Jack Vance
昨日NHK教育で「チップス先生さようなら」やってることに気付いて、とりあえず後半30分ほど観ることができたけれど時すでに遅し。クリストファー・フルフォードの姿を見はぐったよー。ぐすん。
しかし夜の「Wire in the Blood」はしっかり観ましたよん♪ ストーリー的に好きなのは3話や6話(S2-EP3)だけど、再放送&DVDで何度観ても飽きないのはやっぱり美麗オヤジの共演が拝めるこの2話ですねー。
というわけで今回は予告通りジャック・ヴァンスなミッチーに注目! なんだか一人で勝手に盛り上がってます(笑)
ミスチャン古株の視聴者はミッチーといえば「タガート」のロビー・ロス刑事のイメージが強いと思うんですが、WITB初放映当時タガート未見だった私にとってはジャック・ヴァンスが彼との初対面でした。しかしこのエピを観る直前に読んだ原作のヴァンスがあまりに残忍だったので、ドラマ版を観ても素敵なミッチーに心引かれることはなかったのでした。もちろんその後タガートで完全にやられたわけですが(笑)
←こちらは朝食中のヴァンス氏(変貌後のため目がちょっと恐いのだ)
ちなみに原作とドラマ版はちょっと違うんですよね。ここからは一応反転して→原作ではヒル先生とその教え子達(学生ではなく選りすぐりの警官です)が事件の解決に奮闘します。なかでも特に優秀な女性の警官がヴァンスによって殺されてしまうんだけど、このシーンがあまりにショッキング!! さすがにドラマでは使われませんでしたね。またドラマでは彼は逮捕されることより死を選んで水の中に入っていっちゃいますが、原作の彼は逮捕されたあと優秀な弁護士やファンのバックアップを利用していかに裁判でヒル先生をギャフンと言わせるか、留置場で楽しい計画を練るのです。あのドナも発見される直前に死んでしまいます。これがまた残酷なんだ。とにかく原作のヴァンスはドラマ版以上に残忍かつ狡猾なキャラクターなのです! 恐い! というわけなのですが、今となってはミッチーの魅力の前にそのイメージも薄れ、素直に美麗男の共演を楽しめるようになりました(笑)
←これは終盤、ロブソンとミッチーのアップが交互に繰り返し映されるこのシーンはとくにお気に入り!
ところでドラマをご覧になった皆様、お気付きになりましたか? ジャック・ヴァンスはサッカーの試合中に頬骨を骨折したわけですが、彼の顔をよく見ると頬骨のところにちゃ〜んと小さな傷があるんですよ。ホームズ先生ならこの時点で彼が犯人だとわかってしまうのでしょうが、そんなことはおいといて(笑) 微妙に見えるんだか見えないんだかわからない程度にうまく作ってるなぁ〜、と思いきやこの傷はクリーガン警部のおでこと違って、実はミッチーの自前なのです!(まさかこれが理由で選ばれたんじゃ…)
なのでもちろんロビーのほっぺにも小さな傷があります。今度見てみるよろし。
番組が始まる前、ミッチーミッチーと呟いていた私に母がこんなことを
「ミッチーってだあれ? 三橋美智也?」
お母様…………………( ̄∀ ̄;)
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ayanoさん こんばんは
見ましたよ~Wire in the Blood。
ジャック残忍でした。原作はもっと残忍だったとは!でもヒル先生をギャフンと言わせる裁判のシーンは見たかったりもします。
今回はワンコが死んでしまって見るのが辛かったです。(-_-)
Posted by: さとうさんた | January 14, 2006 09:40 pm
さんたさん、こんにちは!
WITB観ていただけましたか〜。
ワンコのシーンは毎回「これは作り物なんだ!」と必死で自分に言いきかせてますが、やっぱ辛いですね。涙
原作のジャック・ヴァンスは本当にすごいです。女性の警官が殺されるシーンは本当にショッキングで、ドラマで使われなかったことにホッとしています。
月末にはジョン・ミッチーの魅力全開の「タガート」の放映もありますので、こちらもぜひご覧下さいませね♪
Posted by: Ayano | January 15, 2006 09:36 pm