A Talent for Life
お帰りなさい! カリー!
「バーナビー警部 #24 黄昏の終末“A Talent for Life”」
ミッドサマーのフライフィッシングクラブ。釣り場になっている川の持ち主との使用契約更新を前に指定区域内で禁止されているルアーが見つかり、会合で問題になる。メンバーの一人マーガレットは、元レーサーで自由奔放な老女イザベルがまた規則違反をしたのだと訴え、パブの前で揉め事を起こす。
その後、イザベルと村の医師ゴッフが川辺で殴られて死んでいるのを釣りに来た男が発見する。死体の横にイザベルが釣り上げたとみられる魚が網に入ったまま死んでいるのを見て「死因は同じかな」とつまらないジョークをぬかすトロイ、相変わらずです(笑)
ジャガーを乗り回し贅沢な生活をしているイザベルだが、実際は夫が生前に株で失敗した借金のためほとんど文無し。住んでいる家や家財道具も相続人である甥にすでに譲渡しており、生活費も甥夫婦から援助を受けていた。経済観念がないうえ何かとルールを守らないイザベルは村人たちからも疎まれ、唯一の理解者は骨董屋のクエンティンだけだった。
一方もうひとりの被害者ゴッフは浮気癖があり、村でレストランを経営するスコーリーの妻ルースとも3年前まで愛人関係だった。ルースは2人が殺された時の夫のアリバイがあいまいだったことから彼に疑いを持つ。
ところがそのスコーリーがレストランの冷蔵室に閉じ込められ死んでいるのが発見される。冷蔵室内部の安全装置は動かないように釘で仕掛けがされていた。そしていつもはレジの横にある電話が冷蔵室の中にあった。
このドラマにしては珍しい密室の謎解き。以前にも他の街で老女から遺産を受け取っていたことのあるクエンティンが怪しいと感じていたトロイだが、ここにきて知恵を絞りかえってトンチンカンな推理をしてしまいます。そしてトロイの推理通りってことで一応はひと段落、と思われたが…?
“自分だけは特別”と思っていたのにそれを裏切られた時のショックって大きいんだろうなぁ。どこか壊れてるいつもの犯人とはちがい、今回はちょっと気の毒な感じがしました。トロイは頭を使うより直感で動いた方がいいようですね(笑)
さてさてロンドンで暮らしていると思いきや、いつの間にか戻ってきたカリー。現在は移動図書館で働いているらしく(このへん突っ込んで描かれてないのでよくわからないんだけど)ミッドサマーの郷土写真展の開催に向けて村の古い写真や新聞記事を募っています。久しぶりに顔を合わせたトロイともなんだかいい雰囲気ではありませぬか(笑)
トロイはジョイスやカリーの前でいいとこ見せたいのが見え見えなんだけど、それでもみんな彼をたててあげることを忘れません。いい家族だなぁ♪
すっかりお婿さん状態のトロイ(笑)
本当の家族になる日は来るのか?!
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Comments
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このエピソード覚えています!
NZでは去年の夏、第28話まで放送されました。おそらく続きが来月か再来月ごろ放送されるでしょう。楽しみ。この番組は、毎年、私の夏の楽しみなんです。
カリーって、女優やってたんですよね・・・。
このシーズンでは、ずっと移動図書館で働いていたような気がします。
いつ見てもJoyceって暇そうでいいな~。
Posted by: EmilyNZ | November 17, 2005 06:51 am
バーナビーは数年前にNHKで放映されましたが、今年に入ってCSで続きのエピソードが続々放映されてて人気ぶりがうかがえます。イギリス物にしてはめずらしく全エピソード日本版でDVD化されたドラマですが私はレンタルも面倒なんでテレビでの放映を待ってます(笑)
こちらでも今回28話まで放映されるんですけど、続きもわりと早く放映されそうなので楽しみ。
カリーは最初美術の勉強をしてて、その後女優として舞台公演であちこち回ってると思いきや移動図書館であちこち回ってるので不思議でした(笑) 以前よりだいぶふっくらしましたねぇ。
Posted by: Ayano | November 18, 2005 02:36 am