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November 04, 2005

Hidden Truth

 部長刑事リード再登場!
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“D.S. Reid”
といえば「タガート」のジャッキーを真っ先に思い浮かべますが、この人も同じくDSリードです。ジャッキーの場合はリードというよりスコットランド訛りで“rrrるぃーど”って感じだけどね(笑) 彼は26話「交錯する疑念“Benefit of the Doubt”」に一度出てきた刑事だけど(これもかなりきついエピだった。とくに電車の事故の件…)問題児扱いされながらも実はとても優秀な警官で、フロスト警部も気に入っていたし私も好きだったので再登場してくれたのがとっても嬉しい「フロスト警部 #28 封印されていた真実」です。

 ロンドンからやってきたジャック・フリンが麻薬の売人を殺し、それを自宅の仕事部屋から目撃していたキャシーは、証言のための裁判の出廷を目前に控え警察の保護を受けていた。しかし彼女の証言を阻もうとするフリンに雇われた暗殺者が自宅へやってきて護衛の婦警が撃たれてしまう。キャシーとその息子は無事だったが、警察は二人を別の安全な場所に移すことにする。フロストはかつて警視庁にいたことがありこういった証人保護がらみの事件に精通しているリード刑事を助っ人として呼び寄せる。
 リードはティンリーというという若い男が最近フリンから何かを頼まれて動いているという情報を入手。彼を発見し古い倉庫に追い詰めるものの取逃がしてしまうが、その後武装部隊のアランとケニーの二人が水路でティンリーを目撃。二度の銃声の後ケニーは死亡、彼のマシンガンが持ち去られる。ケニーを撃った銃はキャシーの警護の婦警を撃ったものと一致、しかしフロスト警部はケニー殺害の射撃の腕に疑問を抱く。またその後街で目撃され逮捕されたティンリーも、銃は倉庫で追い詰められた時に落とし、マシンガンのことも何も知らないと言う。ケニーの殺害は彼と自分の妻シーラの浮気を知ったアランがこの状況を利用してとっさに及んだ犯行だった。アラン夫婦と長年の知り合いだったリードはシーラを責めるが、この不倫は悲劇的な結末に……。

 キャシー母子の新たな居場所は警察内部の人間しか知らないはずだったが、またしても暗殺者がやって来る。ティンリーはおとりとして利用されただけで、真犯人は他にいたのだ。護衛の警官が気付き犯人は家に押し入ることなく逃走するが、その際キャシー母子もその家を抜け出した。証言を翌日に控え、護衛の警官と警報機を備えた安全な家にいるにもかかわらず、なぜ母子は逃げたのか。そして警察内部の人間しか知らないはずの二人の居場所を暗殺者が知っているということは、警察内部に内通者がいるに違いない。それは誰か?

 ああ今回も本当に重かった。たんなる証人保護エピと思ったら大間違い! 担当検事のアイリーンとリード刑事の過去とか、アラン夫婦とケニーもただのドロドロ不倫劇ではないし。キャシーとアイリーンの“子供を守る”意味の違いも重い。そんなことがあっていいのか??って。

fr28_fr_loto_2  しかしそんな重い内容にも関わらず楽しめるのはレギュラー陣による脇エピソードのおかげ。今回はフロスト警部が530万ポンドのロトくじに当選! でも肝心のくじをなくしてしまい、もしかしたら資料に挟んだかもしれないからと資料室のアーニーに手伝いを頼む。この時の謝礼をめぐる二人の駆け引きが面白い! もちろんくじの件は二人だけの秘密のはずだったが、一人で探すのは到底無理だということで少しの分け前を条件にアーニーは何人かに手伝ってもらうんだけど、噂はどんどん広まりついにマレット署長の耳にも…。この時のマレット署長が実に嬉しそうなニコニコ顔。彼も以前に比べるとだいぶ人柄が丸くなってきたような気がしますね(笑)
 結局見つかったくじは9週前のもので、今週分は買い忘れていたため530万ポンドの賞金は夢と消えるお約束の結末。がっくりする署員たちの視線から助けを求めるようなフロスト警部に「もういいですよ」と言い捨てるジョージが可笑しい(笑)

 さて今までとくらべるとここ数話、とくに今回はストーリーも演出もかなり映画的な作りだったように思います。劇中のセリフにもあったけど、これも時代の流れでしょうか。ラストの航空博物館のシーンはなかなかドキドキさせてくれました。でもアメリカのドラマと違って銃撃戦にはならないのね(笑) 派手な撃ち合いがなくても面白い刑事ドラマは作れるってことなのだ。
 キャシー役の女優さんは「第一容疑者4」の“死のゲーム”のエピでクロムウェル刑事を演じてた人だよね。この人は「バーナビー警部」の4話にも出てるそうだけど全然記憶になくて、そしたら森の中で車ごとトラックに突っ込んだ彼女だったのね〜! 髪の色も違うし5話のエンライト本部長同様実にうまく化けてました(ちょっとベティっぽいんだよね。笑)
 それとすっかり気に入ってしまったリード刑事も「第一容疑者4」の“消えた幼児”の方に出てたのねぇ。このエピはちゃんと見てないので全然覚えてません(泣)それに「バーナビー」の18話にも出ていた。あのWITBのトム・クロス警視も出ていたダンスホールのエピですよ。あっ、しかも! 今これ書きながら観ている「ダルグリッシュ警視」にも出てきたー! なんつー偶然、すごいっ! しかも若っ!(爆) 彼はフロストの30話にもまた顔を出すようなので楽しみです。

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 宝くじ捜索中!(笑)

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