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November 17, 2014

美女と野獣 - La Belle et la Bête

 先日、レイトショーで「美女と野獣」を観てきました。
 知人の付き合いで行ったので何の予備知識も無く、ああまたディズニー関係に付き合わされるのかよと半ば嫌々だったんですが……映画が始まってからフランスの映画だとわかり、このところフランスドラマ不足気味だった私のテンションも上向きに(笑)

 裕福な父親のもとで兄弟たちと暮らしていたベル。ある日、父の商船が嵐に巻き込まれ、借金のかたに財産のほとんどを没収され田舎での貧しい暮らしを強いられることになる。1ヶ月後、船が無事に港に戻ったという知らせを受けて父と長男マキシムは港へ向かうが、船は差し押さえられ、マキシムは自分が借金をした相手に追われ逃げ出してしまう。
 ひとり家へ帰ろうとする父親は、途中で吹雪に巻き込まれて遭難し、森の奥の古い城に辿り着く。そこには暖かい食事、そして娘たちから手土産に頼まれた宝石やドレスがあった。それらを手に家へ帰ろうとするが、最後にベルに頼まれたバラを一輪庭で摘み取った途端、父親は城の怒りを買い、バラと引き換えに命をよこせと言われてしまう。
 家族に別れを言うため1日だけ猶予をもらった父親は家族に事情を話すと、ベルはバラを手土産に頼んだ自分に責任を感じ、父親に代わって自分の命を差し出すため馬で城へと向かう。そこには醜い野獣の姿をした城の主がいた。しかし彼はベルに領地内を自由に散策していいと言い、ドレスや食事が用意され、ベルを傷つける様子はまったくなかった。その夜、ベルはかつてこの城に住んでいた王子と美しい女性の夢を見る。

 フランスのドラマでお馴染みのTF1やCANAL+も製作に関わってるとのことで、なかなかクウォリティーの高い作品だったと思います。「セカンド・チャンス」のアドリアンがベルのお兄ちゃん役で出ていたのも嬉しかったです♪
 とにかく映像が美しい。同じCGでもリアルさや迫力を追求したものと違って、非常に絵画的。特に城の外での嵐のシーンはまさに美術館で大きな絵画を見てるような迫力と美しさで圧巻です。映画館で観るべき作品っていうのはまさにこういうもののことをいうのだろうな。



 それにしても、美女と野獣ってこんなに怖い話だったんですね……野獣の王子が動物の肉をむさぼるシーンとか人が巨大石像にプチプチ踏み潰されていくシーンとか残酷きわまりない(^^;
 日本の昔話もそうだけど、こういうおとぎ話や昔話というのは怖い話が多くて、その中で人生の教訓とか人の内面の醜さとかを学べたりつるものなんだけど、そういうものをことごとく無視してきれいごとばかりを並べたあげく「いい男と結ばれて最後はハッピー」っていうステレオタイプな展開しかできないディズニー映画っていうのは本当にクソだよな、と思うのです。実際こういうところが批判されまくった末ようやくアナ雪みたいなマシなのが作られるようになったわけで。今まで批判対象だった「真実の愛=いい男に愛される」というパターンを自ら皮肉ったところもウケたのかもしれないよね。それと今までのディズニープリンセスよりピクサーのメリダのキャラクターの方が現代の女の子には感情移入しやすく受け入れられたっていうのも時代を反映してるし、そういう影響もあればディズニーも変わっていかざるを得ないと思う。それでも恋愛っ気ゼロのメリダがウケなかった日本では(髪型のせいではない、絶対に)男に幸せにしてもらうのが人生の夢っていう恋愛依存症女子がいまだに多いってことなのかもしれん。
(ディズニー好き=恋愛依存症の傾向が強い、というのは私の思い込みではないはずだ)
 この「美女と野獣」にしても、ベルはけして優しくて心が美しい女の子ってわけじゃなく、気が強いし自己主張するし、野獣の王子に対しても恐怖心や嫌悪感を隠さない。紳士的な振舞いができるように彼を変えようともしない。ダンスのシーンも嫌々踊ってやってるのよ感が見え見えで本当にクール。まさにフランスドラマのヒロインによくいるタイプですよ!(笑)
 彼女にあるのは美しさや優しさというより、適応力だと思う。優しいのはむしろ王子の方。愛する女性を失った悲しみから城に引きこもり(実際は森の神の怒りを買って閉じ込められたわけだけど、それを罰として受け入れてるんだからやっぱり引きこもりだよね)その女性の化身ともいえるバラを一輪摘まれただけで激怒。そうそう、フランスものって女性が気が強くてしっかりしてて、むしろ男の方が恋愛でくよくよ悩んだりズルズル引きずるっていうのが多いんだよね(笑)
 そして王子役のヴァンサン・カッセル。ヒロインと結ばれる相手がけして美男ではなくけっこうオヤジっていうのもまた、フランスもののお約束(笑) 王子とベルがお城で暮らすのではなく、お花屋さんになって慎ましく幸せに暮らす、っていう結末も素敵だなと思う。最近映画館で観た作品の中では一番のお気に入りになりました(o^-^o)

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November 10, 2014

11月の視聴予定&リッパー・ストリートの感想をちょろっと

 ドラマを観る時間が取れるようになってきたので、録画して視聴がまだのものも含めて久しぶりに視聴予定など書いておきましょう。

ヒンターランド
Law & Order UK
HOMELAND S4
逃亡者 デッドエンド
ダウントン・アビー S2
プロジェクト・ランウェイ S10
いとしきエブリデイ(映画)

 こんなもんかな。クワークは見逃したので再放送待ち(T T)
 今月はシムさん2本。「逃亡者(Prey)」は観たかったドラマなので嬉しい。WOWOWプレミアといえば「エスケープ・アーティスト」も面白そうだけど1話目を見逃してしまったので、オンデマンドか再放送を待つことにしましょう。Spooks作った人のドラマだからちょっと期待(・∀・)
 HOMELANDはS4からザフが出演!ってことでワクワク♪ でも今まで全然観てないのに話についていけるかな?と心配だったけど(クレア・デインズの表情がカートゥーンキャラみたいに大げさすぎてダメだった^^;)S3の最終話から観てみたら、どうやらここで一区切りでS4から新しい展開になるみたいですね。
 L&O:UKは次回から未見エピ。スパドラさんならずっと続けて放送してくれると思うけど、私はベン様とジェイミーが目当てだから二人が降板したらさよならかも…とか言いつつゲスト目当てに観ちゃうんだろうな(笑)
 10年目に入ったランウェイもいよいよブライアントパーク。予想通りの人たちが残ったなーって感じ。全員それぞれ趣向が違うからファイナルが楽しみ♪
 ダウントン・アビーは待ってました!って感じです。S1が本当に面白くて、海外ドラマ生活に復帰するいいきっかけになった作品です。これからどうなるんだろー。

 最後にちょろっとリッパー・ストリートの感想を。一挙放送でS2を一気見しましたが、どちらかというとS1の薄暗くて薄汚くてグロいのがいかにもホワイトチャペルって感じで、S2はなんかちょっと違うな〜って思いつつ(ジャクソンは検死医の枠を超えて科学捜査までやってるし^^;)でも最後の最後になって、うわー!ってなりました。S2は事件よりメインキャラクターの人間関係がメインな感じだけど、それがまた見事に描かれてるよね。とくにスーザンの心情が変化していく様子は、うんうん、わかるー(泣)って感情移入しながら見てました。いやいややっぱり面白いよ! そしてジェローム・フリンがかっこいい。

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