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バーナビー警部 #50「壊れかけた聖歌隊」

 ジョイスやジョージも参加しているミッドサマー・ワージー聖歌隊は、目前となった大会に向けて日々練習を行っていた。ある日、練習中にメンバーのひとりコナーが心臓の発作で突然倒れる。幸い重症ではなくそのまま帰宅するが、仲間のスティーブンがコナーが置き忘れていった携帯電話を見付け、家まで届けにいくと、コナーは頭を殴られて死んでいた。キッチンのゴミ箱からは「お前の嘘つきな心臓」と書かれた紙とともに、豚の心臓が見つかる。
 翌朝、ジョイス宛に「次はお前だ」というメッセージが届く。しかしそれは聖歌隊のメンバー全員に届いていた。指揮者ローレンスの度を超えた猛練習に聖歌隊の雰囲気は悪くなっていたが、ローレンスはそれがライバルであるアストン聖歌隊の指揮者フランシスのせいだと言う。フランシスはかつて経歴詐称をして大聖堂のオルガン奏者の座を手に入れたという過去があったらしい。
 その後、教会の周辺で野鳥観察をしていたサムという男が、墓地で遺体で発見された。殺されたのは別の場所で、それはサムが以前不動産管理を任されていたハーツメイドという屋敷の納屋だった。そこに住むキャロラインもまた聖歌隊のメンバーで、結婚前はスティーブンと親しかったらしい…。

以下ネタバレ感想

 えーと、豚の心臓を梁に打ち付けたり脅迫状送ったのはフランシスのえげつない嫌がらせで、墓地に残されてた三脚の跡もフランシスがライバル聖歌隊の様子を知るために盗聴してただけで、コナーの携帯にかかってくる電話や彼の家にあった女性ものの服の謎は彼と浮気してたローレンスの妻エレンで、そこにあった音叉はエレンとコナーの浮気の証拠を消し去って妻とやり直そうとしたローレンスが落としたもので……………
 思わせぶりな出来事や証拠の数々は人間関係を浮き彫りにするための演出で、終わってみれば事件とは直接関係ないものが多かったですね。すっかり惑わされました^^;
 結局、ギャンブルで莫大な借金を作っちゃったジャイルズ(ハーツメイドの持ち主)が、借金を返すために家を売るのは嫌、妻のキャロラインが相続したバッハの肖像画を売れば大金が入るけど売ったのがバレる……。彼とギャンブル仲間だったコナーはかつて古典絵画の偽造で前科があり、完璧な贋作を作って売ればいいじゃん!という案を実行に移したけど、彼はエレンと駆け落ちする金欲しさに本物の絵を持ち逃げしようとして殺されてしまったのでした。
 でもそんな形でお金を手に入れて駆け落ちしたところで幸せにはなれなかっただろうし、コナーは死んじゃったけど、彼が自分のために書いてくれた絵を残してもらったエレンはこれで良かったのではという気がします。聖歌隊命!の夫も出て行ったし(苦笑)

 キャロラインは気の毒でした。歪んだ愛から監禁というのは何度も見てきましたが、絵が戻ってこないのがバレたらまずいぞ!っていうだけで薬漬けにされちゃうんだもん。それと、スティーブンがなにかと言い寄ってくるのも夫としては面白くなかったのかも^^; でもスティーブンはいい人みたいだから、夫から解放されたキャロラインも今度こそ幸せになれるかな?
 ちなみにキャロライン役の女優さんはWITBでヒル先生につきまとっていたパトリシアでした。「フロスト警部」では捜査に協力する心理学者マーティ、Ahses2ではレイが恋心を抱いた男の役(爆!)で登場。あちこちでよく見かける女優さんです^^

 検死の先生ジョージが最近目立ってますね♪ 今回は聖歌隊のメンバーとして、最後には指揮者までやってました。文句ばっかりのローレンスよりもジョージの指揮の方がみんなのびのびと楽しそうに歌ってたのが印象的でした。
 先生、バーナビー家でのディナーの席で、ウズラ(たぶんウズラだと思う)にナイフを入れる時にY字切開してましたよ!(笑) こういう細かい演出も面白いですね。
 ジョイスはレストランで警部に子牛の膵臓をすすめてました\(;゚∇゚)/ 自分で試さず人に食わせるところが、さすがジョイス! ジョージとのディ ナーに「子牛の膵臓でも出そうかしら」と皮肉っぽく言うジョイスに「彼はそんなの見飽きてる」という警部の切り返しがナイスでした。

 最後に今週のジョーンズ君。スティーブンとジャイルズの揉み合いの仲裁に入って池にドボン! 絶対落ちると思った!( ̄▽ ̄)
 ずぶ濡れになってバーナビー警部の家で着替えさせてもらうことになり、シャワーを浴びながら大声で"'O sole mio"を熱唱(爆) それを聞いたジョイスが聖歌隊に欠けていたテノールに彼を誘います。警部も捜査のためにとすすめるけど、実際捜査にはあまり役に立ってなかったような気もしますが^^;
 バッハの絵に火をつけようとしているレオの背後からライターの火をフッと消すシーン、あまりのタイミングの良さと彼の無言に思わず笑ってしまった^^

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Comments

Ayanoさん、こんにちは。
サムの遺体から出てきたフィルムが手がかりになりましたが、犯人はどうして遺体の体をチェックしてから遺棄しなかったんでしょうかね?

>ナイフを入れる時にY字切開してましたよ!
わっ、よく見ていませんでした。さすがAyanoさん、ナイス観察力!チェックしてみます。
ジョージの指揮、上手かったですね。みんなリラックスして実力を発揮できたような気がします。

さんたさん、こんにちは。

>どうして遺体の体をチェックしてから遺棄しなかったんでしょう
サムが普段から写真を撮っていることは知っていたのだから、きっちりチェックするべきでしたね。
こんな詰めが甘いようではジョーンズの思うつぼです(笑)

お肉のY字切開、見た瞬間ウケました♪
ジョージの人柄が良いですよね〜^^
ギスギスした雰囲気じゃ、どんなに練習しても良いコーラスにはならないですよね。
やっぱり音楽は楽しくないと!^^
あんなに力を入れてた大会をすっぽかして出て行ったローレンス…妻に捨てられたのがよっぽどショックだったみたいですね^^;

指揮者の人、妻には捨てられ
聖歌隊は自分がいないほうがのびのびとしていて優勝、
とことん気の毒な人でした。
ジョーンズはいい感じですね。
無言の顔こそ多くを語っていて、お気に入りです。

ジョージのY字切開は気づいていませんでした。
職業病でしょうか(笑)。

カクテキさん、こんにちは。
指揮者のローレンス、聖歌隊にばかり熱中しすぎて妻に愛想を尽かされたのか、それとも妻にそっぽをむかれた現実から逃げるために聖歌隊に打ち込んでたのか、謎ですね(笑)

ジョーンズはトロイのような粗忽な一言はないけれど、表情で語ってる部分がなんとも可笑しいですよね^^
今後も期待しています♪
ジョージはきっと無意識にY字切開してしまったのでしょう(笑)

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