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April 16, 2011

Afterlife

 2005年にITVで放送が始まり、シリーズ2まで製作されたドラマ。主演はクランフォードやRed Ridingに出てたレズリー・シャープと、ゾンビドラマのアンドリュー・リンカーン。ミディアムとかゴースト系のいわゆる死者が見える主人公の話です。宇宙人や魔法使いや怪物くんはダメでもサイキックならオッケーな私^^; DVDのパッケージが怖くて一瞬怯んだけど(笑)視聴者の評判もなかなか良いし、霊能者と心理学者っていう組み合わせがちょっと変わってて面白そうだなと思って、「これを見よ」という英アマに勧められるままに見てみました。きっとWITBの購入歴とStrike Backを購入リストに入れてたことからこのドラマを勧めてきたのだろうな…(笑)
 とりあえずS1を一通り見終え、思いのほか面白かったので感想を。

 霊能者のアリソン・マンディは、“普通の生活”を送ることを望みブリストルの街に引っ越してきた。しかし彼女の能力を知る人々は転居先にまで訪ねてきて霊視を頼み、アリソンは心苦しくもそれを断り続けていた。
 ある晩、アリソンは地元の霊視イベントにゲストとして招待される。会場には「霊視は一種の催眠術だ」という大学の心理学講師ロバート・ブリッジと彼の教え子の学生たちも訪れていた。アリソンを通じて近親者の霊からのメッセージを聞き涙を流す参加者たちの姿を、学生たちは冷やかし半分の目で見ていた。その時アリソンは学生の一人ベロニカに「ラベンダーの香りがする白いコートを着た女性があなたの傍に立っている」と話す。ベロニカはそんな女性は知らないと否定し、学生たちは帰り道「やっぱり霊能者なんてインチキだ」と口々に言う。しかし本当はベロニカには白いコートの女性に思い当たるふしがあった。
 ベロニカが幼い頃、彼女の母はよく枕の下にラベンダーの花を入れてくれていた。あるクリスマスの夜、一家は車の中で心中を図り、ベロニカだけが助かった。白いコートはその時母が着ていたのものだった。何をするのもいつも一緒という仲の良い家族だったのに、なぜ自分一人だけが生き残ったのか、ベロニカは常にその思いに苦しんで生きてきたのだった。
 それを知ったアリソンは、そんなベロニカの心をなんとか助けたいと思っていた。アリソンはベロニカに「自分だけが生き残ったことに苦しむよりも、自分が今生きて幸せだということをお母さんに伝えるべき」と言う。彼女の助言を聞いたベロニカは「自分の行くべき道がわかった」と笑顔を取り戻す。

ここで終わらないからイギリスドラマは怖い(泣)

以下ネタバレ含むので隠れます。

 ベロニカが選んだのは、自分も家族の元へ行くこと。彼女はロバートに白紙のレポートを提出して連絡を絶ち、その後浴槽で手首を切り自殺を図っているのをルームシェアをしている同級生たちに発見される。病院に運ばれたベロニカは一度は息を吹き返したもののまもなく死亡。その時アリソンの目には母親と再会できて幸せそうなベロニカの姿が見えていました。だけどアリソンはベロニカが自殺したのは彼女のせいだとロバートや同級生たちから責められることに。

 数年前に列車の衝突事故で生き残ったときから霊能力が身に付いたアリソン。彼女は霊を見ようとしているのではなく、霊の方が見てほしくて近付いてくる。だけど彼らがアリソンに何を求め訴えているのかアリソンにはわからない。おまけに何とかして彼らを助けようと思っても、それが必ずしも上手くいくとは限らない。本当は何も見たくないし聞きたくもない、普通の生活が送りたいのに、玄関の扉を何重に鍵をかけても彼らは家に入ってくるし、テレビの音を大きくしても声が聞こえてくる。支えになってくれる家族も友人も無く、彼女はたった一人でそれに耐え続けている。
 同じ能力を持っていながらアリソン・デュボアやメリンダと違うのは、彼女自身がその能力に常に苦しめられているということ。そういう点ではどちらかというと「シックス・センス」の男の子に近いかも。
 そんな彼女をはじめは詐欺師とみなしていたけれど、その後彼女の能力についての本を書くため交流していく心理学者のロバート・ブリッジ。大学講師になる前はセラピストだったという彼もまた、数年前に交通事故で幼い息子ジョシュを亡くすというトラウマを抱えているのでした。

 霊能者と心理学者という設定も今までに無いコンビだけど(←私が知る限りですが^^;) ひとつひとつのエピソードがなかなか凝ってて面白いです。行方不明の少女の声がアリソンに訴えてきて警察が捜査する…という王道な話もあり(でも結末が王道じゃない。泣)、“もう一人の自分”に悩まされる少年の話とか、ジャーナリストに嵌められたと思いきや意外な結末を迎える話とか……もちろん中には心を救ってきちんと収まる話もありますが、基本的には怖いです。見た目の怖さじゃなくて(ってかそれもあるけど^^;)心理的に気持ち悪い部分が残る怖さ(泣)
 もうほんとどれだけ怖いかっていうと、日本で放送されることはたぶん無いと思うので(残念だけど!)ある程度ネタばらししちゃいますが^^; シリーズ最終話、アリソンが巻き込まれた列車事故の生存者と遺族が集まって開かれた降霊会で、ロバートはついに息子ジョシュの霊と対話することに。同じ頃、ロバートの上司は数年前に同じ参加者が集まった降霊会で霊能者が謎の死を遂げていたことを知ります。そしてアリソンを通じて父親と話せたジョシュの霊は………うわあぁぁぁ(((((゚∇゚|||) ラテンドラマ「セカンド・チャンス」でペドロがイザベルを“連れて行った”のを思い出してしまった………(T T)

 いわゆるスーパーナチュラル、サイキックミディアムものとは一線を画した、いかにもイギリスの心理ものらしいドラマです。「この作品が好きな人におすすめ」にWITBが一番に挙げられてたのも納得(笑)
 買ってから気付いたんですが、ゲスト出演がなかなか豪華。2話目にペテン師ミッキーのエイドリアン・レスターが刑事役で出ているし、S2にはリアム・カニンガムも!(≧∇≦)キャー
 本国ではS1はなかなかの視聴率だったようですね。続けてS2も楽しみたいと思います。日本でも放送してほしいなぁ。AXNミステリー向けかも。

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