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January 17, 2011

ルイス警部 #7「業火の祈り」

 ルイス&ハサウェイが帰ってきた〜〜!
(正確には新シリーズではなくS2の第3話なんだけどね^^;)

 ある晩、聖マークス教会でウィルという青年が頭を撃って自殺した。翌朝現場を見たハサウェイはひどく動揺する。自殺したウィルはハサウェイの少年時代の親友だったのだ。
 祭壇にはウィルと元恋人フィアドルカが一緒に写った写真が置かれ、「学びの園」という団体の紙切れが残されていた。教会のキング神父はフィアドルカのことを「問題児だった」と語る。
 ウィルはゲイだったが、最近はゾーイというガールフレンドと付き合っていた。しかし彼女とは6週間で破局し、その後は友人として信頼関係を築いていたらしい。
 その後、学びの園の主催者たちが次々と殺される。現場には「Life Born of Fire(炎に生まれる命)」というメッセージが残され、犯人のものらしき指紋やDNAは数年前から消息不明になっているフィアドルカのものだったが、旧友たちの中に最近彼を見かけたという者は一人もいなかった。
 一方ルイスは、親友だったハサウェイとウィルが疎遠になり、神学校時代に再会し、その後ウィルが荒れ始めたのとハサウェイが聖職を辞めたのが同じ時期だったことを不審に思い始める。

以下超ネタバレ&感想

ハサウェイよぉぉ〜〜〜(T T)

 面白かったです!
 ハサウェイが聖職を辞めた理由がついに明らかに。このドラマにしては珍しく爆発シーンあり、ハサウェイが初めて感情むき出しにしてルイスと口論するシーンあり、モース時代からの中核である「学問と宗教と音楽」もキッチリ踏襲した良いストーリーで、勿体ないからシーズンフィナーレに取っておけばいいのにと思える秀逸エピソードでした。(もっとも毎回秀逸なんだが。笑)

「学びの園」は、ゲイは病気だとして治療し洗脳する団体だった。信心深いウィルはそこに入ることが自分のためだと思ったが、結局は逃げ出した。神様は慈悲深いはずなのに、なぜありのままの自分を受け入れてくれないのか。
 少年の頃自分を好きだったウィルをあざ笑い、神学校時代に再会した時に学びの園のことを聞かされたハサウェイは「その人たちのしてることは正しいから戻るべき」と言い、それからウィルの心は荒れ最終的に自殺という結果を招いてしまった。もちろんハサウェイが悪いわけじゃない。そこで教わることはすべて正しいと信じ込まされてしまう、神学校とはそういうところだから、ハサウェイもその時は同性愛は悪だと教えられていたし、学びの園に戻るのがウィルにとって最善だと信じていた。でも、もし自分がそう言わなければ、ウィルは自殺せずにすんだかもしれない…ハサウェイの苦悩は「ほんとは自分もウィルが好きだった」じゃなくて、彼のためを思ってしたことが彼を逆に追い込んでしまったという強烈な自己嫌悪なんだよね。辛いよなぁ…(T T)
 しかしルイスにとっては、どんな理由があろうと捜査するうえで必要な情報を隠すことは絶対許せないわけです。だから学びの園のことを知ってるのに言わなかったハサウェイに「顔も見たくない!」とか言ってしまうんですよね。ハサウェイが必死になって「話を聞いてくださいっっ」と言っても無駄。根っからの刑事のルイスにしてみれば、ハサウェイは完全に刑事失格なのです。
 だけど彼がピンチになればやっぱり助けにいかずにはいられない。ハサウェイが犯人に狙われ、護衛が彼を見失ったと知るや、必死になって犯人を特定し、火が燃え広がる中ハサウェイを担いで救出! オヤジの火事場の底力を見せつけられました。なんだかんだ言っても大事な部下で相棒だもん、だからホブソン先生に「連れ合い(better half)」って言われるんですよ(笑) このコンビもう大好き(*^ω^*)

 ウィルとの過去を知ったルイスに「お前もゲイなのか」って聞かれた時のハサウェイの返答がいかにも彼らしいですね。まるで答えること自体に意味が無いかのように、ただ「警部にとってその定義は?」と聞き返す。エロ本とチョコバーが好きなのが男だ!っていう定義はバカげたものだし、それよりオックスフォードの鐘の音が好きだっていう奴もいる、そしてそういう奴はゲイだと決めつける定義もまたバカげたものなのだ。
 ラストシーンで無理してエロ本見てるハサウェイが、6時の鐘が鳴るとやっぱりそっちに聞き惚れてるところが可笑しかったです^^

 それと個人的に気になったのが、ウィルの葬儀でゾーイが「付き合い始めて6週間で別れた」とハサウェイに話す場面。この後のセリフが字幕では「恋愛感情よりも友情が勝ったというわけ」、でも実際のセリフは "Romeo and Juliet became to Will and Grace" って言ってるんだよね。ゲイのウィルとストレートのグレイスの同居話を描いたシットコム「ウィル&グレイス」と掛けた上手いセリフなんだけど、ウィル&グレイスを見ていない人には当然わからないわけで、字幕版はそういった部分もちゃんと配慮して作ってるんだなぁと改めて感じたシーンでございました。

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Comments

こんにちは。超ごぶさたしてます・・・。
若干体調崩してブログもドラマも放置状態だったのですが、
何とかこれだけは見ることができました!
いや~、ほんとこのドラマはよく作り込まれてますよね。
ついにハサウェイが自分をさらけ出して、
一層ルイスとの距離が縮まった気がします。
ドラマでちょっと元気もらいました。
しかもホワイトチャペル2放送決定ですか!
これまたすごく楽しみです♪
情報ありがございます。

また体調戻ったらブログ再開したいと思ってます。
その時はまたよろしくお願いします~。

Posted by: はるはる | January 17, 2011 at 04:14 PM

はるはるさん、こんにちは。
お体の調子はいかがですか?
私も去年は半年近く体調不良が続き、ブログも更新頻度が激減しました…^^;
具合が良くないとドラマを見てもなかなか楽しめないものですよね。
ゆっくり静養なさってくださいね。再開楽しみに待ってます^^

さてさてルイス警部、やっぱり面白いです。
親友を2度も傷つけてしまったハサウェイは辛いですね。
無感情な人に見えるけど、実は感情を内側に隠すタイプの人だったんですね〜。
そしてもう一方のコンビ、ジョーとマイルズに再会できる日も近い!
今年も魅力的なドラマが続々上陸しそうで楽しみですね♪

Posted by: Ayano | January 18, 2011 at 01:31 AM

Ayanoさん、今年もよろしく
ハサウェイに焦点の当たった今回のエピソード、本当に秀逸でした
でも、実は私には大きな疑問が!series1で、彼はオックスフォードじゃなくて、ケンブリッジ卒という設定だったのでは?私の記憶違いかなぁ
とは言えやはり目の離せないコンビである事は間違いありません!

Posted by: flicfreak | January 18, 2011 at 09:02 AM

flicfreacさん、こんばんは。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします♪

>ケンブリッジ卒という設定だった
あっ、そうでしたっけ?(←もう忘れてる^^;)
大学時代のあだ名がWCということしか覚えてませんでした…記憶力悪くてすみません^^;
そういえば彼はマッシュポテトをデコレーションして司祭に「聖職に向いてない」とか何とか言われたのが神学校を辞めたきっかけだと前に話してましたが、あれもタテマエだったのでしょうか(笑)
隠し事をされて怒っても、それでもハサウェイのことが大事なルイス。本当に良いコンビになりました。
これからの活躍がますます楽しみですね^^

Posted by: Ayano | January 19, 2011 at 11:54 PM

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