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May 12, 2017

The Crown #4 「神の御業」

 強い高気圧のため工場からの排ガスが充満し深刻な大気汚染をもたらす危険性が気象庁から報告される。しかしチャーチルはただの霧だと言って事態を軽視。病院は有害物質によって体調不良を起こす患者であふれ、交通事故も多発しているにもかかわらず、チャーチルは国民を凍え死にさせるわけにはいかないと言って火力発電所の稼働を続けさせる。おまけに、よりによって内閣で一番の緊急事態として議題にあげたのが大気汚染ではなくエディンバラ公フィリップ殿下の飛行機操縦訓練。チャーチルを首相の座から引きずりおろしたい労働党は、この機とばかりに首相の不信任動議を提出。エリザベスもマウントバッテン卿から首相に辞任を要請するべきだと進言される。
 しかしチャーチルを慕う若い首相官邸スタッフが濃霧が原因による交通事故で命を落とし、チャーチルは直ちに事態の改善に全力を尽くす決意を表明する。マスコミがこれを賞賛する形の報道をしたことで、エリザベスは彼に引退を促すことをひとまず取りやめざるを得なくなる。

 太王太后の君主制に対する絶対的な考え方。君主制は神の御業、だから君主は国民ではなく神のために仕えるもの。君主は何も話さず意見も言うべきではない。国民は君主に笑顔を求めるが、そこで笑顔を見せればそれは自分の意見を表明するのと同じ。何もしないというのは最も難しい仕事だ。
 フィリップはそういう王家のあり方が原因で自分のとこの王家が崩壊したから、現代の君主制は政教分離であるべきだっていう考えだし(まともなことも言うんですね^^;)エリザベスも若いから同じような考えを持ってるけど、父親のジョージ6世がそうしてきたように自分も伝統としきたりを重んじたいっていう気持ちも強くある。でもやっぱり時代は変化していくもので、ジョージ6世のかつての側近も「先代国王はそうしてきたが、あなたはあなただ」とアドバイス。だからチャーチルに引退を進言するのもアリかなって気持ちになったのに、「神の御業」は今回はチャーチルに味方したようです。

 やることがなくて連日飛行機の操縦訓練に夢中のフィリップ。エリザベスからそれを聞いたチャーチルの「はぁ? あいつバカなの?」って言いたげな顔(笑) そして大気汚染について話し合うべき緊急閣議でその操縦訓練を最重要問題として持ち出してくるチャーチルに対する内閣メンバーの「はぁ? こいつバカなの?」 さらにそれを知ったエリザベスの「は? あいつバカかよ?」的な連鎖が面白かった(笑)

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