Midsomer Murders(バーナビー警部)

February 05, 2011

バーナビー警部 #52「惑乱の長い髪」

「この村は妙な人が多いですね」←気付くのが遅いぞジョーンズ!(爆)

 クーパーズ・クロス旧飛行場の格納庫に停められた車の中でサイモンという青年が死んでいるのをジョギング中の女性が発見する。花束や2つのグラスなど車内の様子から排気ガスによる心中を図ったようだが、彼は一酸化炭素中毒になる前に頭を殴られ失神していたことがわかる。またその場に一緒にいたとみられるサイモンの恋人ローラが姿を消していた。サイモンの父親によれば彼は何か悩んでいたという様子もなく、親子の仲も良かったが、父親はローラとの交際をあまり快く思っていないようだった。
 捜査が進むにつれ、ローラがパブと犬舎の二カ所でバイトをしているにもかかわらず失業保険の給付金を受け取っていたことや、男癖が悪かったなど、彼女の素顔がしだいに明らかになっていく。

以下ネタバレ

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May 28, 2010

バーナビー警部 #51「呼ばれた殺人者」

 バーナビーが捜査を担当した殺人事件の初公判が始まる。しかし被害者の娘の「彼女は犯人じゃない」という一言がきっかけで、バーナビーはふたたび当時の証言を洗い直すのだが…。

 今回はめずらしく法廷を中心に話が進んでいきます。変態さん不足でいまいちだったかなぁ^^;
 でも事件の証人ビバリーおばあちゃんのキャラが良かった♪ 真犯人が自分を殺しにくるかもと知ると、じゃあ警部が部屋に隠れてて現行犯で捕まえればいいじゃない…とサラッと言っちゃうところとか(笑)
 そして「でもタンスの中のジョーンズ巡査には部屋の様子が見えません」というバーナビー警部。あー結局オレがやるのかよ的なジョーンズの表情が可笑しかったです。ジョーンズ部分だけしっかりコメディになってる(笑) 巡査部長に昇進おめでとう!

 ジョイスはお母さんが骨折しちゃって家事を手伝うために留守中。警部とカリーのためにシチューを作っておいてくれたけど、二人はそれを隣の家の犬に食わせて自分たちは出前を取りました。そこまで不味いんですか?!(爆) ワンコも災難だな…好物って言ってたけど^^;

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May 21, 2010

バーナビー警部 #50「壊れかけた聖歌隊」

 ジョイスやジョージも参加しているミッドサマー・ワージー聖歌隊は、目前となった大会に向けて日々練習を行っていた。ある日、練習中にメンバーのひとりコナーが心臓の発作で突然倒れる。幸い重症ではなくそのまま帰宅するが、仲間のスティーブンがコナーが置き忘れていった携帯電話を見付け、家まで届けにいくと、コナーは頭を殴られて死んでいた。キッチンのゴミ箱からは「お前の嘘つきな心臓」と書かれた紙とともに、豚の心臓が見つかる。
 翌朝、ジョイス宛に「次はお前だ」というメッセージが届く。しかしそれは聖歌隊のメンバー全員に届いていた。指揮者ローレンスの度を超えた猛練習に聖歌隊の雰囲気は悪くなっていたが、ローレンスはそれがライバルであるアストン聖歌隊の指揮者フランシスのせいだと言う。フランシスはかつて経歴詐称をして大聖堂のオルガン奏者の座を手に入れたという過去があったらしい。
 その後、教会の周辺で野鳥観察をしていたサムという男が、墓地で遺体で発見された。殺されたのは別の場所で、それはサムが以前不動産管理を任されていたハーツメイドという屋敷の納屋だった。そこに住むキャロラインもまた聖歌隊のメンバーで、結婚前はスティーブンと親しかったらしい…。

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May 14, 2010

バーナビー警部 #49「ビジネスの総決算」

 ミッドサマーの田舎町エルバートンに、大手スーパーマーケット「グッドフェア」が出店を計画していた。ある晩、地元議員やグッドフェアの広報担当者が出席して地元住民への説明集会が開かれる。グッドフェア側は新しい住宅の建設や、出店予定地である製材工場跡地の汚染土壌の浄化を約束するが、賛成派と反対派の間で小競り合いが起き話の収拾がつかなくなる。
 その頃、集会を抜け出した子供たちがもぐりこんだ製材工場で男性の死体が見つかる。発見者の子供たちは、その日の朝そこで土を採取している被害者の姿を目撃していた。
 男性はナイフで刺されており、現場から凶器と思われる高級ナイフも見つかった。財布にあった身分証から被害者の名はフランク・ホップカークと判明。彼のバッグにはスーパーマーケット建設に関する報告書と、地元で料理教室を経営している女性ローズの名刺が入っていた。警察がローズを訪ねると、彼女はホップカークがジョンソンと名乗って料理を習いにきていたと話す。そこでバーナビーは、彼女のキッチンからフランス製のベジタブルナイフがなくなっていることを知るが、ローズはいつどこでナイフがなくなったのか覚えがないと言う。

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May 08, 2010

バーナビー警部 #48「最後の葬送」

 妻ジョイスの母親が滞在していることで、あまり家にいたくないバーナビー警部。家族揃ってどこかへ出かけようという話になり、バーナビーが署長の代理で出席することになったミッドサマー・ブロートンの村スキミントン・ビレッジで行われるイベントに行くことになる。しかし会場近くの宿屋で、スキミントンの次期総裁候補であるミルドレッド・タンヴァーズが死んでいるのが発見される。地元の医師オダウドは、彼女が高齢だということもあり、心臓発作の再発による自然死だと診断。しかし彼女の部屋にあったフラスクの中から睡眠薬が検出されたことで、バーナビーはジョーンズを呼び出し殺人事件として捜査を開始する。

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April 30, 2010

バーナビー警部 #47「消せないセピア色」

 前回はいまいち面白くなかったから感想サボっちゃいました(土下座)

 ある晩、マーティン・バレットという男が自宅で散弾銃で殺された。その夜は来客があったようだったが、その人物は通報もせずに姿を消してしまった。
 キッチンにあったオークションのチラシから、出品される絵の持ち主である近所のパブの店主フォザキルに話を聞きにいくと、そこで働くルビーはバレットの家で掃除の仕事もしており、バレットのことを殺されて当然の卑劣な人物だと話す。フォザキルの絵は父親のものだったが、相続税を払うのが嫌で遺言書に記載せず売却しようとしたが、それを知ったバレットは彼を脅迫していた。
 バレットが脅迫していた相手は彼だけではなかった。問題のある子供を9人引き取って育てた地元の名士ウェーバリーは、そのうちの一人と密通していたというデマを流すと脅され、石油の採掘をしているというフロリアン夫妻についても何か嗅ぎ回っていたらしい。また、その全ての家で掃除の仕事をしていたルビーは盗癖に気付かれ、それをネタに脅されて、フロリアン夫妻についての情報を調べるようバレットに言われていた。
 バレットはフロリアン夫妻が別荘を持つフェナコム湾にある魚屋のレシートを持っていた。魚屋の店主ピーターは以前香港で警官をしていた人物で、捜査にも協力的だった。フロリアン夫妻はよく沖にある岩礁付近に出かけ、そこにはフランスの沈没船があるという噂があった。

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April 16, 2010

バーナビー警部 #45「カーニバルの傷痕」

 忘れもしないあの気持ち悪い葬儀屋親子(しかも死んだはず)が復活!?

 ミッドサマー・バートンでオークアップル祭りが開催される一週間。近くの小川でマリオン・スレードという女性が死んでいるのが発見される。彼女は精神安定剤のダイラシンを多量に服用しており自殺かと思われたが、肩には押さえつけられたような痕があった。また8年前に食中毒で死亡した彼女の娘ベラの写真が家からなくなっていた。
 その後ベラのかつての同級生マークが、自分の犬を祭りのドッグショーに出すと言っていたが現れず、森で首を切られて死んでいるのが見つかった。彼もマリオンと同じようにダイラシンを飲まされて殺されたことがわかる。

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April 10, 2010

バーナビー警部 #44「真相の眠る屋敷」

 ミッドサマー・ニュートンの森にあり、昔から殺人や自殺者が相次いだといういわくつきで地元の子供たちに「幽霊屋敷」と呼ばれているウィンヤード屋敷。コーストン周辺で新居を探していた若い夫婦、ケイブ夫妻は、滞在中のホテルでその屋敷の噂を聞き、売買の仲介をしているという不動産業者ハリエットを訪ねる。しかし彼女は、商談中は内覧をさせないという売り手との約束があるため屋敷への案内を断った。その後場所を探し当てて自分たちだけで屋敷を見に行ったケイブ夫妻は、止めておいた車の中で何者かに絞殺されてしまう。
 現場での洞察力をかわれた巡査のジョーンズは、病欠のスコットに代わって捜査を手伝うことに。ジョーンズが屋敷に録音機を仕掛けると、そこには少年にピアノを教える男の声が録音されていた。少年の正体を突き止めるため地元の小学校を訪れた彼は、それがフェザーズ・ホテルで働くアンの息子フィリップだと気付く。そのホテルにはウィンヤード屋敷の持ち主であるチャーリー・マグウッドが滞在していた。チャーリーは戦時中ウィンヤード屋敷に疎開しており、その後持ち主だったバラット夫妻から屋敷を相続したが、老後の生活資金として屋敷を売ることにしたという。フィリップにピアノを教えていたのは彼かと思われたが、アンはフィリップがホテルで彼に声をかけたとき、彼はフィリップのことを知らない様子だったと話す。
 チャーリーの弁護士の元を訪ねたバーナビー警部は、屋敷はチャーリーではなく兄のジャックに法的所有権があることを知る。ジャックは18年前に警官を殺して服役中のためチャーリーに委任状を託していたが、最近になってある女性が「ジャックは屋敷を売却する気はない」と弁護士に言いに来たという。
 そして3ヶ月後に刑期を終えるジャックが一週間前に刑務所を脱獄していたことがわかる。

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April 02, 2010

バーナビー警部 #43「不協和なラプソディ」

 有名な「ミッドサマー狂詩曲」を作曲した亡き音楽家ジョアン・アルダー。彼女を育てた音楽教師のアーサーがある晩老人ホームを抜け出し、ジョアン協会に記念館として寄贈した自宅で殺された。荒らされた部屋の様子から、アーサーが何かを探していて、犯人はそれを盗むのが目的で彼を殺したのではと考えられた。
 骨董屋のハーヴィーが落札したジョアンの遺品の中にミッドサマー狂詩曲の楽譜を発見する。そこにはその曲が他の人物との共作だということを示す書き込みがあった。ジョアンの元エージェントで彼女の伝記を執筆中のローラは、ミッドサマー狂詩曲には年25万ポンドの印税が入り、もし誰かとの共作だとすればその人物には印税を要求する権利があると言う。
 記念館のオープニングの時、ローラは幼い頃に養子に出されたジョアンの娘サラを一同に紹介する。またジョアンの恋人で、一緒に南米にいた時に麻薬絡みの犯罪に巻き込まれて死んだと思われていたジョン・ファローが生きていたことも判明。ジョンは娘サラと食事に行くために唯一の形見だったジョアンの手紙をジョアン協会のスウィンコウに売るが、その手紙と楽譜の筆跡を調べたウィンスコウは、ミッドサマー狂詩曲の楽譜が偽物であることに気付く。

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March 28, 2010

バーナビー警部 #42「斜陽の喧騒」

 ピリ辛ソースで有名な地元のプラマー社は、1851年の創業以来ずっと家族経営を続けてきた。しかし時代とともにいつしか経営難に陥り、大手のフィールドウェイ社から買収話を持ちかけられていた。年次総会では、会社を売って経営難を切り抜けようというキャロラインとアンセルムに対し、長男のレイフと母アメリアが反対したため売却案は否決される。
 その翌朝、工場のビンの消毒機で全裸の男性が死んでいるのを、出勤してきた社員が発見する。遺体は消毒用の高音スチームで全身に火傷を負っていたが、直接の死因は何かに身体を挟まれたことによる圧迫死だった。しかし監視カメラは経費削減のため録画しておらず、給料をカットされアルバイトをせざるをえない警備員も睡眠不足で事件当時居眠りをしていたのが明らかだった。しかし彼は、二度の見回りの際アンセルムが金庫を開けているのは見たが、他に変わった様子はなかったと話す。
 前日に行われた工場見学の訪問者名簿の中にいかにも偽名なジョン・スミスという名前があり、被害者の衣服や所持品を捜索したところ、焼却炉の中からデクスター・ロックウッドという名前のカードが発見される。身元を調べてみると、彼はプラマー社に買収の話を持ちかけていたフィールドウェイ社の社員だった。
 デクスターの祖父スタンリーはかつてプラマー社の社員だったが、瓶詰めの機械化など会社に貢献したにもかかわらず解雇されて自殺に追い込まれ、以来家族はプラマー社を恨んでいたらしい。

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