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December 19, 2016

リッパー・ストリート S4-#3

 貧困家庭の実態調査をすることになったマチルダは、ある住宅で死に瀕した少年トミーを発見する。衰弱し白癬に感染していたトミーは間もなく息を引き取り、リードは彼の身内に連絡するため救貧院へ赴く。救貧院の院長ワイルドによれば、トミーは1週間前に脱走していたらしい。規律正しく衛生面にも気を配られている様子だったが、なぜトミーはあんなにも衰弱し逃げ出したのか。
 ほどなくして、トミーの母親を名乗る女性がH管区署に現れるが、彼女は忘れ物を残してすぐに姿を消してしまう。彼女がクラブで歌っているリーダ・スターリングだとわかり、リードは彼女を連れてふたたび貧窮院へ出向く。しかしリーダは自分の子と他の子の区別もつかない状態で、彼女には精神疾患があり週に何度もここへ来ては騒動を起こしているとワイルドは言う。リードは彼女をジャクソンに診せると、彼女は梅毒の第3期で記憶障害などの症状があるという。
 同じ頃、街で暴動を起こし救世軍の大尉を殺した罪でレッドスキンという青年が逮捕される。彼もまた救貧院にいた過去があり、トミーの脱走の理由が腑に落ちないリードはレッドスキンから救貧院の実態を聞き出そうとする。

以下ネタバレ感想

 H管区署に復帰することになったリード。まずは肩ならしにと、被害者の右腕が切断される連続暴行事件を担当することになる。ところが逮捕された容疑者の話し方や身体的特徴から、締め上げるまでもなく彼が犯人だと見抜いてしまいます。シャーロック・ホームズなみの観察眼ですね!
 そしてマチルダと接近しつつあるドラモンドに対する父ちゃんの視線も怖いです(笑)

 スーザンの息子コナーを引き取ったローズは、コナーがなかなか言うことをきかず子育てに苦労しています。それを見たジャクソンはローズに手を貸します。やっぱり自分の息子だからかわいいよね。刑務所に一度も会いに行かずに父親の資格なんかないって思ってたローズも、彼がコナーと接する様子を見てその考えを改めたようです。ジャクソンもコナーを自分たちの問題に巻き込まないために自分が父親だと名乗ることはないだろうし、うまく協力して育てていってほしいなぁ。

 事件は、残酷な遺体発見がなければドクター・クインにありそうなお話だったかな。
 いつの時代も理想を現実にしていくのにはお金が必要なんですよ…当時のお金持ちは貧困層の教育に出資という意識なんてまったく持ってなかっただろうし。
 貧しい子供にも希望を与えて社会に送り出したいというワイルドの信念は本来であれば立派なものです。身内も無く不治の病気になって死を待つだけなら早く苦しみから解放してやりたいという気持ち、だからといって彼がそれを決める資格は無い…というところは、現代の尊厳死や動物の殺処分問題にも通じるところがあって、いろいろ考えさせられるテーマでもありました。

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