リンリー警部「アリバイ工作」
い、一週間遅れになってしまった…(それでもブラザーフッドよりはまし)
ぼっちゃまとヘレンに関してちょっと語りたいことがあるんですが、それはまた別の機会にするとして(いろいろ追いついてないし^^;) 今回はエピの感想をさらっと書きます〜。
ハイドパークで23才のエミリーが無惨に殺されているのが見つかる。彼女は13才の時にテレビで見た人権派弁護士ウェインライトを尊敬し、法学部を出て現在は彼の元で見習いとして働いていた。両親は彼女のことを溺愛していたようだったが、ここ4ヶ月ほどエミリーとは連絡が取れず、同じ時期に仕事も辞めていたことがわかる。またエミリーの異父姉リサは家族と不仲で数年前から音信不通だという。
ところがエミリーの新しい職場、WDDメディアの責任者はリサだった。エミリーは数ヶ月前リサに突然連絡をしてきて以来、法学部の学費の返済のためにリサが運営しているインターネットののぞきチャットに「ブリー」という名で出演するようになったという。そして彼女は最近、チャットの常連客であるタナーという男に尾行され声をかけられたらしい。
今回のシリーズ、前の2話はあんまり好きじゃなかったけど、今回の話は面白かったです。犯人は途中でだいたい予想ついちゃいましたが^^;
ウェインライト役のサミュエル・ウェストは「ホーンブロワー」のエドリントン少佐役が印象的だった俳優さん。レッドコートで馬に乗ってる姿が素敵でしたが、普通のスーツ姿も良いですね^^
以前と比べてぼっちゃま&ヘバの漫才度がだいぶ減りましたよね〜。個人的にはぼっちゃまとヘバがギスギスしつつ信頼関係を築いていく過程を見てるのが好きだったので、阿吽の仲になっちゃった今はちょっと物足りないかも^^; とはいえラファティ先生やウィンストンもいい感じのキャラで気に入ってます。そもそも周囲から疎まれてる二人がなんだかんだで事件を解決に導く「コンビ」がメインのドラマだったので、「チーム」が主体になってくるのに違和感があるのは否めません。ただこれは、孤立してたぼっちゃまとヘバが「チーム」でやっていけるまでに成熟した(というよりも周囲の見る目が変わった)というふうにも受け取れるよね。
ぼっちゃまはヘバに「ヘレンとは友達だけど、どう思う?」って聞いてました…なぜ彼女に聞く?(笑) まあヘバはお目付役みたいなもんだし、ぼっちゃま他に友達いなそうだし^^; だけどエミリーの両親に彼女の死を伝える役目をヘバにやらせるぼっちゃま、自分が非番だってことを理由にしてたけど、そこで「きみになら任せられるから」とあえて言わないところが憎いねぇ♪(*^m^)
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Comments
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ayanoさん、こんばんは。ぼっちゃまとヘレンに関して語りたい・・・どんなんかな~。お楽しみ~。
さて、シーズン5になって、随分雰囲気が変わり、私好みになってきました。ちょっとピント外れ気味だったリンリーも立派に成長したし、あのキツかったヘイバースもマイルドになって、リンリーに全然逆らわないし、このあたり、好き嫌いが出そうな感じですね。
でも、原作は常に「チーム(仲良し4人組+ヘイバース+ウィンストン。組み合わせ変更あり)」で行動。メンバーは違うけど、少し原作に近づいたような気がします。
今回のエピ、現代イギリス社会の歪みが覗けて勉強になりました。別の意味で歪んでいたパーマヘアのサム・ウエストは、童顔でとってもキュート。彼の「ホーンブロワー」、見たことないので、You Tubeで探してみます。
「ヘレンとは友達だけど、どう思う?」・・・リンリー、ヘレンの疑問をそのままヘイバースに言ってどうする。彼は女に関して本当に鈍感な困った君です。
Posted by: おりん | August 29, 2010 12:43 am
おりんさん、こんばんは。
忙しくて先週のエピがまだ見れてません…(汗)
原作ではチームがメインなのですか〜!
だんだん原作に近付いた内容になってたのですね。
ぼっちゃまの成長もヘイバースから毒っぽさが抜けてきたのも、きっとお互いの影響なんだろうなって思いました^^
「ホーンブロワー」のエドリントン、素敵ですよ〜♪
ホーンブロワー関連の動画はいっぱい転がってるのでぜひご覧になってみてくださいね^^
Posted by: Ayano | September 01, 2010 01:23 am
アヤノさん、SPIRALでのお返事ありがとうございました。モヤモヤしていた?事項の説明も簡潔ですんごく
うれしかったです。
ところでリンリンのS3ですがこれで最後にもかかわらず
なんだかなぁ?の印象の毎回エピですわ。
あまりにも期待しすぎた感がいけなかったのかしら・・・
どーもリンリンがS1,S2よりもイマイチ警部になってしまって、あのラフなファッションもいかがなもんかと毎回
モンモンしております。すこーし若返り作戦なのかも
しれませんが、やっぱりダークなスーツが一番なのに。
それに比べてヘイ子の活躍と感情の豊かさへの成長ぶり
涙が出そうです。あんた、よくぞここまで・・・って感じ
すっかり垢抜けてキレイになってるし、リンリンを
いつもたててあげる余裕もあって身近にいたら
ぜひお友達になってほしいぃ。
ところで先週、悪妻ヘレンがあんな形でいなくなって
しまうとは・・・
Posted by: おくにゃん | September 01, 2010 11:48 am
おくにゃんさん、こんばんは。
いえいえ、どういたしまして〜(o^-^o)
SPIRAL、また最初から再放送があるといいですね。
リンリン(笑)先週のエピもまだ見れてない状況です。あ、でもヘレンがどのようにいなくなるのかは知ってますので^^;……いよいよボロボロのぼっちゃまが見れるぞとほくそ笑んでおります(←鬼)
ファッションは私も最初の頃の方がおぼっちゃまらしくて好きでした。
彼の人間的成長に合わせて変えてるのかもしれませんが、最近の衣装はリンリーというよりナットさん本人に近いですよね(笑)
Posted by: Ayano | September 03, 2010 02:00 am
ayanoさん、こんばんは。お忙しいのは「出来る女の証拠」。でも、無理しないでね。←レス不要。
さて、ベストセラーになってる本のTV化は非常に難しいです、特に、エリザベス・ジョージのように「はっきりしたコンセプト」をお持ちの場合は。彼女のエッセイから要約。
「リンリーは、移り変わる時の中を、成長しながら生きる登場人物にまつわる事件を切り取って、物語を展開させていく方法」らしいです。
さらに、「シリーズの中で、誰か人が○○のは決めており、それはそれが残された登場人物を最も大きく動かすためにヘレンであるべきだ。 ○○方法は実際にロンドンでもニューヨークでも現実によくあるように、残酷な方法で◇◇れるのがいい」そうです。 血も涙もないエリザベス・・・
>チーム
メインのメンバーは、パイロット版に出ていたあのS・ジェイムズ&デボラと、リンリー&ヘレンです。S・ジェームスは鑑識専門家でヘレンはその助手。デボラはカメラマン。こんな職業ですからよく事件に絡むんです、TVではバッサリ切られましたが。
>ヘイバースから毒っぽさ
進行形のドラマだから、自然の流れでしょうか。ただ、シーズン5になってから上下関係がハッキリし、さらに、DCウィンストンがレギュラーになったことで、リンリーとの「イコールパートナー関係」を楽しんでいたファンは、かなり戸惑うのではと思います。
ところで、「The Wrong War」に出ていたオールバックヘアのサム・ウエスト、見てきました。軍事物は苦手で全くわかりませんが、赤い制服、お似合いでした。お~、なんて凛々しい! あっ、何人か知った顔が出てました。ジョナサン・クリーク2代目彼女のJulia Sawalha。お久しぶり。
ayanoさん、長くなってごめんなさい。
Posted by: おりん | September 05, 2010 01:28 am
おりんさん、こんばんは。
すみません…………「悪夢の銃声」後編、録画時間を間違えてREXが映っておりました……(T T)
だいたいの展開は知ってるものの、ブログに感想をアップできそうにありません。
いつも訪問してくださってるのに本当に申し訳ないです(土下座)
そういえばパイロットに出てきただけのお友達は原作ではレギュラーだとどこかで聞いた覚えがあります。
テレビではリンリーとヘイバースの個性を強調するために、それ以外のメンバーの印象をあえて薄くしたという可能性もありますね。
レッドコート姿のサム・ウェスト、素敵でしょ♪
役柄もなかなか良かったんですよ〜^^
ホーンブロワーは海軍士官のお話なので軍事作戦部分もありますが、基本的には主人公の成長を描いた青春&海洋冒険ドラマなので、どなたにもお楽しみいただける作品だと思います。フィリップ・グレニスターさんも出てますよ^^ 機会があったらぜひご覧になってみてくださいませ♪
Posted by: Ayano | September 06, 2010 01:36 am
ayanoさん、こんばんは。お忙しいのに、レスありがとうございます。実は、「リンリー命!(←大袈裟)」の私も火曜日を水曜日と間違えて録画。一瞬、頭真っ白になりましたが、無事リンリー全て録画終了しました。やったー。
それにしても、ayanoさんのユニーク&的確な感想、読めなくて本当に残念。エピは日本人には理解出来ない民族間の内戦に絡む話で、見ていて非常に辛かったです。
ところで、「ホーンブロワー」にあのやんちゃなグレニスターおじさんが出てるんですか? じゃ、もう一度行ってみまーす。で、これ、「チャンネル銀河」で放送中なんですよね。知らんかったわ~。
さらに、10月からあの「Inspector Lewis」もチャンネル銀河で始まるそうで、契約しようか、迷っています。(今年のLewis にナサニエル・パーカー、ゲスト出演。ayano さん、先取り情報ありがとう
)
Posted by: おりん | September 10, 2010 11:33 pm
おりんさん、こんにちは。
遅ればせながらボロボロぼっちゃまのエピの感想を上げました〜(汗)
最終回はしっかり録画したので、見たらまた感想を書きたいと思います。
これで本当に終わっちゃうんだなぁと思うと、見る前から何だか寂しいです。。。
ホーンブロワーですが、きゃーー本当だ! 銀河で放送してるんですねっ!!
実はどうしてもLewisが見たくて来月スカパーe2を入れようと決めたんですが、ホーンブロワー見たいなぁ……もっともDVDに焼いてあるので、それを見ればいいんですけどね^^;
銀河って来月State Withinも放送するんですね。ドクタークインはせっかく見れるのに最終シーズンだわ…と思ってたら、またS4の再放送があるようだし、Absolutely Fabulousまで放送しちゃうし、なんか銀河すごいなぁ!(笑)
正直今のAXNミステリーにくらべると数倍魅力的ですね〜^^; あっ、でもフロスト警部の最終シリーズ放送は嬉しいです♪
ナットさんといえば、ホテル・バビロンのS3にも出てるんですよね。ユニバーサルチャンネルがS4まで放送してくれるそうなので、今からワクワクしています〜〜♪ またお金持ちの役かな
Posted by: Ayano | September 12, 2010 07:55 am
Ayanoさん、「Limbo」の感想、ワンダフル! で、「Limbo」って「中途半端な状態」とばかり思っていたら、「古聖所:天国と地獄の中間の場所」。なるほど、相当意味深なんですね。
それと、ナットさんの情報、ありがとう。実はホテル・バビロン、BS2で見ました(シーズン1&2?)。今もやってるかわかりませんが、ちょっとチェックしてみます。ちなみに、ややロン毛の彼は「Restaurant Critic」の役です。
さて、夏バテ気味の私は、BS2でポワロの新作(2008年)、見てます。相変わらすワンパターンです。
最近失望気味のAXNはリンリー、フロストが終り、ジョナサン・クリークの新作(2作品)が始まるまで少し休憩。時間が合えば、「Wire in the Blood」、見ますよー。あと、フロスト警部の最終シリーズって「シーズン13(2008年)とシーズン14(2010年)」かな? ものすごく期待してます。
見たくない番組も多い銀河は、契約しようか迷いますね~。その銀河で4月からやってる、BBC「New Tricks(退職デカの事件簿)」、何か情報あります?
※色んなドラマの話、部分的にしかついていけません。お許しを。
Posted by: おりん | September 16, 2010 05:44 pm
おりんさん、こんばんは。
リンボって救済されない魂が行きつくところなんですよねたしか。今のリンリーの状況がまさにそれですよね〜。
バビロンはBSでやったのはS1だけなのですよ。以降はユニバーサルチャンネルにて放送中です。S1はそれほど好きじゃなかったんですが、S2になってから面白くて毎回楽しみにしてます。
ナットさん、どんな役柄で登場するのでしょうね〜。ワクワクします♪
銀河のNew Tricksはなかなか面白いらしいですよ。せっかくなのでルイスついでに見てみようと思ってます^^
そろそろナットさん主演の新しいドラマシリーズでも見たいですね〜。どこかで作ってくれないかしら(笑)
Posted by: Ayano | September 18, 2010 10:43 pm