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October 07, 2014

ヒットラー(Hitler : The Rise of Evil)

 AXNミステリーで放送された「ヒットラー(Hitler : The Rise of Evil)」 番宣を観た時からローバート・カーライルのヒットラーなんて絶対見逃せないぞ!と楽しみにしておりました。ちなみにアメリカ製作ですがカーライル様なので一応イギリスドラマカテゴリにも振り分けました(笑)

 アドルフ・ヒットラーの幼少期の生い立ちから彼がドイツの政治を支配するまでを描いた作品。
 芸術家を志してウィーンに出てきたアドルフだったが、日々の糧を得るための仕事にありつくことができない。路上で生活する人々はユダヤ人が自分たちから仕事を奪っているせいだと口々に言い、アドルフもまたユダヤ人への憎しみを募らせていく。やがて戦争が始まり、ドイツ軍の兵士として前線で戦った彼は戦渦を生き抜き、上官からその功労を讃えられる。
 終戦後ミュンヘンに戻った彼は、社会が混乱する中で新たに結成された政党のひとつ、ドイツ労働者党への潜入を命じられる。小さな政党ではあったが、その主張にアドルフは共感し、やがて集会で演説をするようになる。説得力ある彼の演説はしだいに人々を引きつけ、ホールはいつしか彼の熱狂的な支持者で溢れるようになっていく。

 ドイツ政治の独裁者となったアドルフ。彼は圧倒的な演説力で人々を扇動するだけではなく、時代の変化も計算したやり方は実に狡猾。でも最初はユダヤ人だけを憎んでいた彼も、しだいに自分に背くものはすべて粛清という残虐な面があらわになり、支持してくれていた人々は一人また一人と彼の元を去って行く。
 史実を基にしたドラマなのでストーリーがどうのということよりも、やはりカーライル様の演技が圧巻というべきドラマでしょう。こういう役をやらせたらカーライル様の右に出るものはいませんね。ブチキレて口からお菓子のカスを飛ばし、演説の時はツバを飛ばし汗まみれ。まさにカーライル様の魅力全開です(爆)
 彼を支持する女性ヘレナを演じたジュリアナ・マルグリーズが美しかった。幼い娘を失った悲しみを紛らすために何かしたい、という気持ちが彼女をアドルフへの熱狂的な支持へと向かわせたのかもしれません。

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October 06, 2014

ブロードチャーチ〜殺意の町〜

 WOWOWで全8話一挙放送された「ブロードチャーチ〜殺意の町〜」を観ました。今年度のBAFTAのテレビシリーズ部門で作品賞、主演女優賞、助演男優賞を獲得した作品です。

 海沿いの小さな町、ブロードチャーチ。ある朝、崖下のビーチで11才の少年ダニーの遺体が見つかる。地元警察の刑事エリーは、家族ぐるみで付き合いがあり息子の親友だったダニーの死にエリーは困惑しつつも、新たに配属された警部補のアレックとともに事件の捜査にあたる。しかし遺族や町の住人の気持ちに配慮しようとするエリーと、あくまで客観的な目で冷静に犯人を見つけ出そうとするアレックは、捜査のやり方で対立することもしばしば。さらに予定していた昇進をアレックに奪われたと思っているエリーは、彼の態度や存在自体がどうしても面白くない。それでもエリーは事件を解決のためアレックに協力しつつ捜査を進めていくなかで、小さな町の住人たちが様々な過去や秘密を持って生きていることを知る。
 捜査が一進一退のある日、死者の声が聞こえるという男が警察に名乗り出てくる。アレックとエリーは彼を売名目的のペテン師だと言うが、ダニーの母親ベスはダニーからのメッセージを預かっているという彼に接触。そのメッセージとは、「犯人を見つけようとしないで。見つけてもみんなが悲しむだけだから」というものだった。

**以下ネタバレ**

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October 01, 2014

Law&Order: UK S1-#1 「慈悲なき欲心」

 いよいよ日本での放送がスタートしました。
 足掛け5年半。長かった!(感涙)
 私も冬眠から戻ってまいりました(^_^;)

 病院の駐車場に置かれたバッグの中から一酸化炭素中毒で死亡した乳児の遺体が発見される。ロンドン市警のブルックスとデヴリンは、乳児が着ていたコートを販売していた小売店から子供の住んでいた家を突き止め、母親がディオン・ファラという女性であることがわかる。二人が家を訪ねるとディオンは姿を消しており、鑑識が部屋を調べると、暖房が改造されていたため一酸化炭素が漏れ、警報器の電池も外されていたことがわかる。
 ディオンの電話の履歴から彼女の妹の住所が判明。妹の元に身を隠していた彼女は、遅刻したベビーシッターを待たずに家を出て仕事に向かったが、帰宅するとベビーシッターはおらず子供は息をしていなかったと話す。また彼女は警報器の電池を外していないし、それが警報器であることすら知らず、子供を病院に置き去りにしたのは人工呼吸の知識が無い自分にとってそれが最善だと思ったからだと語る。

 イギリスで放送が始まりDVDも発売になったときにこのエピソードを観たという本家L&Oファンの方もいらしたことでしょう。そこで私が時折目にしたのが、なんでこのエピソードを1話目に選んだのか? もっと相応しいエピソードはいくらでもあるのに、といったご感想でした。
 でもイギリスドラマファンからみれば、このエピソードを最初に持ってきたのは当然という気もします。だっていかにもKudosの好きそうな脚本じゃない?(笑) Spooks、Life on Mars、Hustleなどを作った会社だと思うと、この選択は何となく納得できます。
 母親の責任、悪いのは母親、と思いきや彼女には彼女の事情があって、だからってベビーシッターが悪いわけでもないし、管理人のふりした業者とか賄賂とかいろいろ絡んで、じゃあ本当に責任を取るべきなのは誰なの?

Kudosこういうの好きだよね絶対!(笑)

 で、ここでスティールさんが登場するわけですよ(≧∇≦)キャー
 スティールさんは正義の味方なので、とにかく悪い奴を有罪にして罰を受けさせたいのです。でもここで、お前これで確実に有罪に持ち込めるか?本当に大丈夫か?もう一度よく検証しろ、って、冷静に考えることを思い出させてくれるキャッスルさんがまたかっこいい。ビル・パターソン、渋いです。
 アリーシャはなんかもう最近キャリーの日記のぶっとんだ女のイメージになっちゃってたので(笑)ひさびさに落ち着いた姿を見れてほっとしました。美人だよね〜(*^.^*)

 ちなみにイギリスの弁護士にはソリシター(事務弁護士)とバリスター(法廷弁護士)がいて、わかりやすくいうと警察の尋問で容疑者の隣にいるのがソリシター、法廷でヅラ被って熱弁ふるうのがバリスターです(←わかりやすく言いすぎ。笑)

 ブルックスさんたちが所属してるのはロンドン市警で、いわゆるロンドン警視庁とは別物です。市警の管轄は中心部のシティで、それ以外の首都圏全域を管轄するのが首都圏警察(ロンドン警視庁) 「第一容疑者」のテニスンや「リンリー警部」のぼっちゃま&ヘイバースや「Ashes to Ashes」のメンツが所属するのがここですね。市警は管轄がシティのみなので、ロンドンが舞台でも市警察の刑事ドラマってあんまり見たことないかも。

 前にも書いたけど、このドラマはレギュラー陣の衣装が素敵なんですよ。アリーシャの着回し術にも注目です!

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