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January 14, 2018

刑事モースCase16 「呪われたベッド」

 宝石強盗の事件で証言をすることになっていたギャングのベイクウェルが、病気の治療のためカウリー総合病院に移送され、警察が護衛に付くことになる。しかし彼が入院することになったフォスディック棟は死亡率が高く、10番ベッドに入った患者は必ず死ぬという噂があった。
 その夜、ベイクウェルを狙う殺し屋が病院に忍び込む。すぐに気付いたモースたちによってベイクウェルは無事だったものの、殺し屋には逃げられてしまう。

 ノースウェイでは数日前に突然死した女性、ミセス・ザッカリーデスが隣人によって発見され、モースは現場である彼女の自宅に向かう。おそらく発作による自然死のように見えたが、使われた皿やデスク周りの散らかり方が不自然だったことから、来客があったのではと考えたモースはこの件を調べることにする。
 ザッカリーデスの夫は半年前に亡くなっており、彼が死んだのはあの10番ベッドだったという。また近くで暮らす娘の話では、ミセス・ザッカリーデスは入院時の夫の私物が紛失したとして病院ともめていたらしい。しかしその後病院から手紙が来て、彼女が死んだ日に病院から人が来ることになっていたが、その手紙は自宅から見つからなかった。

 ベイクウェルを襲った殺し屋がグラスゴー出身のトーマス・フレイザーであることが判明する。ベイクウェルは手術が成功し回復に向かっていたが、夜中に鎮痛剤を投与した後、朝の回診で彼がベッドで死んでいるのが見つかる。警察の目ををかいくぐってフレイザーが彼を殺したのかと思われたが、フレイザーはその時すでにギャングに殺され、駐車違反の車のトランクから遺体で発見されていた。
 主任のマーリン卿の指示でベイクウェルの遺体は検死されることになり、臀部に皮下注射された痕があることがわかる。モースたちは他の患者の死因と比較するため、かつて10番ベッドで突然死した患者の遺体を墓から掘り起こして調べることにする。

以下ネタバレ&感想

「誰にでも悲しい過去のひとつやふたつはあるものだ」
このセリフがまさに今回のエピソードのテーマだったかな。

 過去に起きた子供の悲しい医療事故。当事者である二人は自分たちなりに責任を感じて生きてきたとは思う。パウエルは無報酬の残業も厭わず、シスター・マクマホンも婚約を破棄して仕事に対して厳しく打ち込んできた。だけど被害者側の心の傷は癒えないし、ましてや法的責任を逃れたことが何より許せなかったはずだよね。
 10番ベッドの患者が亡くなるたびに置かれている白いスイートピーの花を見て、シスター・マクマホンは過去の事件の関係者が内部にいるのはわかっていたわけだし、彼女がああいう厳しさよりも思いやりや優しさを表に出して仕事に打ち込んでいたら、もしかしたらミルズの気持ちも少しは変わっていたのかもしれない。

 サーズデイ警部補の娘ジョアンが家を出て2ヶ月が過ぎ、居場所を突き止めたモース君は彼女の元を訪ねます。ジョアンは元気そうで暮らしぶりも悪くはないようだけど、何をして生計を立てているのか、どんな生き方をしようとしてるのか、モース君に多くは語らず。そしてモース君も多くを語らず(^-^;
 お母さんはうつ病になってしまっているようだし、元気にやってるよと一言でいいから連絡してあげてほしいな。

 体調不良で倒れて入院することになった警視正の代理を務めることになったサーズデイ警部補も大変そう。上級警官となると警察官というより政治家みたいなもんだから、現場主義の警部補にはつらいでしょう。消化性潰瘍とか、やっぱり警視正も相当ストレス抱えてたんだろうな…早くお元気になりますように!

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Comments

お久しぶりです
RanPapaです

若き日のモース、欠かさず録画しています
今回からですかね、タイトルが変わり
新米刑事ではなくなりましたね

1シーズンのエピソードを半年くらいの期間毎に
2回に分けて放送するWOWOWは気に入りません
それに吹き替え版だけなのが残念です

2月からNHK BSプレミアムでも見られますが
これまた吹き替え版だけですね

去年びっくりしたことに
AXNミステリーでは放送されていないのに
オンデマンドで5話まで字幕版でOnAirされていたので
急いで見ました
続きを公開してして欲しいです

ところで、2010年4月25日のAyanoさんの記事にもある
「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」第1話
(AXNミステリー1月15日)にショーン・エヴァンスが
出ていたのでちょっと驚きました

これからも、記事を楽しみにしています!

Posted by: @kinagg | January 16, 2018 at 02:13 PM

RanPapaさん、こんにちは!
コメントありがとうございます^^

ひとつのシーズンを分けて放送すると、製作側が伝えようとしている1シーズン通しての起承転結みたいなものがわかりにくいのが少し残念かな〜と思います。
シネフィルWOWOW(前のイマジカBS)では字幕版を放送してますが
(3月に一挙放送もあるそうです)
できればWOWOWで吹替え版と字幕版の両方を放送してもらえると、とてもありがたいですね。

BSプレミアムでの放送、いよいよ始まりますね〜♪
WOWOWで視聴しているこちらとしては今さらな感もありますが^^;
WOWOWに加入していない方にもこのドラマの面白さを知っていただける良い機会なので、やはり嬉しいです^^

ジェントリーにショーン・エヴァンス、出てましたね!
若くてちょっとおバカで可愛かったですよね^^
イギリスのドラマは何度見ても面白いですが、
昔のドラマをもう一度見ると、今では有名になった俳優さんが若い頃にちょっとした役で出ているのを見つけたりできる楽しみもありますね♪

ついに"新米"が取れた刑事モース君のこれからの活躍をもっともっと見たいですね!
次のエピソードをこれから見るので、また感想アップしたいと思います♪

Posted by: Ayano | January 18, 2018 at 09:30 PM

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