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June 02, 2010

Spooks(MI-5) S3-#6「国家の生贄」

 いつの間にかCRIMEがエピソードタイトルをつけるようになってたので、とりあえずこちらでも表記することにしました。

 トルコ系マフィアのオザルが倉庫で仲間3人を殺害。彼が狙ったのは5課がバルカンの武器ルートとのつながりを掴むためにゾーイに探らせていた組織のボス、チェレンクだった。しかしオザルはソフィーと名乗って組織に潜入していたゾーイにそそのかされてチェレンクを殺したと証言する。さらに、殺された3人の中には潜入捜査中の警官ドヤンが含まれていた。彼が巻き添えになって死んだのはゾーイによる5課の作戦失敗が原因だとして、スコットランドヤードの特別捜査班は彼女を逮捕。過失致死とチェレンクに対する殺人の共謀罪で起訴され、ゾーイは窮地に立たされる。
 検察は今回の作戦はチェレンクの殺害そのものが目的だったのではとMI5を追求する。作戦に際して殺害の可能性を示唆されたことや、オザルの嫉妬心を利用してチェレンクを殺させたことをゾーイは否定するが、それらはすべて裁判でゾーイの身を守るためにハリーたちが用意した筋書きだった。

以下ネタバレ感想*S5以降のネタバレあり*

 結局、ハリーがチェレンク殺しを暗にほのめかしていたのが真相なわけですが………(震) そしてチェレンクが人の命をなんとも思わない奴だと知ったゾーイは、オザルに彼を殺させるよう仕向けたのでした。
 だんだん「国家の安全のためには暗殺もやむなし」という方向にいきつつありますね。もっとも、それは5課の仕事なのか?って気もするんだけど。実際の5課の仕事はどうなのか知りませんが、ドラマとして今後幅広く展開させていくためにはこれもやむを得ないのかもしれません。シリーズ3はこういう部分においても転換点なんだなぁと感じました。
 でも前回のダニーの場合と今回のゾーイとではかなり事情が違うっていうところがポイントですね。ダニーは道義的に賛成できないながらも国のためにやむを得ず暗殺をし、そのために苦しむことになったけど、ゾーイはそれが正しいと思ったから実行した。結果、自分が信じる正義を貫いた方(ゾーイ)が追放されるという形になるのは、正義は必ずしもひとつではないとはいえ、なんともやり切れない結末。彼らが人として信じる「正しいこと」と、国家の「正義」の間には隔たりがあって、でも情報員である以上、国家の提唱する正義のために動かなければならない。それがかれらにとって大きな葛藤であり、同時にSpooks最大の見どころでもあるんですよね。みんながみんなロスみたいな鉄仮面だったら事は実に簡単なんだろうけど^^; つってもロスだってハリーの命令に背いて一人でザフを捜しに行ったこともあるし、けして根っからの冷血ではないのよね〜。

 ゾーイを守るとハリーに約束しておきながら反古にした(っていうか最初から守る気なんかなかった)法務長官…………ヤルタのショルトじゃんΣ( ̄ロ ̄lll) そうか、そうだったのか………あのジュリエットと組んで世界を操ろうとするんだから、そりゃ一筋縄でいく人物のはずがないよね(((゚Д゚))) ハリーが「死体の隠し場所を知ってるぞ」って脅してたのも、何のことかさっぱりわからないが彼ならやってる!と、ヤルタの彼を知ってる人なら納得のセリフなのでした。普通はあとで(ヤルタの話になってから)それに気付くんだけど、なんせ視聴順が入れ替わってるもんで…^^;

 ルースの時もそうだけど、今までの自分の人生を捨てる選択をわずかな時間の中で迫られるのはこの仕事の常なのか(でもルースの別れの方が切なかった…) ダニーにきちんとお別れを言えたのはせめてもの救いだったかも。チリで幸せな人生を見付けてくれるといいな。そして話はIdentityへと続く…(続きませんcoldsweats01

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Comments

トムに続いてゾーイまでいなくなってしまうとは。
任務を全うしたのに有罪、
ゾーイが実際に手を下すべきだったともとれる判決です。
考えすぎでしょうか?
最近、ショックなドラマが続きます(笑)。

Posted by: カクテキ | June 03, 2010 at 11:00 AM

ヤルタの…!!!
私もBS11のS4~6を先に見てますが、全然気づきませんでした。(^^;)
ゾーイは、こんな形での退場だったんですね…せっかく誤解がとけたのに、ウィルもかわいそうです。ウェディング・ブーケを発注していた段階で、ゾーイもそろそろかなー、という匂いはしてましたが、まあ、生きてるだけいいのかもしれません。コリンやフィオナの登場を見て、そう思ってしまいました…(T-T)

Posted by: Keen | June 03, 2010 at 04:47 PM

カクテキさん、こんにちは。
ゾーイはハリーに言われた任務を全うしただけだし、しかもやめたいって言った時にハリーがやめさせてれば、少なくともドヤン刑事が巻き添えになることはなかったわけですよね。
実際には作戦成功だったわけだけど、国の安全のためという理由の元に人を殺すことは許されない…という政治的建前のアピールのためだけに人生を奪われたゾーイは気の毒でした。
行き先が火星じゃないだけマシかな(爆)

Posted by: Ayano | June 04, 2010 at 01:39 AM

Keenさん、こんにちは。
ヤルタのショルト、あちこちでお馴染みの俳優さんなのですぐに気付きました(笑)
死体ってなんのことかわからないけど、ヤルタなら絶対何かやってますよね!^^;
ウィルは本当にかわいそうだなって思いました。
最後に和解できたのだけが救いでしたよね。
次はダニーの番ですねぇ…(T T)
個人的に一番納得いかない(っていうか悲しすぎる)のは、やっぱりコリンです(涙)

Posted by: Ayano | June 04, 2010 at 01:44 AM

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