オオカミ犬はペットにできるか?
5月に入ってからオオカミに関する番組を4本観ました。まとめてアップしようと思ったんだけど、すごく長くなってしまいそうなので番組ごとに感想を書こうと思います。
まずはアニマルプラネットでやっている「ペットなんでも相談室」というアメリカの番組で、「ウルフドッグ(オオカミ犬)はペットに向いているか?」というテーマの回を視聴。
結論からいうと、実際にオオカミ犬を飼っている人も専門家も口を揃えて“NO”と言っておりました(苦笑)
その理由として、個体による性格は様々だけど大抵は独立心が強く飼い主に服従しないからだと話していました。群れで生活しているオオカミだから人間社会でも一見うまくやっていけそうだけど、それはあくまで自分の(オオカミの)群れの中での話。基本的にオオカミは人間が嫌いで、そこが人間と生きていく道を選んだ犬との決定的な違いなのだそうです。
そんなオオカミの血を濃く引いているわけだから、オオカミ犬もやはり犬に比べると他の生き物に対して攻撃的で、縄張り意識も強いとか。
ところで日本ではオオカミの飼育には自治体の許可が必要ですが、オオカミ犬となるとどうも曖昧というか、交配率にかかわらず「犬」として扱われるようなんですね。でもアメリカでは州によっていろいろと決まりが定められています。交配率が75%以上の場合は特別な檻で囲って飼わなければいけないとか、またオオカミ犬を飼うこと自体を禁じている州もあります。
てことは「騎馬警官」ではディーフを飼うのにシカゴ市の許可が必要だったわけだけど(ディーフはオオカミ犬じゃなくてオオカミだが)実はシカゴ市長よりも先にイリノイ州知事にお伺いをたてなきゃならなかったってことなのね。
しかしこうやってオオカミ犬の性格などを知っていくと、ディーフがみんなから「犬」と呼ばれてしまうのも無理ないなと思うのでした(笑)
飼い主さんとスタジオに遊びに来ていたオオカミ犬のラコタがとっても可愛かったです♪
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Comments
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Ayanoさん、こんにちは♪
私も以前放送されたとき見ました~。
皆さん、飼い辛いと言っていましたよね。
>ディーフがみんなから「犬」と呼ばれてしまうのも無理ない
笑!
私もそう思いました。ディーフは顔つきも穏やかですものね。スタジオに来たオオカミ犬はシェパードのようで大人しく座っていましたね。
Posted by: さとうさんた | May 12, 2007 12:02 pm
さんたさん、こんにちは。
飼いづらい、「でも可愛いい」が飼い主さんたちのお約束の言葉なんですよね♪
ディーフは美味しいものをくれれば知らない人間でも大好きって性格ですよね〜。
コスプレにもじっと我慢してましたし(笑)
でも独立心が強いところはやっぱりオオカミかな?
Posted by: Ayano | May 12, 2007 01:51 pm