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October 25, 2006

フランスドラマの中の日本

「ディープ・シークレット LE BLEU DE L'OCEANまとめて見るつもりがどうやら5話を見損なってしまったようで残念。それでもなんだかすごいことになってきましたよ。もう笑えますホント(笑)

 自分の命を狙っているのがデルクール家の手先だと知ったタリアは莫大な額の示談金と引き換えに告訴を取り下げる。そのお金で倒産寸前のボナの会社に投資し、マグロの養殖で経営を建て直す計画を立てる。
 会社経営でおとなしくなるかと思いきやタリアは自分がデルクール家の人間だと証明する執念を捨ててはいませんでした。それが海の神様に通じたのか、イルカに導かれてついに母親の遺体を発見。ありえないでしょ!(笑)
 DNA鑑定で娘であることが証明されると、デルクール家の人は今度は車のブレーキオイルを抜くという古典的な手法でタリアの命を狙います。そして狙いどおりタリアは崖から海に落ちてしまったけれど、なぜか無傷で生還! この図々しいまでの生命力こそ彼女がバスクのチャングムと呼ばれる所以です(笑)

 日本の業者との取り引きはなかなかうまく進まず、ボナは発作を起こして倒れてしまいます。そこにたまたま居合わせたシャルルが人工呼吸で彼を蘇生 させますが、これがまた間違いだらけの蘇生術! 首の下に手を入れて頭を後ろにそらせ、鼻をつまんで息を吹き込むのが正しい人工呼吸法ですが、シャルルは ボナの頭を持ち上げたうえ鼻を塞ぎませんでした。これで正しく蘇生させられるはずがないのに息を吹き返したボナはありえないよね!(爆)
 そしてタリアはパリの日本食レストランでの取り引きに参加します。ここで養殖マグロがめでたく認められると、デルクール家の人々はまたもや慌てふためいて今度は書類を偽造してボナ社の倒産をもくろみます。なんて低レベルな争いだ(笑)
 マルクが書類の偽造をしているところへ現れてしまったボナは彼に殺されてしまいました。文字どおりの「口封じ」で窒息させたわけですが、ここでも鼻を塞ぐのを忘れてるんだってば! あれで窒息するはずないでしょ!(爆笑) こんなマヌケな蘇生&死に方したボナはほんとにお気の毒でした。
 マチルドの告白で、まだ子供だった彼女が母親を引き止めるために船に穴を開けたのが事故の元だったらしいことがわかります。そしてそれを知ったタリアはマチルドに銃を向けられて今回はおしまい。でも死ぬわけないよね。だってタリアだもん!(笑)

 いとこ同士で妊娠しちゃったおバカップルは実はいとこではなかったことが判明。こういう展開は韓流の王道かと思いきやフランスでも健在だったんですね。あまりにベタな展開にコメントのしようもありません(苦笑)
 タリアはタリアで、浜辺で自分を襲ったのがクレマンじゃないかと勝手に疑ってマルクの元へはしったのに、疑いが晴れたとたんさっさとクレマンのところへ戻ってしまいます。そりゃあんまりでしょう。でもそのマルクもクレマンの妻マチルドとよろしくやってるわけで、この見事なまでのドロドロ四角関係といい、無意味に多いベッドシーンを除けばフランスのドラマと韓ドラはかなり似た存在だと気付いてしまいました。


 ところでタリアが養殖マグロの取り引き相手として考えてるのが日本の企業「ツブラヤ」と聞いてかなり嫌な予感がしたけれど、これが意外や意外! 障子もケバケバしい屏風も鎧兜もヤクザもブシドーもメイク濃すぎのゲイシャガールも一切無し。ここに出てきたのはまさに私たちが普段見ているのとほとんど変わらない普通の日本でした! ボナが「日本人は商談に女性が同席するのを嫌がる」と言った時はいったいいつの時代の話をしてるんだと突っ込みたくなりましたが、実際の商談の席では全然そんなことなくて、むしろ養殖マグロの品質の良さがわかると誠実に対応してくれるツブラヤさん。登場した他の日本人たちも怪しい日本語ではなく正しくてまともな言葉を使っていました。一流の寿司職人とやらが着物姿で登場したのはどうかと思いつつ、でも料理をする時はきちんとたすきがけをして、お寿司も女体ではなくお皿にきれいに盛られていました(笑) 出てくる人たちのお辞儀もよくある仰々しいものじゃなくて本当に自然で、タリアのお辞儀もわざとらしさがなく好感まで持ててしまった♪ それにタリアは日本人のことをちゃんと「○○さん」って呼んでましたよ。
 海外ドラマの中で登場する日本文化&日本人をこれほど違和感なく見れたのは正直いって今回が初めてでした。正しい日本を見せてくれたことに感謝! アメリカのドラマももっと見習ってくれるといいんですけど。

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Comments

こんにちは。
フランスドラマは当分リタイヤ中のわたしですが、私なりのフランスもの見方を決めました~。
まず最初のうちに登場人物の関係をよく見ておくこと。
次にストーリーはあまり深く考えないこと、むしろ忘れること。
そして、その時画面で起こるラブシーンやらサスペンスやらを、美男美女と美しいお衣裳と家具調度品とともに、そのシーンごとに楽しむこと。
どうでしょう? これが出来るようになったらきっと楽しいに違いないフランスドラマ…。

日本も不思議の国という認識じゃなくて、知られてきたってことでしょうね。嬉しいことです。でもドラマに関しては、私には不思議の国フランスです。

Posted by: いばら | October 27, 2006 at 11:51 AM

いばらさん、こんにちは♪

フランスのドラマ、本当にストーリーは忘れた方がいいですね〜。
だってめちゃくちゃなんですもん(笑)
私もほとんど突っ込みいれるのが目的で見てしまっています。
11月からの「エッジ・オブ・トゥルース」もどうやら遺産相続をめぐる相変わらずの展開のようで不安。
普通に楽しめる「ジュリー・レスコー」の方がフランスドラマとしては珍しい作品なのでしょうか?
だとしたらやっぱり不思議の国です(笑)

自分の国の文化をとても大切にしているからこそ、他国の文化も尊重してきちんと描くことができるのかもしれませんね〜。

Posted by: Ayano | October 28, 2006 at 01:46 PM

このドラマは全然観てませんが、エッジ・オブ・トゥルースは観てみようかなと思っていました。主人公のオヤジにハマれればですけど。
ドラマの中の日本が正しく描かれてるのはありがたいことです。
LOSTの中に日本人が含まれていて、FBで日本が出てきたらどんなことになってたのかな?なんて想像すると恐ろしくなりますが、まだまだアメリカドラマでは勘違いな日本、正しく伝えていただきたいものです。

Posted by: Garoto | October 31, 2006 at 08:21 PM

Garotoさん、こんにちは♪

エッジ・オブ・トゥルースは苦手な雪山ものですが私も観てみようと思ってます。
フランスドラマの不思議世界をぜひお楽しみ下さい♪(笑)

LOST、そう考えると日本人が出てこなくてよかったですね〜。
ジンとサンのFBも韓国の人から見たら変なところがいっぱいあるのかもしれませんね。
ぜひご意見をお聞きしてみたいものです(笑)

Posted by: Ayano | November 01, 2006 at 01:50 PM

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