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September 14, 2007

ゾディアック2 #10(最終回)

最高の結末でした!!

*以下ネタばれ*

 セシールだとして取調べを受けていたベティ・フェルセンからは結局何も聞き出せず、エヴァは彼女を釈放する。ベティの整形手術を担当した外科医のもとを訪れたエステルは、ベティがセシールの顔に似せるために手術したことを知る。
 釈放されたベティは、ある男に大金で雇われ手術をし、メミーズ山麓にある元ホテルの建物で彼と合っていたことをマティアスに打ち明ける。そこへ向かったエステルは建物内でミイラ化したセシールの遺体を発見。さらにアレクシに襲われてしまう。
 かつてセシールと心中を図ったアレクシだったが自分だけが怖じ気づいて生き残ってしまい、その後セシールと眼差しの似たベティと出会って、彼女に整形手術をしてセシールのかわりをさせていたのだった。エステルは自分の催眠を解いてくれとアレクシに言うけど、セシールとの間に子供がいることを知らされ、それを楯にマティアスに脅されたアレクシは飛び下りて死んでしまった。
 あのトレモワ刑事が最後は完全にただの変態オヤジと化してしまったのが哀しかったです(合掌)

 エヴァは護送中のマティアスを逃がしたのは自分だと言って辞職することにする。彼女のオフィスにあったエヴァの失踪記事の写真が気になったケレールは、資料室に頼んでその写真の原版を探してもらう。すると当時のエヴァとともに映っていたのはエステルの母グラースだった。
 自分を逃がしたことでエヴァを疑っていたマティアスは彼女の船を訪れる。エヴァはダゲール学院が生徒による誘拐事件をもみ消すために彼女をスイスの寄宿学校へ入れたことを打ち明ける。その後コワルスキを見つけだしたエヴァはダゲール家を崩壊させるために実験を再開させたのだった。ゾディアックの支配者はエヴァだった!
 自分達こそ本当の双子だと知ったエヴァとマティアスは手を組み、エステルを呼び出す。マティアスはエステルを山へ連れていくが、ケレールもエヴァを脅して二人を追いかける。

 仕事でグラースと知り合い徐々に彼女の信頼を得たエヴァは、グラースから娘が誘拐された話を聞く。しかしグラースから娘の写真を見せられたエヴァはそれが自分のことだと知って愕然とする。エヴァはエステル・ドレートルだったのだ。
 彼女が誘拐された時、父親であるガブリエルは隠し子の発覚を怖れて何もしなかった。その後セシールが死に、残されたセシールの娘をガブリエルはグラースのもとへ連れていった。グラースはその子をエステルとして育てたのだった。エヴァが自分の人生をエステルに奪われたと思うのも無理ないよね。
 それにしてもグラースって本当にどーしょもない母親です。エヴァのことを「死んだと思った」って、あんたマティアスの時も同じこと言ってなかったか? こうなると完全に見てるこっちはエヴァ&マティアスの応援団状態(笑) 逃げるエステルをぶっとばせ!とエールを送るも、追いかけてきたケレールに足を撃たれたマティアスを乗せて逃げたエヴァの車は崖下に転落して爆発。
 えーーーーっ(←抗議の声)
 どう考えたって犠牲者はろくでなしの両親に適当に人生をあしらわれたエヴァとマティアスじゃないですか。こんな結末が許されていいのか?!
 最後はエステルもケレールと結婚してカンタンとともに新たな旅立ち。マティアスに夢中だったレアもまたジェロームとよりを戻そうとする素振りだなんて虫がよすぎませんか。人生を台無しにされた双子と違ってのんきに生きてきた彼らがこの先ものうのうと幸せになるだなんて納得がいかず、せいぜい一族で呪われるがいい………と思ったところに、なんとまあ胸のすくようなラスト! あ〜〜やっぱりこうでなくちゃ!と最後は実に気分スッキリしてしまいました(爆!)

 しかし前シリーズを思い返してみれば、エステルをサンタンドレ家の養子にするとかいうのもみんなセシールとアレクシの娘だと知っているうえでやってたことだったの?? それにエステルとエヴァが年齢が違うってことは、エステルとマティアスも当然違うわけだし生年月日とかどう調整してたんだ??など、エヴァが本当のエステルでエステルはセシールとアレクシの娘だったという展開はかなり無理なこじつけって気が……。まあ、面白かったからいいか。
 でもケレールは最後までたいした活躍もなく、最後はエヴァに「案外鈍いのね」とまで言われてしまう始末。しかも爆発した車の中の死体の確認もしなかったのかと思うとマジで呆れてしまいました。続編での彼の存在意義って一体何だったんでしょう(苦笑)

 最後は「NIP/TUCK」のカーヴァー兄妹と同じ結末となったわけですが、クエンティンとキット同様、エヴァとマティアスが歩んできたのもやっぱり ろくでなし両親の犠牲となった人生だったわけで、本来であればこの二人こそ幸せになる権利があるんだよね。でも幸せになるには傷があまりに深すぎたた めその心が復讐へと向かってしまったという、悲しいお話でした。
 余談ですが、カンタンは英語だと「クエンティン」。いつか一族の恥(どう考えてもガブリエルのやってきたことは恥だ!)を知った彼がマイアミでカーヴァーになってしまうのか、それともサイキック能力をいかしてジョニー・スミスのようになるのかは、ゾディアックの支配者のみぞ知るってとこでしょうか。

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Comments

ども、毎度です。
しかし・・・年齢的に無理がありますよね。エステルとエヴァが入れ替わっていたなんて・・・。
グラースさんはちょっといくらなんでも、おかしいでしょ。っていうか、とっくに勝手に死んでるあのじいさんのせいだったんだ・・。でも、エヴァが自分がエステルだって知ったのは、前回の作品の後?じゃ、なんでマティアスがサンタンドレ家を復讐するの??
そりゃ二人とも不幸で孤独だったろうけど、殺しすぎでしょう。
ま、二人はやっぱり生き延びたようなので、きっと3ができるのかな?エステルとケレールがわざわざフランスに帰国しなければこのままかも。
でも、ほんと、カンタンはジョニーみたいになるのかしら???

突っ張りポールさん、こんにちは。
最後の山でのシーンはなかなか見応えがありました。
あのままエヴァとマティアスが死んでおしまい…ではあまりに後味が悪かったので、二人が逃げおおせたことには喜んでいます(笑)
きっとエステルはこの先もずっと二人の存在に怯えながら生きていくんだろうなと思うと、これこそまさにエヴァの望んだ復讐(あっさり殺さず生かして苦しめる)かもしれませんね。
それにしても死んだガブリエルがくそじじいだったってことを今さらここまで強調して何になるんだって気もしましたが…(苦笑)
矛盾点はいっぱいありますが考えてるときりがないので、もう忘れることにします(笑)

カンタンはエステルとケレールに育てられると性格歪むような気がします……まあ本人がエステル依存症だから仕方ないですけど。
でもエステルってまだ脳に電極埋めたままなんでしょうか??
カンタンのサイキック能力ももしかしたら脳に電極が入ってるのかもしれないですよね。
無理に話をこじつければいくらでも展開させられるドラマだとわかったので「3」もありなのかも……?
個人的にはあれで終わりで納得してるので、もう続きは結構です(笑)

ベビーレックスのお話でお邪魔した時に、こっそりゾディアックのところも読んで自分の楽しみ方に間違いはなかったのだと安心しておりました(笑)。
見終えて続きを読ませていただき、さらに正しさを確信しました。
すごかったですね。初めてフランスドラマを見たので、フランスってこういう国なのかと錯覚しそうです。
ガブリエルはかなりひどいオヤジですね。グラースのことを「私の罪をわかってくれてる」とかS1で言ってましたが共犯だからじゃないですか!
確かにマティアスとエヴァはこの二人に人生を台無しにされたようなもので、マティアスがかわいそうになりました。
↑の方のおっしゃるように、エヴァがグラースのことを知ったタイミングとS1のゾディアック事件の時系列が微妙ですが、つっこませてくれるためだったとその他諸々と合わせて受け入れることにします。
最後の最後まで、フランスの富豪家族は体裁だけなんとかなればそれでいい、との精神が貫かれていたのでラストの都合よさも納得してしまいます(笑)。
興奮冷めやらぬ状態で長々と失礼しました。

カクテキさん、こんにちは。
S1のラストであれだけ撃たれたマティアスが生きていたというだけでツッコミモード全開になりました(笑)
ガブリエルとグラースは揃ってとんでもない親だったんですね。ある意味お似合いです^^;
フランスのドラマというか、ゾディアックをはじめとしたサーガ・シリーズ(名家の一族が登場するシリーズ)はみんな荒唐無稽な話が多いですね。「ディープ・シークレット」なんか本当にすごいですし(笑)
そのてん「スパイラル」は全然違ってイギリスのサイコサスペンスに近い本格的なミステリですよ。ぜひお楽しみくださいませ♪

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