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June 12, 2010

Criminal Justice

 某メヒカーノ俳優さんが昨日からしきりにつぶやき続けてるんだけど、ひょっとして今メヒコ戦やってんの?(ワールドカップ始まってるって今知った^^;)

 さて2時間ドラマがいろいろ終わって時間的にも余裕ができたし、またちらほらイギリスドラマの紹介をしていこうと思います。
 というわけで(なんのこっちゃ)BAFTA、あらためてマシュー助演男優賞おめでとう!
 彼の受賞で、この素晴らしいドラマ「Criminal Justice」をブログで紹介していなかったことを思い出しました(汗) ちなみにマシューが出演しているのはS2ですが、ここで紹介するのは昨年のBAFTAで主要部門を総なめにし、主演のベン君は国際エミー賞も受賞したシリーズ1(全5話)です。
 イギリスドラマが好きな方なら必見の、実に見応えある作品。

 ロンドンで両親と暮らしているベン・クルターは、ウエストハムを愛するごく普通の青年。ある晩彼が外出しようとすると車のエンジンがかからず、彼は父親が仕事で使っているタクシーを運転して出かけていく。
 信号待ちをしている時、彼の車にメラニーという少女が乗り込んでくる。ベンは自分はタクシー運転手ではないから降りてほしいと説明するが、彼女は何でもいいからとにかく一番近くの海岸に連れて行ってほしいと言う。言われるままに海辺の町へ行き、一緒に時間を過ごすうちに彼女の奔放でエキセントリックな魅力に惹かれていくベン。誘われるままに彼女の家へ行き、互いに泥酔するまで酒を飲んだあと勢いでベッドを共にする。
 夜中にキッチンで目を覚ましたベンは、帰ることを告げるためメラニーの寝室へ行き、彼女がベッドの上で胸を刺されて死んでいるのを見付ける。慌てて家を飛び出すが再び戻り、自分がいた証拠を消そうとする。凶器の包丁を胸に隠し持って家を出るが、パニック状態の彼は近くで事故を起こしてしまう。パトロール中の警官がそれに気付き彼を呼び止めるが、そこへ近くで殺人事件があったという無線があり、警官はベンをパトカーの後部座席に乗せたまま現場を見に行く。その様子を見ていたベンの態度を不審に思った警官は彼を警察署に連行、隠し持っていた包丁が見つかったベンはそのまま殺人の容疑で逮捕されてしまう。
 ベンには国選弁護人が付くことになるが、保釈が認められなかったベンは裁判の間刑務所で過ごすことになる。そこで彼を待っていたのは、他の囚人たちからの執拗な嫌がらせだった。同じ房に収監されているフーチという男は、そんな彼にここで生き残っていく術を教えるのだが…。

 一見すると犯罪捜査&法廷もののようですが、謎解きよりも、イギリスの司法に関わる人々の腐敗部分(ジェントリー警部の努力も虚しく現在も変わってない)と、そのせいで人生を狂わされていくベンの姿がテーマ。事件の担当刑事は上司に人手不足を訴えるも、経費を理由に増員の要請を却下されてしまう。ベンが事件の夜の詳細を語ろうとしても、ソリシターやバリスターはみなそれを聞くことを拒む。もしベンの口から真相を聞いてしまったら、自分たちはその言葉に基づいて弁護をしていかなければならない。それは少しでも軽い刑を勝ち取るために不利になるのだ。「君はただ我々の言う通りに証言すればいい」と彼らは口を揃えて言う。
 ベンは裁判で、泥酔していて何があったのか覚えていないが「自分はそんな人間じゃない」と訴える。それに「そんな人間ってどんな人間だ?」と返す検事。こんなやりとりが延々続き自分の言いたいことも言えない裁判、さらには刑務所での絶望的な日々が彼の精神をどんどん追いつめていく。しかしそんな彼にただひとり耳を傾ける若きバリスターがいた。フランセス・カポーは他のバリスターと違い、「どうすれば軽い刑ですむか」ではなく「どうすれば彼の無実を証明できるか」に全力を注いでいく。
 警察は犯人をベンと決めつけるために証拠を隠し、また決定的な証拠を見逃した、それらはすべて人手不足が原因。儲けのために弁護の仕事を流れ作業的にこなすことを第一に考えるバリスターたち。フランセスが若く経験が浅いゆえにベンの言葉を信じることができ、結果真実に辿り着くというのは、司法の世界において非常に皮肉というか。またベンの心を蝕んでいく刑務所内での人間関係も見どころ。人から信じてもらえないことで徐々に精神的に崩壊していく様を主人公のベン君(名前同じなんだよね^^;)が見事に演じきっています。またフーチを演じるヘイクスウィルポスルスウェイトさんが良いんだなぁ。
 ソリシター(事務弁護士)とバリスター(法廷弁護士)の違いは小説などで知識として知ってはいたのですが、それぞれの仕事をじっくり見ることができたのは今回が初めてで、非常に勉強になりました。

 ぜひ日本でも放送してほしい素晴らしいドラマです。「AXN的ミステリー」じゃないからAXNミステリーにリクエストしても無理そうなので(苦笑)ここはやはりWOWOWに期待したいところ。NHKはせっかく第一容疑者やモースやフィッツを日本に持ってきた実績があるのに、最近は重厚なイギリスドラマから手を引いちゃったみたいで実に勿体ない。ファンタジーや恐竜ドラマよりこういうのをもっとやってほしいなーーo(゚Д゚)っ

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Comments

Ayanoさん、こんにちは!
上の記事はまだ読んでません。おとつい到着したんです〜Criminal Justice。Ayanoさんのガイドが出来たので、これで落ち着いて(?)見られるというもの。あとMoneyも買いました、これはMadMenのピートの人が出ているので。オブザーバー紙に掲載された彼のインタビューを読んで、彼の多面性に感心したんですねぇ。ピートの役柄とは全然違う。

ベンは、映画「ブライトスター」のキーツ役がすんばらしかったです(涙)リリカルで綺麗ではかなげで。とびきりハンサムな人ではありませんが、存在感があっていい役者だなあ。

atsumiさん、こんにちは。
お〜〜購入されたのですねっ!
是非、じっくりとお楽しみくださいませ^^
ベン君は「パフューム」でも主役を演じてた俳優さんだそうですね。今後の活躍が期待大ですね〜。
Mad Menは残念ながら未見なのですが、まったく違う役柄を見事に演じられる役者さんがいると、その人が出てるというだけで見てみようって気になりますよね。

そろそろRed RidingとSpooks7を見なくちゃならないんですが、さすがにクライム物が続くと疲れるので、次は例のMoving Onを開封しようと思ってます♪ S2にはシムさんとロバート兄さんが出演されるそうですね^^

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