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SPIRAL2 #5

 ラルビ兄弟の組織に潜入するため、工作支援部のサミー・ブシャラ刑事が捜査に加わる。彼は潜入するには誰かに紹介されて入り込むことが重要だと言い、まずラルビ兄弟が出入りする店の店主アブデルに近付く。
 ロールたちは組織の運転手ナディールを麻薬所持で逮捕。その後サミーはラルビに脅されて国へ帰ったナディールの後釜として潜入することに。電話を盗聴していてアブデルがゲイであることを知ったジルとサミーは、売春斡旋の名目で彼の店を手入れし、ラルビにゲイであることを知られてくなければサミーを自分の甥として紹介するよう取引をもちかける。

 街で少年が銃を乱射する事件が発生。逮捕されたヴァンサンは事件の動機について何も語ろうとしない。両親は息子の生活に干渉せず、望むものは何でも買い与えていた。ピエールたちは彼の部屋を捜索して銃弾のストックを発見するが、3発がなくなっていた。部屋にあったパソコンの履歴を調べると、ヴァンサンが黒死病というハンドルネームを使ってウィスパーという人物とよく話していたことが分かる。しかし「若すぎる」と言われて以来まったく話をしなくなった。ウィスパーが市内に住むドミニクという女性であることがわかってロールとフロマンタンが彼女の家を訪れるが、部屋では撃たれたドミニクが死んでいた。行方のわからない3発の銃弾は彼女を殺したものだった。あまりの臭気にロールは窓を開ける。しかしピエールがヴァンサンをつれて現場に到着すると、ヴァンサンはふとした隙に窓から飛び降りて自殺。彼はドミニクと一度だけ会ったと言っただけで、真相については結局何もわからないまま最悪の結末を迎えてしまった。

 アジズの子分マリクは弟の携帯に録画されてたバーベキュー事件の動画を見て、携帯を破壊。だけどヤクの上がりをちょろまかしてるとアジズにせめられボコボコにされたことで、弟を連れて警察へ。マリク、目を覚ますのが遅すぎると思うんだけど、あの団地には更生の道すらないってことなのかも。だけどいまさら警察に行ったって、唯一の証拠の携帯壊しちゃったじゃん……

 ツァボの元で働き金を得て広い部屋に引っ越したカールソンは、ツァボに誘われて組織の家族の誕生パーティーへ。「金が欲しい」と言うムスにツァボは「今は危ない」と言うが、それを聞いてたカールソンはムスと独自に接触をはかる。
 ツァボと一夜を共にしたのはもちろんムスの連絡先をこっそり手に入れてツァボを出し抜くため。自分の弁護士になってほしいと泣きついてきたアジズに対しても完全に上から目線だし。悪人ですら足元にひれ伏す権力を手に入れつつあることを楽しんでいるように見えます。
 それと反対にどん底のロール。抜け出そうとしてもがけばもがくほど泥沼に足を取られていく。上司に言われてしぶしぶ言った精神科医のところも「時間が無い」と言ってさっさと切り上げたけど、ヴァンサンの自殺で事件が終わってしまった時に彼女が頼ろうとしたのはやっぱり精神科医のもと。彼女が自分の心を言葉に出して打ち明けることで多少なりとも救いになるといいんですが。

 このドラマはデクスターやBurn NoticeやSpooksみたいに誰にでも布教できるドラマではないですね〜^^; 基本的に「起きた事件を警察が解決していく」というストーリーではなく、司法組織に身を置く人たちの心の暗部がテーマなので、中には事件がきちんと解決してない(中途半端)と感じる人も多いでしょうね。権力と金を持つ者が物事を支配し、地道にやってる人は正義を求めてひたすらもがき続ける、だけどそれが報われることは少ない…という悲壮感たっぷりなところがまた個人的にはたまらなく好きなんですけど、やっぱ一般ウケはしないよなぁ…^^;

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Comments

Ayanoさん こんにちは
おっしゃるようにすごいドラマですね。
でも何故か惹き付けられる・・・これがシーズンが重ねられていく所以なんでしょうね。
HDDに録って元気なときに見るようにしています。

ムールさん、こんにちは。
ロールの努力の空回りっぷりが見ていて本当につらいです。
精神科医に打ち明けられるようになったのは前進かな?という気もしつつ、あの強気なロールが誰かに心の内を吐露せずにはいられないというのは余程のことだと思うんです。
カールソンもこのまま悪の道まっしぐらなのか、毎回ドキドキしながら見ています。

ロールたちが体を張って職務を遂行しているのはよくわかるのですが、警察は時として傲慢で暴力的で、実生活においては絶対に好きになれないし信用もできない、と日仏の違いはあっても思います。そういう警察の負の部分を隠すことなく見せるスパイラル。
カールソンが重箱の隅をつついて警察の杜撰な捜査をひっくり返していくのも、半分は痛快だったりするのです。
ところで、サミーはちょっとかっこいいですね♪

atsumiさん、こんにちは。
刑事たちの取り調べはかなり乱暴ですよね。フロマンタンもマリクの頭にボールぽんぽんぶつけてたし^^;時には脅迫まがいのことも…フランスの警察では録音や録画は義務じゃないのでしょうか?(日本もだけど)
S1でジルが証拠のヤクをちょろまかした時みたいに、こういう警官の暗の部分も強烈に描かれますよね。だからロールが辛い気持ちを口に出して言うのがちょっと意外な展開でした^^;
サミーかっこいいですね! 潜入捜査の冷静な姿と、ジルとふざけあう姿、どちらもいいですね〜^^

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