
 これってもしかしてあのリンジー・プライスじゃないよね???と思ったんだけど、まさにそうです、ビバヒルジャネットの彼女です。最近は「Pepper Dennis」に出ていたよね。
 ペッパーはNYに行って男から女に生まれ変わったアレクシスになっちゃいましたが(笑)ペッパーのスタイリストをしていた彼女は音楽の世界にも進出していたんですねー! しかもその曲がデッドゾーンの中で使われていたなんて本当にびっくり!

 というわけでさっそく彼女のミニアルバムを視聴してみました。ジャンルはポップスですが、ちょっとノスタルジックな感じっていうか、最近のフレンチポップスに近いかな。クレール・ケーム(ゾディアックのエステル)なんかがいかにも歌ってそうな曲です。
 それにしても彼女がこんな可愛らしくて素敵な声で歌うなんて意外でした。ああそうだ、声もクレール・ケームに似てるんだ! だから余計にフレンチポップスっぽく聞こえるのかも。
 一目惚れならぬ一聴き惚れで、普段はカントリーばっか聴いてる私がアルバム(5曲)をすぐさまダウンロードしてしまいました。もっともJessica Andrewsもデビューしたての頃はこんな感じの曲を歌っていたから、無理矢理カントリー風といえないこともないかも(笑)
 皆様も機会があったらぜひ聴いてみてくださいね♪

 余談ですがサウンドトラックの中にはジョニー・スミスことAnthony Michael Hallが歌う「Hallelujah」もあって、聴いてみたらなぜか笑ってしまった(ゴメンナサイ ^^;) 彼こそカントリー向きの声ですよッ。もっと歌え〜〜(笑)
 さらに余談ですがウォルト役のChris BrunoはVan Halenが好きなんだそーです。

December 17, 2007

デッドゾーン #56「禁断の果実」

 いよいよシーズン5が始まりました♪
 シーズン4の最後でミランダはジョニーの身の安全とひきかえにジャヌスと取引きし、スティルソンとの結婚を決意。
 結婚式の日が迫る中、ミランダの父がドレスを抱いて悲しむヴィジョンを見たジョニーは、ミランダと取引きしたジャヌスに会うためパーディの元を訪れる。パーディはジャヌスの連絡先を知らなかったが、ジャヌスと関わりのあるらしい住所を見つけてジョニーに教える。そこはジャヌスがかつて幽霊会社のオフィスとして使っていた場所で、ジャヌスはトムリンというのジャーナリストとコンタクトを取っていたらしい。トムリンは世間を騒がせている政府の内部文書流出に関する記事を書き、その情報源について一切口を開こうとしなかった。しかしトムリンの妻が毒蛇に噛まれるヴィジョンを見たジョニーは危ういところで彼女を助け、トムリンは家族にこれ以上の危害がおよぶのを防ぐため情報源の名を記者会見で明らかにすることに。ところが彼が口にした名はジャヌスではなく、スティルソンの政治的ライバルであるケリー上院議員だった。
 ヴィジョンでトムリンの家に蛇を放った男が売人から蛇の毒も買っていたことを思い出したジョニーはミランダに危険が迫っていると感じ結婚式の会場へ向かう。しかしすでに遅く、ミランダは式の直前に亡くなった。式がテレビで中継される予定だったこともあり、花嫁を失ったスティルソンの姿は全米に映し出され、彼はマスコミからヒーローとして扱われることに…。

 ミランダは死ぬ必要あったのかな?(苦笑)
 やっぱりジャヌスが持ってきたピアスに毒が仕込まれてたんでしょうね。でもヴィジョンは法的な証拠にならないから、ジャヌスのせいだと証明できないジョニーはさぞ歯痒いことでしょう。
 ジャヌスのやり方はわかったけど、じゃあなんで他の若手議員ではなくスティルソンなのか?ってところが謎。やっぱりスティルソンの父親が絡んでいるのでしょうか。いずれにせよスティルソンがミランダへの愛情を示した時はハルマゲドンのヴィジョンが消えたってことは、彼女との結婚がなくなった今はまたハルマゲドンへの道を進みつつあるわけで、ジョニーはこれをどうやって変えるのか?! それらが明らかになるのはまたシーズンエンドまで持ち越しだと思いますが。
 そして相変わらずジョニーにくっついて回ってるブルース。理学療法士の仕事しなくていいのかなぁ。それともジョニーと一緒にいるときは仕事ってことで時給が発生してるとか(笑) でもジョニーはもう普通に歩けるし、やっぱりたんに友達としてつるんでるだけなのかも。もっとも二人の会話が好きだからこちらとしては嬉しいけど(笑)
 ウォルトが今回登場しなかったのはちょっと残念でしたが、シーズン5もオヤジ三人衆の姿を拝みつつ楽しく観ていこうと思います♪

August 26, 2007

デッドゾーン #52「先駆者」

 ジョニーの家で高校の科学クラブの同窓会が開かれる。そこで教え子のひとりであるアレックスに触れたとき、彼がハルマゲドンの炎に包まれて死ぬビジョンが見えた。
 心配になったジョニーは後日アレックスの職場を訪れる。科学が兵器として利用されることに反対するアレックスは、国防総省の仕事を断り民間企業で新種のポリマー開発の研究をしていた。しかしなかなかうまくいかず、ジョニーの助けを借りて実験を繰り返していると、失敗作の中から放射線を遮断するポリマーが偶然できあがる。これがガンの放射線治療などに利用できることを知った上司のペックはさらなる改良のための研究を求めるが、ペックとスティルソンにつながりがあり、そのポリマーがいずれ大量破壊兵器に転用されることがわかったジョニーは開発の邪魔をすることに。ジョニーから開発をやめるよう言われるアレックスだけど、研究の邪魔をされたことに気付いた彼はジョニーをラボから追い出す。
 スティルソンに会いにいったジョニーは「アレックスに手を出さなければもう付きまとわない」といって釘を刺す。スティルソンはとりあえずそれに応じるふりをするけど、この研究が自分の出世に役立つと考える彼はなんとしてもアレックスの研究データを手に入れようとする。その後ジョニーの言う通りスティルソンが絡んでいる事実を知ったアレックスは研究のデータをすべて消すことを決意するが、スティルソンの追手が迫ったためラボでハードディスクに火をつけて、自らも爆発に巻き込まれてしまった。
 アレックスの命と引き換えに危険な開発は葬られたかと思いきや、彼の助手が完成直前までのデータをコピーしていて、それをスティルソンの手下に売ってしまう。

 謎の男ジャヌスがふたたび登場。パーディ牧師がもう協会の基金からスティルソンに献金することはできないと言うと、ジャヌスはセント・ヘリテージの放送を打ち切ると言ってくる。スティルソンを大統領にしてやるといってあれこれ手を回してるジャヌスっていったい何者? 相変わらずジョニーはスティルソンからハルマゲドンのビジョンを見てしまうし、今のところ未来はあんまり変わる方向へ向かってないということみたいです。やっぱり杖は捨てない方がよかったんじゃ…(苦笑)

August 19, 2007

デッドゾーン #51「砂粒」

 ジョニーとブルースはパーティーへ向かう途中、雨で増水した川に落ちた車を発見する。中には女性と赤ん坊が残されていて、赤ん坊は助けることができたけど母親を救うことはできなかった。このことをウォルトに知らせようとしたが、福祉局に預けられた赤ん坊マイキーが里親の元を転々としたあげく少年院で殺される未来を見たジョニーは、その子の未来の無事がわかるまで自分で面倒を見ることにする。

 ブルースが匿名で事故の通報をして、ウォルトたちが現場に駆け付ける。結局ウォルトから協力を頼まれて現場に戻ったジョニー。発見されたバンが密入国者を運ぶためのものだったらしい。残されていた荷物の中に助け出した赤ん坊と両親の写真があって、母親の上着に残されていた手紙から先に入国した父親ミゲルがトレーラーパークで暮らしていることがわかる。
 ジョニーはミゲルを探そうとするけれど、ミゲルは密入国の件を警察に話すのではないかとして組織から目を付けられていて、運び屋たちに脅しをかけられた住人たちは何も話そうとしない。そこへテレビでジョニーのサイキックを知ったという女性が「うちの猫を探して」と偽ってミゲルの持ち物だったペンダントをジョニーに渡す。
 ミゲルが妻のカルメンの追悼会をしている教会にいると知ったジョニーは移民帰化局の捜査官エヴァとともにミゲルを追う。でも赤ん坊をかくまっていることがあっさりウォルトにばれて、慌てて家に帰ることに。赤ん坊のことをエヴァに知られないよう「家庭内の事情」といってリビングルームへ入れさせようとしないせいで、彼女からゲイだと勘違いされるジョニー(笑) 「彼氏と子供を隠してるんでしょ」と言われて「あれはシャム猫だよ」と苦しい言い訳をしてましたが…(爆笑)

 福祉局に知らせるというウォルトから1時間だけ猶予をもらったジョニーはエヴァとともに教会へ向かうが、そこでエヴァがミゲルを殺すビジョンを見たことで、ミゲルを逃がすことにする。自らが幼い頃に密入国した身で故郷での生活がいかに苦しいものかを知っていたエヴァは、捜査官という立場を利用して密入国組織に手を貸していたのだった。運び屋たちはミゲルの命と引き換えに新たな密入国者を解放するとエヴァに約束してたけど、その約束が守られることはなくエヴァまで殺されることがわかったジョニーは、エヴァを説得しウォルトに手回しを頼んでひと芝居うつことにする。

 最後はメイン州の科学フェアで入賞したマイキーがミゲルに感謝の言葉を述べて、二人が無事に暮らしている未来がわかってめでたしめでたし。マイキーを自分で育てることになるのではと思っていたジョニーはちょっと寂しげでしたが、JJを自分の手で育てることができなかった彼も子育て気分を味わうことができてよかったんじゃないかな。口では「子育ては大変だから自分は昏睡状態でよかった」と言ってましたが…。それにブルースおじちゃんも楽しそうだったし(笑) 保安官の仕事に徹するウォルトも素敵でした♪
 でももしサラの身に何かがあったらJJはウォルトとジョニーとブルースおじちゃんの3人で育てることになるんだろうなと想像すると、エヴァの勘違いは世間一般の勘違いに発展してそれも面白そうだなと思ってしまいました(爆!)