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July 26, 2010

SPIRAL3 #7

 ジェズは10年前スペインでバラバラ殺人の容疑者になっていた。そんな前歴から彼が「ラ・ヴィレットの肉屋」である可能性が高いと皆が思うなか、ロールは犯人はあくまでロナルドだと主張する。
 尋問を受けたジェズはタチアナと顔見知りだったことを認めるが、殺害に関しては否定する。彼はアルバニア系売春組織の元締めであるニコという男に車庫に連れて行かれ、5000ユーロと引き換えに、そこで死んでいたタチアナの遺体を切り刻むよう言われた。また、耳の後ろに焼き印を押すようにも言われたという。焼き印の情報は公開していないにもかかわらずそれを知っていたのは、ニコがロナルドと知り合いで、彼を釈放させるために3人目の殺人を起こしたのではとロールは考える。

 カールソンは国選弁護の仕事を引き受ける。以前麻薬取引きで逮捕されたことのある男が、4万ユーロを下着に隠し持っているのが見つかってドゴール空港で逮捕された。カールソンは彼を無罪にするため、金は麻薬ではなくポーカーで勝って手に入れたことにし、その金の出所の証明のためカジノの総支配人に協力を求める。
 一方ピエールは、2年暮らした施設から200ユーロを盗んだ若者ディランの弁護を担当していた。辛い子供時代を送った彼に、ピエールは信頼を築くことで更正に導こうとして判事を説得。その後行く当てのないディランがピエールを頼って訪ねてきたが、ピエールはあくまで弁護することだけが自分の役目だと彼に言う。
 市の財政にメスを入れるロバンは、クルセル市長の妻を呼び出す。彼女が身に付けている高級ブランドの服や時計はすべて夫である市長からの贈り物だが、月4000ユーロという彼の収入と支出額がかけ離れていることにロバンは注目する。

 ロナルドの写真を見せられたジェズは、彼が施設でブラールという人物と話していたと言う。ブラールは現在住所不定で、ロールとジルは彼がよくいるという市場に向かう。ブラールはロナルドの車庫を使ったことがあると言い、場所を特定したロールたちは車庫を捜索。隠し地下室があるのを見付けたロールは、そこでセリアのピアスと、瓶に保存された遺体の一部を発見する。

* * * * * *

 ジェズ、ロナルド、アルバニア系売春組織のつながりが徐々に明らかになってきた。事件の解決はおそらく近いと思われるけど、今までの道のり(勝手に捜査を続けたりとか、ジルの銃弾すり替えのこととか)がいずれ問題としてのしかかってくる予感。ロールはかつてセクハラを受けたブルモンに今ではすっかり夢中だし。フロマンタンは警視庁の犯罪捜査課に引き抜かれそうだし。彼が、仲間を守りたいという気持ちと、家族を守るためにも危ない橋は渡りたくないっていう気持ちの間で葛藤してるのがわかる。
 カールソンはまともな弁護士としてやり直す決意をしたにもかかわらず、やはり不正からは簡単に足を洗えない。ピエールもまた、弁護して釈放させることしかできない自分に何らかの苛立ちを感じているのかも。彼がやりたいのは本当の意味で人を救うことのような気がするんだけど、たとえ弁護士であってもやれることに限界がある。そして「謀略と力が司法だ」と言い切ってしまったロバン。それぞれが大きく動き出したように見えるけれど、実は元の場所に向かってるだけじゃないのかという気がしてならない。

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Comments

はじめまして。スパイラルをずっと観ていてすっごく引き込まれているモノです。
検索してもなかなか情報がなく、悲しんでいました。
今初めてこちらにおじゃまできまして、うれしい驚きです。
それは、ストーリーもわかりやすく書いてくださってるし、感想も読めるので、それだけで
スパイラルに飢えていた私にとってうれしいったらhappy02
ぼちぼち復習を兼ねて読ませていただきます。

内容はなかなかシビアなお話ですよねcoldsweats02うーん。
フランス本国では日本でいうどういう位置づけのドラマ
なのでしょうか。なさそうですね。
ではまたheart

kimiさん、こんにちは。はじめまして。
ご来訪&コメントありがとうございます。
Spiralは深くて重くて見応えのあるドラマですよね〜。
それゆえ敬遠されがちなのか、あまり感想を書いておられる方を見かけないのが残念です。
そもそも、みんなで話題にしてわ〜〜〜っと盛り上がるような作品ではないのですけど、それでもちょっと寂しいですね^^;
正義を貫きたい、誤った道を正したいという気持ちがあるにもかかわらず、結局は自分を守ることに終始してしまう…そんな人間の心理を鋭く描いた秀作だと思います。

先週分は体調不良のためお休みしてしまい、今週分とまとめてアップするつもりですが(汗)なんとか全エピソードのレビューをまとめられるよう頑張りますね^^;
また遊びにいらしてくださいませ〜^^

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