The Indian Detective
Netflixで新しく配信されたドラマ。インドのドラマだ珍しい!と思ったらカナダのドラマでした(笑) 全3話とお手軽なミニシリーズ感覚だったのでサクッと観てみました。
トロント警察に勤務するインド系カナダ人の巡査ダグは、ヘロイン密輸の情報を受けて相棒のロビンとともに国境で張り込みをしていた。しかし密輸に使われているというトラックを調べるも、子供用の自転車が積まれているだけでヘロインは出てこなかった。おまけにその様子を国境警備の警官に写真に撮られ、マヌケ警官としてSNSにアップされる始末。
素性の知れない情報提供者の話を鵜呑みにしたことや、その情報を担当者に報告せず勝手に動いたことで1ヶ月の停職処分となったダグは、パイロットを引退して故郷のムンバイで暮らす父親に会いにいくことにする。
同じ頃、インドではヒンドゥー教の導師が毒殺される事件が起きていた。近くにいたお茶売りのビマルという男性が自分が毒を盛ったと認めたが、彼の弁護を引き受けたプリヤは3人の娘をひとりで育てているビマルが人を殺すわけがないと信じていた。
ダグの父親の家の上階に住んでいるプリヤは、カナダで警官をしているダグがムンバイに来ていることを知り、汚職がはびこっている地元の警察ではなくダグに協力を頼んでくる。刑事のような捜査ができることでダグは張り切るが、事件を調べていくうちに、カナダでのヘロイン密輸との意外な接点があることに気付く。
プリヤ役の女優さんがものすごい美人! ゴパル(悪い奴ね)がものすごいイケメン! 南アジア系の俳優さんがここ数年すごく人気あるのもうなずける
(*゚ー゚*) ダグの相棒ロビンがバーナビーやルイス警部などのイギリスドラマでちょいちょい見かける女優さんだったのも嬉しかった。
結論から言ってしまうと、カナダとインドでひとつの事件がリンクしてるというご都合主義的な偶然があるわけないじゃん〜って思ってしまうのはこのドラマの見方としては非常に野暮で、そういうのを気にせず観れる軽さを楽しむドラマだと思います。最初から悪い奴がはっきりわかっていて、そいつをどうやって捕まえるかというシンプルな筋書きは、善悪の境界が曖昧でいろいろ頭で考えなきゃならないドラマがものすごく多くなった中で、ひさしぶりにのんびり楽しめる息抜き作品に出会えたという感じです。カナダのドラマといえばいろいろあるけれど私の中ではやっぱり騎馬警官で(笑) このインド刑事もそれに近いテイストのドラマと言えるかも。
他のドラマの合間にちょっと一息つきたくなった時にご覧になってみてはいかがでしょうか。
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