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June 20, 2009

リンリー警部「消せない顔」

 休暇でコーンウォールの実家に帰っていたリンリーは、隣の厩舎で調教師のフェナーが首を吊って死んだことを知る。彼が最近購入したアルテミスという馬に脚の病歴があったことがわかり、このところレースで負けが続いて金にも困っていたらしい。同僚モイラは彼からセクハラまがいの嫌がらせをうけていたものの誰かに相談するほどのこととは感じず受け流していたが、モイラの恋人ラクランはフェナーを「嫌な奴だった」と話す。リンリーは地元警察のトレメイン巡査部長の要請で捜査に加わることになり、近くの保養所で休暇を過ごしていたヘイバースを迎えに行く。
 フェナーの部屋に日本のウィスキーが何本もあったことや、最近森に人が出入りした形跡があることから、リンリーはフェナーが自分の所有する土地の入り江を利用して密輸をしているのではないかと考える。そしてリンリーとヘイバースはその入り江にある小屋にモイラの恋人ラクランが出入りしているのを目撃する。
 フェナーの体内から馬の鎮痛剤の成分が検出され、馬に関わる人物が彼に薬を飲ませたらしいことがわかる。また鑑識が馬小屋の床下からユーロの札束を発見。事件について冷静すぎるラクランの態度を不審に感じていたリンリーは、彼が事件に関わっているとすれば鑑識が引き上げた直後に金を取りにくるはずだと考え、ヘイバースと共に張り込むことに。
 厩舎に現れたのはラクランではなく近所の貴族レディ・キーチの庭師コナーだった。それと同時に、入り江から立ち上る煙を見たトレメインはフェナーの小屋が火事になっていることに気付く。小屋の中から助けを呼ぶ声を聞いたトレメインは応援を待てというリンリーの言葉をきかず、中にいる人物を助けようとするが爆発に巻き込まれてしまう。

 さてストーリーはちょっと退屈だった気がしますが^^;ぼっちゃま&ヘイバースの漫才は絶好調でした♪ 事件のあった厩舎で足跡やら手形やらを見るぼっちゃまの姿はちょっとモンクさんっぽかったです(笑)
 ヘイバースが自分も関係者に聞きたいことがあると言うと、きみは休暇中なんだから口を出すな…を繰り返すぼっちゃま。だけど、そもそも捜査に参加させるために迎えに行ったんじゃないのか? そうじゃなければわざわざ車の中で事件の話をするはずないし(内緒にしてればいいのに!)ディナーのためだけとは言わせないぞ(笑)
 そんなぼっちゃまに朝早く無理矢理森に連れ出されたヘイバースが「コーンウォールで有名なのは?」と聞かれて、パイとかおいしい魚という答えにぼっちゃまは「食べ物以外で!(Forget the food)」と突っ込むけど、「だって朝食を食べてないんだもん」と皮肉を突っ込み返すところが好き(笑) だけどぼっちゃまいわくコーンウォールは密輸で有名なんだってさ…^^;
 あと、レディ・キーチのお屋敷の庭で朽ちかけの木製の馬の像を見て「ニスを塗れば長持ちするのに」と言うヘイバースに、「自然の流木だからこそ生命力を表現できるんだよ」と説明したつもりが、逆に「腐ったら生命力もなくなる」と突っ込まれてしまうぼっちゃま……その時の表情が見えないのが残念!(爆)

 トレメイン巡査部長はコーンウォールの警官なのになんで北部訛りなんだろ〜??と思ってたら、コーンウォール生まれのマンチェスター育ちという設定だそうで納得。だけど彼の死はちょっとかわいそうすぎる気がしました。「成功者だけが英雄というわけじゃない」と言うけど、彼の妻の言う通りほんとに慰めになってませんでした^^; 「子供たちに何て話せばいいの?」と言われてぼっちゃま思わず泣き出しちゃうし(爆!)
 ヘイバースにゆっくり休めとかなんだかんだ言いながら結局連れ回してるあたり、やっぱりこの人はヘイバースがいなきゃ駄目なんじゃん!と思ったのでした。二人で入り江を眺めてるシーンはなかなか良かったわ。ただこういう二人並んで座ってるシーンってどうしてもヘイバースの方が子守り役に見えちゃうんだけど^^
 余談ですが、お母様は相変わらず現実が見えてないというか、わかってて現実逃避してるというか……そのへん完全に息子に遺伝してますよね(笑)

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Comments

Ayanoさん、こんにちは。
コーンウォールの景色が美しいエピでしたね!
>ぼっちゃまの姿はちょっとモンクさんっぽかったです
私もそう思いました。手つきから首の傾げぶりなど似ていましたね。

>彼の妻の言う通りほんとに慰めになってませんでした
リンリーの言葉はきれいゴトにしか聞こえませんでしたね。
また海辺で犯人へ投げかけた言葉も配慮が無かったです。
あんなこと言われたら追い詰めているも同然です。
フレイザーのところへ行って説得の仕方を習ったほうがいいも。(笑)

前回のお返事ありがとうございましたぁ。
いつも丁寧なお返事とおくにゃんのしょーもな質問でも
キチンと答えてくださってとてもうれしいです。

そうなのか・・・やはり女性としては見ていないんですね・・・(切ないなぁ。)っていっても
ヘイバースもそういう風に想ってもらいたいなんて
考えてないのかしら?

さて、今回のパート2から映像もすごく新しくなった
というか綺麗で垢抜けた感じになりましたね。
1も2ももちろんすばらしい景色ですが。

アヤノさんは海外のドラマにとても精通されておられ
ますがいつもどのチャンネルでご覧になっているの
ですか?おくにゃんはもっぱらケーブルで
ミステリーチャンネルなんです。

さんたさん、こんにちは。
さんたさんもやはりモンクさんの姿を見ましたか!(笑)
あの手つきほんとに似てましたよね^^

トレメインの奥さんに対する慰めも、まああそこではああ言うしかないと思うんですが、そのあとなんであんたが泣き出すかな〜?みたいな……もっともそういうちょっと子供なところが好きなんですけど^^;
記事の方で書き忘れたんですが、ぼっちゃま前にも犯人を自殺させちゃってるんですよね。
日本のサスペンスみたいにクライマックスが崖の上だったら「犯人飛び降り→ぼっちゃま泣く」のラストを毎回見せられるんだろうなとくだらないことを考えてしまいました(爆)
しばらくユーコンかニューカッスル(ヒル先生のとこ)に行って修行してきた方がいいかもしれません^^;

おくにゃんさん、こんにちは。
こちらこそいつもコメントをいただいてとても嬉しいです^^

ヘイバースはもう、リンリーのことは別世界の人っていうふうに割り切ってるんじゃないでしょうか。「どうせ自分は労働者階級の出だし」という意識が常にあって、ぼっちゃまに対して恋愛感情を抱くなんて想像したことすらない…みたいな。あくまで私の勝手な解釈ですが^^;
あれこれ想像しながら見るのも楽しいですね^^

このドラマは景色はもちろんですが、映像の陰影がとてもきれいですよね〜。

>海外のドラマにとても精通されて
選り好みが激しいのでけして精通はしてないんですよ〜^^;
私はスカパーのよくばりパックとBSで見てますが、ミステリチャンネルとFOX CRIMEのドラマがとくに好きです♪
あとは自分でDVDを買ったりしてますが、買うばかりで視聴が追いついてない有様です^^;

 Ayanoさん、こんにちは。今回のエピは、馬大好き=ナサニエルへのプレゼントだと思っていまーす。←祝高視聴率!@BBC。彼は競走馬の馬主だし(アスコットへ行くそうだ)、乗馬もお手のものだし、馬に関する知識もばっちり、なんですー。(^^)v

 ところで、ヘバちゃん(=ヘイバース)が利用していた保養所の経費はあのお見舞金かな。やっぱりお貴族様は資本家だね。ちゃーんと、自分の地元にお金が落ちるようにしちゃう。お見事!←やや深読み?

 今回は二人の会話が楽しい。『ストーリーが超得意分野の「地元&お貴族様&馬」絡みのせいか、妙に強気&強引なリンリー』VS『基本的にはそれを受け入れつつ、ポイントを押えるヘバちゃん』。特に「バイバイ・バーバラ、ハロー・ヘイバース」は笑った。・・・誰か座布団10枚あげてー!

>レディ・キーチのお屋敷の庭で朽ちかけの木製の馬の像を見て
 これは二人の階級&価値観&哲学が色濃く現れた象徴的な会話で、最後のシーンで、リンリーがサラに言った「肉体は滅び才能や徳は残る」に集約されている。「色即是空、空即是色」・・・Well well well。(^^?)

>トレメイン巡査部長はコーンウォールの警官なのになんで北部訛りなんだろ?
 北部訛りって、日本の東北弁のようなもの? そういえば、シャロン・スモールはスコットランド出身。訛ってない?

 あと、かなり気になるのが、微妙な言い回し、冗談、皮肉、比喩、洒落、風刺などの表現。字数制限ありの字幕でそこまで求めるのは酷、なのは解っているけど、何だか浅ーく見ているような気が・・・とほほ。

>お母様は・・・そのへん完全に息子に遺伝してますよね
 良くも悪くも「浮世離れ」している人達ってことかな。ただ、貴族階級が抱えてる問題(質&深度)は労働者階級とは違って、非常に形而上的で複雑なのも事実。お貴族様にはなりたくないね~。なれへん、なれへん。(^^;)

 サラ・キーチは色っぽい流し目でリンリー誘っていたし(正真正銘の伯爵夫人ゲットのチャンス!)、リンリーママが息子リンリーを見る目は何だか恋する乙女みたいだった。どういうこっちゃ!

おりんさん、こんにちは。

>「肉体は滅び才能や徳は残る」
けど実際は死んじゃったら何の意味もないのが現実なわけで、それをトレメインの奥さんにつきつけられて世の中きれいごとだけじゃ人の心は癒せないことに気付かされたんだと思います。
どうもリンリーは自分の中にある貴族育ち特有の価値観や哲学と「現実」の間に発生する矛盾に翻弄されてるところがあるというか。たぶん今まで彼にそれを教えてくれる人がいなかったんでしょうね。それがヘイバースと出会って自分の価値観がすべての人に通ずるものではないっていうことを少しずつ学んでいると思います。
で、たまにそれがわけわかんなくなっちゃうと泣き出しちゃうわけですが(爆)そんなところがまた好きです^^

北部訛りといっても地方によって全然違って、今回はマンチェスター出身という設定だったので、俳優さんもそれっぽいアクセントで演じてました。
個人的にはリンリーみたいなきれいなRPよりも、ショーン・ビーンのようなヨークシャー訛りやLife on Marsでお馴染みの荒っぽいマンチェスター訛りの方が好きです♪
シャロン・スモールはスコットランド出身だけどヘイバースは違うので、喋り方は変えてますね〜。

こんにちは〜。
リンリー警部も毎週楽しみに見てますが、いかんせんおぼっちゃまの甘えに苦笑の連続。
ヘイバースがやけに男前に見えてしまいます。が、二人の掛け合いは本当に楽しいです。
彼女がぼそっとつぶやくのが好き。

ところで。ayanoさんが超お薦めのSpooksについにはまってしまいました。
ええ、シリーズ1〜3のDVDを一気にレンタルして、すごい勢いで見てしまいましたよ。
ついでに周囲の人間にプッシュしまくりです。
こんな面白いのだったらもっと前に知りたかった。でも、出会えたことに感謝しないと。
ありがとうございました〜!

maxiさん、こんにちは。
本当にヘイバースあってのリンリーだと思います^^;
でもきれいごとだけではすまされない現実の厳しさを叩き込んでくれる相手(=ヘイバース)に出会えたのは彼にとって幸運でしたね。
このさいビシビシ鍛えてやってください(笑)

Spooksをご覧になったのですね!
私はこのままレンタルせずCRIMEでの放送を見るか、それともUK版DVDを買うか迷ってます。
(日本版DVDは意地でも買わないつもり←高いから^^;)
布教もありがとうございます。
イギリスドラマってどうしても地味に思われがちですが、これを機に多くの方にSpooksの面白さを知ってもらえたらいいですね!^^

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